中央本線 新宿――小淵沢
     
        (1)  新宿ー荻窪 8.4K 1998年1月3日(土) 快晴
    

   新宿駅  2012年8月20日 クハ253-101  家族は自分を残して外出、急に思い立って、「歩き潰し」をせんものと、新宿駅に。

14:18 新宿駅南口を出発、京王デパートを右に見ながら大久保方向に進む、人出はいつもの7割くらいだろう。
 道なりに新宿保健所横を過ぎ、職安通りを渡って、勝手知ったる道を右斜めに入り、

 
14:35 大久保駅南口に到着、駅は高架島式ホーム1本、新宿寄りに11.5KPあり。
 駅近くに改装して見違えるように立派になった「ホテル海洋」が建つが、その脇を過ぎ新宿駅から来た道に戻り、すぐガードをくぐり、盛土線路右下すぐの道を行く、右手に広大な青果物市場が展開する。
 この辺り、新宿高層ビル群の眺めが良いが、盛土に遮られ何も見えない。
14:53 神田川の大東橋を渡る、12.4K辺り、袂の小公園では老人が2人、ちょっと離れて日向ぼっこ、何となく寂しい、、、
 この先、結婚式場:日本閣が線路端を占め、北側を巻いて  
   大久保駅 2016年6月23日
   東中野駅 2014年4月4日 14:58 東中野駅着、地平島式ホーム1本の木造橋上駅、ホーム中野方に13KPあり。
 この先次駅迄線路北側すぐに道が伸び、ホーム端で南北に跨ぐ山手通りを渡ると、線路は浅い掘割りを行き、ここの桜並木は有名、明大中野付属高は13.4K辺りとなる。
 道はやがて緩く下り、一番低い谷戸架道橋:13.76K、辺りではクルマがやっと通れる曲りくねった細道も歩いた。14KPを過ぎると中野電車区が線路左手を占め、駅迄続く。  
15:24 中野駅着、高架ホームが4本8線、ホーム出外れ10M新宿方に14.5KP立つ。
 この先も線路左手すぐに平行道が伸び、線路は一時地平部に下るも、15.6K辺りの環状7号線を跨ぐ為かまた上り、そのまま高架で次駅に至る。
  

   中野駅北口 2014年4月4日

  高円寺駅南口 2014年2月28日
15:44 高円寺駅着、帰路車内からホーム新宿方出外れすぐに15.9KPを確認したが、16KPを見そびれた。 
 この先は進行左手の結構大きな繁華街に入る、商店が尽きても高架下の側道は続くも、これだと何も見えず、ちょっと離れた住宅街の小道も歩き、最後は「一番街商店街」という、飲屋、食堂を主とした商店街を、高架線を右手近くに見ながら進むこと約250M、
16:04 阿佐ヶ谷駅着、この駅も高円寺駅と同じく高架島式ホームが2本、ホームの内側線が快速用だが、停車は平日の一部時間のみ。
 進行右手の駅前から始まる小道を行く、最初は小さな飲屋さんが軒を連ねるが、その数が半端でなく、一度来たこともあるのだが、改めてびっくり、その後は小さな一般住宅が並び、何回か道筋を替え、線路近くをキープ、やがて青梅街道にぶつかり、階段を上って街道に入り、駅の方向へ進むこと300M足らず、
16:28 荻窪駅に到着、線路とホームは地平レベルに、改札口は地下となる。 

  阿佐ヶ谷南口  2020年11月10日 

      

              (2)  荻窪ー三鷹 5.4K 1998年2月22日(日) 快晴               

 健保組合で貰ったプール券が年度末で期限切れになる、勿体ないので、今日は四ッ谷駅下りホームとほぼ地続きのJR系温水プールに行って泳ぎ、終了後急に思い付き、カメラも無いが標記区間を軽くこなすことにして、営団丸ノ内線で荻窪に出る、この線,記録が見付からないが、新高円寺以遠の乗車は多分初めてかもしれない、、、 
   荻窪駅南口   2011年8月12日 14:00 荻窪駅北口を出発、進行左手の商店街を行き、程なく環状8号線に出くわし、左手に近い中央線共々、これを跨ぎ越す、東京起点19.2K辺り。 
 大きなお寺の横道に入り、それを迂回するように高架右手50M程の住宅街の道に入る、東京を代表する戦後発展期の中堅サラリーマン住宅街と言ったらここでしょう、、、
 何回か道筋を変えたが、線路から100Mと離れず。
14:28 西荻窪駅北口着、関東バスが2~3台、窮屈そうに狭い乗降場に停車、南口にいたっては、商店街が駅前まで迫り、クルマは進入禁止。
14:34 進行左すぐの商店街通りを行くと、駅間の真ん中辺りで行き止り、その先、道は徐々に左に押出され五日市街道に入り、街道と共に斜め左に進む。
 高架線路を抜けるのは21.7K辺り、ここから高架左すぐ下に小道が伸び、次駅近くまで行けた。  
 
    西荻窪駅  2019年3月21日
  吉祥寺駅北口  2011年8月12日 15:00 吉祥寺駅着、島式ホームが緩行・快速用に各1本、ホーム立川方に 22.5KPあり。
 駅前は北口が商店街が広く賑やか。
15:10 南口を出発、200M程で行ける井の頭公園に行ってみる、小学校の遠足で来たことがあるが、記憶は殆ど無い。
 広い池の周囲でブラブラした後、公園をほぼ中央で仕切る113号線:吉祥寺通りを渡り、自然公園にも足を伸し、公園の西北端で住宅街に入る、線路端までJRの御殿山社宅を挟み100M足らず、東京起点23.3KP辺りとなる。
 後は線路沿いに道が伸び、三鷹駅に。
15:48 三鷹駅南口に到着、地平島式ホームが2本、緩行線下りホーム、新宿方脇に24KPが立つ。  

  三鷹駅南口   2011年8月12日

   


           (3) 三鷹ー高尾 13.4K 1998年3月25日(水) 薄晴れ

 年度末の年休消化チェックが厳しくなり、今日はどうしても休まねばならない、絶好の外出日なのに前夜飲過ぎ、グズグズして出発が遅れ、近間の標記区間でお茶を濁すことになった、 「歩き潰し」も25回目、営業キロで200キロは超えたと思うが、趣味に追いかけられるのが怖く、計算していない、今日もカメラを持たずに出掛ける。
11:46 三鷹駅南口を出発、進行右手すぐの道を行く、駅構内先は三鷹電車区だが、用地は小じんまりとしており、迂回する感じは無い。地下鉄東西線乗入れ専用車、103系1200番台、301系、その他169系急行車も休んでいた。 
 電車区を過ぎれば駅間の半分は来ており、後も線路近くの住宅街の道を進み次駅に。 

  三鷹駅北口 2019年2月10日

  武蔵境駅南口 2014年9月12日
12:08 武蔵境駅着、地平相対式ホームの橋上駅、25.8KP あり、西武是政線の4両ワンマン編成も発着。
 住宅街を挟み線路に平行する道を行くと、やがて1KP立つ西武の踏切を渡る、その先JR線からしばし遠ざかるも、次の西武踏切から自動車道に出て右折、道なりにJR線に近付き、左に日本歯科大のグランドを見て過ぎると、もう次駅はすぐだ。
 なお2006年の是政線高架化に始まり、09年12月のJR上り線高架化完了まで、足かけ4年を要し、同駅の高架化が完成した。
12:40 東小金井駅着、27.5KP立つ、ホームは相対式、以前は駅北側を貨物ターミナルが占めたが、貨物取り扱い廃止後、いつの間にか更地になっていた。
 更に進行左手を行く、広い駐車場を擁する郊外型店舗を過ぎ、程なく東京農工大にぶつかるが、線路との間に細道が伸びる。その先線路からちょっと離れるが、何度か道筋を変えながら線路に近付き、
 

   東小金井駅 2019年2月10日
  

  小金井駅 2014年4月10日 
13:09 武蔵小金井駅着、改札口直結下りホームに上り島式ホームで構成、29.1KPあり。  進行左手を行き、市民ホールを過ぎると道が行止り、地平踏切で右手に、まだ駅から250M位、渡ったら片側1車線、一部拡幅工事中の道を行く、小金井電車区は駅から5~600M行ってから現れ、電車区沿いに進み、過ぎたら左折、小刻みに何度か道を変え、右に小金井市保健センターを裏手から見て、今度は左手の新日鉄の広大な運動場を巻くように歩き、線路と交叉する広い通りを渡れば商店街に入って賑やかになり駅に。
13:50 国分寺駅着、掘割内に地平島式ホーム2本、特快停車の88年までは同1本だった、下河原支線ホーム(廃止)、西武鉄道との貨車授受もあり、留置線も数本、汽車旅の雰囲気が遅くまで残り、自分は好きです、、、
 89年、丸井の駅ビルが完成、西武鉄道も含め駅舎はその中に入り、全面的に様変わりしてしまった。 
 更に進行左の住宅街を400M程、小谷を急坂で上下、また台地上に出ると旧国鉄中央鉄道学園跡の広大な用地が住都公団、都営公園等に転用工事中、塀沿いに300M程北に迂回を強いられ、また戻る。

   国分寺駅南口 2010年8月15日

   西国分寺駅 2013年3月3日 左は武蔵野線高架
14:27 府中街道に出て右折、500M近くまた旧学園用地沿いに戻って、
14:32 西国分寺駅着、中央線相対式ホームは、狭い掘割りの中に嵌め込まれた感あり、立川方に32.8KP。 
 掘割り線路を左下に見下ろす小道を行く、この道、処々で道幅が異なり、一時は人一人がやっと通れる様な個所もあり、目白駅池袋寄りの小道を想い出した。 
 なお、途中から武蔵野線との連絡線が加わり、しばらく平行して中央本線に合流する。
 台地端:34.15K辺り、迄来て、崖を階段で下り、下の住宅街に入る。
 この先は線路から一寸離れて平行する、住宅街の道を進み、
15:05 国立駅に到着、線路は低い盛土の上を行く、なお駅舎は現存する都内(?)木造駅舎としては、原宿駅に次ぎ古いそうだ。 
 更に線路から少し離れた住宅街の道を行く、線路も真っ直ぐなら道路も真っ直ぐだ。
 2K程来て、右折すれば地平踏切となる広幅道を横断、その先、先月21日に南武線沿いに歩いた時見覚えのある、トヨタ自動車教習所が線路左手に見え出すと、やがて南武線の錦町踏切:川崎起点34.72K、前に至る。

  国立駅(改装中) 2011年10月25日
   さて、中央本線が左手から直角にカーブして合流する南武線と完全平行するのは、36.9K地点、この先600M程両線は平行して走り、立川駅に進入するが、前述通り、つい先日歩いたばかりなので、
15:48 南武線:西国立駅到着をもって、本日の「歩き潰し」は終了とする。
 なお、「国立」の謂れは、国分寺と立川の間に位置するからだそうだが、この種命名としては、なかなか気が利いていると思うが、、、 



          (4) 立川――高尾 15.6K 1998年5月16日(土) 薄晴れ


  立川駅北口  2011年10月25日
10:00 立川駅(37.5KP)南口を出発、駅周辺は多摩モノレール乗入工事に併せ、駅ビル工事、区画整理とザワザワ落着かない。 立川競輪場に向う中年男性群から抜け、線路沿いの商店街から立川南通りに出る。
 なお線路は多摩川を渡るべく掘割の中、左カーブで高度を下げ、中野方面から続いた有名な長大連続直線もこれでおしまい。
 右下に線路を見る住宅街の狭い小道を行き、南多摩通りを横切り、階段で台地直下の残堀川に出る、39KP見える、線路はそのまま440M長の多摩川鉄橋に続くが、立日橋は下流800Mと遠く、堤防道路に入りノロノロ進む。
11:06 鉄橋の日野方袂にやっとのことで戻る、39.9K辺り、
 あとは築堤左直下の住宅街の道を行き、
11:15 日野駅着、甲州街道が駅前ガードを抜ける角に位置、立川方に40.5KP、ホームの高尾方端は河岸段丘の中まで届く。
 一転左下に掘割線路を見ながら住宅街を行く、やがて右手に実践女子大のキャンパスが現れ、その先の大久保公園で小休止。 甲州街道のバイパス的な新道を横切ると黒川段丘崖の雑木林となり、案内に従い線路左手から下に達した辺りが41.75K。
 黒川踏切(42.6K)でまた進行右手に戻り、線路近くの住宅街を進み、 
 
 日野駅 2013年6月23日

 豊田駅(北口) 2011年9月9日
11:57 豊田駅着、地平島式ホーム2本の橋上駅、43.1KP、台地の端に位置、台地上の北口には階段を数段上り、南口には20段余下る、豊田電車区が隣接、乗務員の交代風景が見られる。 
 進行左手すぐの道を行き、電車区手前の歩行者専用跨線橋で右手に、出入庫線の0.85KPあり。
 その先も左手に広大な電車区を見ながら歩くので飽きない。
 道なりに少し小高くなり、八王子市街を見晴らす、左1.5K先の丘陵は丘上までマンションなど建つ、京王線城址公園駅辺りだ。
 鬱蒼とした樹林に囲まれた某プラントメーカー研究所を過ぎると小公園があり、そこが浅川鉄橋の袂だ、45.15~45.35K辺り、人橋は700M程上流、16号線新浅川橋迄無い。
 約30分要し、鉄橋の八王子方袂に、線路ならまだ200Mしか進んでいない。
 この先築堤の左下、流通倉庫などある地区を行くと道は行止り、貨物引込線が届いている16号線ガードで右手に、45.5KPあり。
 結局京王八王子駅に出てしまう、この辺り生コン工場や小石油タンクもあり、想うようには歩けない、なお京王線は46.6K地点でJR線をくぐる。  

 豊田電車区を見ながら浅川鉄橋方面に進む
13:38 八王子駅に到着、 下校の高校生を中心に大混雑、今日は一応タッチしただけだが、ハイキング仲間と駅ビル内の飲屋さんには何度か行ったことがある。
 短い商店街はすぐ尽き、地平を行く線路を左手に変哲の無い住宅街を進む、49.1K辺りから始まる長大カーブを曲りきると、400M先に次駅が見え出す、この辺り既に連続上り勾配の筈だ。

 西八王子駅 北口は直接道路に接する  2012.5.14
14:22 西八王子駅着、相対式ホーム、高尾方に50KPあり、南口に閑静な戸建て住宅街が展開する。
14:50 駅内のコーヒーチェイン店で昼食後出発、進行右手を行くが、マンション建設現場前の踏切で左手に、東浅川交通公園を過ぎる。
 左手の大工場は沖電気、52.2K辺りから600M程を占める、過ぎれば次駅は近い、なお52.3K辺りより25‰上り勾配が始まり、線路は盛土上を行く。
15:35 高尾駅着、社寺風の北口駅舎は旧大社線の大社駅を設計した人の手になるそうだが、詳細は省略。島式ホームが2本、内1番線は切欠きの折返し用、八王子方に53KPあり、有名な大天狗の石面は下りホーム八王子方に鎮座、標高170M。 
 当駅で普通列車の大部分が東西に折返すのに加え、特急列車、石油燃料専用貨物も頻繁に通過、構内配線は複雑でおもしろい、山側に通勤電車用電留線が5本ある。

 帰りは運賃の安い京王線に乗車、明大前経由、定期の利く下北沢まで340円だった。 

 高尾駅(北口)  2001年11月17日


          (5) 高尾――上野原 14.7K 1998年10月4日(日) 快晴

 今日の区間は小仏トンネル上で峠越えを楽しみ、併せて昨年4月開業の日帰り温泉に立寄るという、歩き潰しの醍醐味を味わえるコース、天候にも恵まれ、キャラバンシューズを履いて張切って出発した、もっと早く訪問する筈が、モタモタしている内に暑くなり、本日になったもの。

 大天狗の面は3番線八王子方に、クハ115-1512 
8:08 高尾駅北口を出発、線路右手すぐの細道を行き、53.8Kの甲州街道架道橋をくぐる。築堤左、細長の住宅街を挟み旧甲州街道が平行。
 15分も歩くと旧関所跡があり、その先左の山と小川がすぐ傍まで迫る。
8:57 煉瓦巻の年代物の小架道橋で道なりに右手に、56.9K地点、勾配は25‰。
9:06 小仏バス停、標高270M程、小仏トンネルはチョイ手前、57.5K辺りが坑口、相模湖側は60.1K辺り、2590M長、上下で違う。  
9:20 城山登山口着、ここからクルマは入れない純然たる山道となる。
9:37 小仏峠着、548M、茶屋が2軒。
10:00 城山に到着、標高670M、八王子市街の眺めが良い、地場電鉄系ホテルの緑屋根が目印になる。
10:25 小仏峠に戻り、相模湖側に急坂を下る、山肌をつづれ折れに下るのではなく、出っ張りは穿って切通しにした個所も多い。
10:54 道なりに舗装路となる、中央高速道も近く、トンネルを出たばかりの線路も垣間見える、谷川の流れが逆になった。
11:15 甲州街道:国道20号線と合流、すぐ底沢橋を渡る。 

 旧甲州街道(相模湖側) 

 
11:20 底沢バス停(神奈中)、途中小原宿の本陣だった保存住宅があり、折角なので見学した、造作はさほど大きくなく、殿様の泊られた座敷も質素なもの、しかし我々平民の暮しも昨今贅沢になったものだなー、、、
11:48 20号線を来て、相模湖駅着、下り改札口直結、島式ホームの内側は上下普通が特急退避のため頻繁に利用、62.7KP、ホームの先100Mに新与瀬隧道(2190M、上り線)が口を開ける。 
 線路はこの先藤野駅の手前1Kを除き、殆どトンネルの中を行き、道路は湖岸を忠実に辿る20号線しかない。 
 国道に専用歩道は殆ど無く、急カーブの山影から大型トラックが突然現れるとマジ怖い
 湖岸の見晴しの良い所に廃墟と化した観光ホテルが無残な姿をさらすかと思えば、一度など小谷を遡り線路を跨いでまた戻った。
12:42 沢井川を吉野橋で渡る、ここは湖の小入江で釣ボートが5~6艘、線路は500M
程上流を行く筈。
13:00 浅い掘割を行く線路端の道に出た、65.9KPあり, 駅跨線橋が300M先に見える。  

 相模湖駅 2011年5月4日

  藤野駅
13:04 藤野駅着、細い島式ホームが1本、66.3KPあり、駅舎は20号線、駅前小広場から一段高い所に位置、ホーム北側は中央高速が小高い所を行き、すぐ山、集落の主力は平地の広い湖の対岸にある。 
 更に20号線を行く、一時線路を跨ぎ中央高速下も行くが、線路がトンネルに入ってすぐ進行左手に戻る、歩道の整備状態は一段上。
13:27 小渕バス停、右上すぐがトンネル間の10M程の明り区間、67.9K辺りの筈だ。
13:35 境川を渡り山梨県上野原町に入る  この先前の山を避け、右カーブで線路を跨ぎ(68.7K)、中央高速をくぐり、台地上の街の中心地区から、遠回りして駅を目指した。 
 線路は国道が巻いた山を諏訪トンネル(300
M長)で抜け、むしろ標高を少し下げて駅に、
14:15 郵便局の角で国道と分れ、1本道を結構歩いて上野原駅着、広幅の島式ホームが1本、小駅はホーム上に、69.8KPあり。
 ホームは山崖の裾に位置、左手は一段低い平地が細長い相模湖に続き、対岸は山、右手崖上に結構広い市街が展開するが、車内の旅人の多くはそれを知らない、山登りで時々利用するが、バスの駅前方向転換の切り返しは見物です。

それにしても「上野原」とはよく言ったもので、まさに地名通りの地形だと思う。 

  上野原駅 ホーム上に駅舎があり、台地上まで20M余、



        藤野町営:藤野やまなみ温泉  15:15~16:08在 ¥600(3時間)

場所:藤野駅から相模湖を渡って1本道のバス道を約4K、温泉名のバス停から徒歩3分、歩くとなると往路は緩い片勾配を上りちょうど1時間要、道は分り易く役場:牧野支所が目印。 
施設:建物はやや小振りの平屋造り、休憩用の大広間も靴箱で上手に仕切られるが、要は玄関のすぐ先,食堂は無く、缶ビールを自販機で購入した。
浴室:浴槽は2つ、それに芝生の展望無し露天風呂があり、各10名位収容、他にサウナ、水風呂あり、ジャクジーは内風呂に併設、洗い場は19、今日は大混雑。
お湯:無色、無味、かすかに塩素の匂い、41.8℃、PH9.33、お湯は硬い感じ、湧出量は110L/分.
その他:入口に「本日は混雑のためお湯の温度が上りません、、」の貼紙、帰りの神奈中バス(220円)も混雑、15分だが立ちっぱなし、結構歩いたし湯上りには応えた、本来マーマーのお湯なのだろう。




       (6) 上野原――初狩 24.1K 1999年10月22日(金) 曇り終日

 ’97年10月に東京駅から始めて、鉄道沿線歩きも3年目に入ろうとしている、この間完全に歩き潰したのは、高崎、両毛、日光など14線、これまで歩いた距離も営業キロで1500Kに近付きつつあり、新聞、テレビなど見ても、首都圏の大抵の地名が身近に感じられるようになり、一つ形がはっきりしてきたことを実感する。
 今日は昨年10月以来ご無沙汰の中央本線を訪問、寒くならない前に笹子峠越えに挑戦したい、、
8:28 上野原駅南口を出発、落着いた小住宅街を行く。
8:38 鶴川を渡る、左手に近い相模湖に合流するこの川は、東京都との境界に聳える笹尾根南斜面の雨水を一手に引き受ける由緒のある川だ、鉄橋は右手すぐ、70.4KPあり。
8:47 さらに住宅街を進み、悉聖寺交差点で国道20号線に入る、このまま行けば四万津駅に出るが、ちょっと変化を付けて、200M先で右手に山中に入る坂道を上ってみる。
 急坂道が折返す角で林が切れ、距離200M、50~60M下に線路が見える、前方に斜面を下る発電所の導水管が見え、そこに坑口が見える、帰路71.2K~72.5(、正確には2つの隧道)と車内から確認。 この先まだちょっと上り、心配になった頃、静まり返った、しかし荒れた所のない小集落に入り、小道を道なりに下って、
9:07 20号線の松留バス停に出る、この辺り相模川は深い谷底を流れる。ここまで駅から2000歩。9:25 巌(いわお)支所前バス停、ここまで人家は殆ど絶えなかった、知らない内に線路が左15Mすぐ下に来ていたのを、電車の走行音を聞いて知った。雨ポツリポツリ、傘を差すほどではない。   

  四方津駅
 
9:40 四方津駅着、下り片面、上り島式ホーム、74KPあり、駅前の小山に屋根付き斜行エレベーターがある、山上に1千戸の大住宅団地があるそうだ。ホーム先に巌トンネルが口を開けるが、ここも上下線で若干位置がずれる。
9:55 20号線を行き呼戸沢を渡り大月市に入る、線路は200Mほど北を行き、74.8K辺り。
10:12 76.1KP、梁川第一トンネル(415M長)の50M手前、
10:20 下りトンネルが行く山の出っ張りを巻いて大月側の坑口に、76.6K辺り、途中国道左下の谷の急斜面で大規模補修工事中。 
10:33 ずっと20号線を来て、無人の梁川駅着、島式ホーム1本、77.8KPあり、ホーム左10M下を20号線が行き、右手の小高い所に小集落があってすぐ山、
10:47 誰もいない小駅舎で持参の魔法瓶のお茶で一息入れて出発、さらに20号線を進む、線路右、左下に桂川(=相模川)の構図は変らない。
11:10 巌山トンネル下り用、(374M長、)の出口が右手に、79.6K辺り、20号線はトンネルに入らず南に張出した山を巻いた、この先谷が幾分開け空が拡がる。
11:27 鳥沢小学が街道右手に、この辺りの民家は格子戸が残り、旧街道の面影を残す。 

 梁川駅 小駅舎が枕木方向に建つ

  鳥沢駅 右手の山は高畑山
11:30 鳥沢駅着、島式ホーム、81.2KPあり
 この先桂川が北に急転回、それに追随する国道に対し、線路は川を跨ぎそのまま対岸の段丘にトンネルで突っ込み、次駅に直進する。
 20号線の「大月総合体育館入口」で左折、桂川へと下り、
11:52 桂川橋を渡り終える、「昔、川の流れが二股に分岐、渡し船利用が不可能になり、橋が出来た」と案内ある、なお曙鉄橋は81.6K
~512M長、猿橋隧道は82.1K~1222M長。 
 台地上に出て集落内の小道を行く、時々小型車が通るくらいで周囲は静寂が支配する。 
12:20 小田バス停、感じの良い落着いた昔からの集落と、戸建て住宅と集合住宅よりなる「四季の丘」という団地が共存する、バスは猿橋駅行が6時30分頃、続けて2本、東京方面はこれくらいに乗らないと間に合わないかも、、
12:30 猿橋小学校前を過ぎる、この先すぐ台地を下り、道なりに猿橋トンネルの出口を見て(83.35K)、「猿橋小入口」三叉路で桂川と共に大回りしてきた20号線に戻る。
 富士急都留中央バスの車庫が線路を背にして建つ(84.4K)のを見て、 

  大月側から見た曙鉄橋、走行写真が時々趣味誌を飾る

 猿橋駅 右手の丘上でJR系の住宅開発が大規模に進行中
12:51 猿橋駅着、新しい橋上駅、ホームは島式1本、85.2KPあり、駅の北側は住宅がちょっとあって山、最近その山上を削って大規模住宅団地を、JR系の会社が造成中、北方向に奥行き1Kほどあるよ、、、
13:06 小休止後出発、20号線は線路左やや小高い所を平行するが、少々飽きがきて、桂川に下る道に入ってみた。
13:17 大月駒橋郵便局前を過ぎる、右下の駒橋発電所に、山の斜面を太い導管が線路を跨ぎ(86.17K)通じ、流水の音が怖いくらい。  
 この先桂川を至殿橋で渡り、左岸の住宅地
に入る、感じの良い市道を歩き、途中強瀬小学校では運動会の予行演習中。 
13:37 七保方面から来た国道に入りすぐ桂川を渡り、右折して線路北側から駅を目指す。
 法務局の入った合同庁舎、大月郵便局を過ぎると、左に駅のホームが見えるが跨線橋が無く、生コン工場の先まで引っ張られ、200M
ばかり戻って、
13:52 大月駅着、下り改札口直結片面ホームに、上り島式ホーム、87.8KPあり、甲府方に富士急ホームと小駅舎が隣接する。JR駅舎は木造コッテージ風で登山客を意識した?

 猿橋駅旧1番線で「宴」編成団臨が退避中 2009.4.11
  大月駅  2007年2月12日  線路左手の商店街を行き、富士急踏切先の陸橋で線路右手に移り、
14:02 新大月橋で桂川を渡る、川は右手250M上流で笹守川と分れたばかり、左に並ぶ鉄橋に88.5KPあり。
14:15 道なりに20号線に入る、
14:50 中央高速吉田線の下をくぐる、線路がくぐるのは90.6K地点。
14:58 大月警察署を街道右手に見る、線路は左すぐ2~3M上を行く、91.1KP対応。この先谷幅が急に狭まり人家が少なくなる。 
15:21 日の出鉱泉前バス停、小さな温泉宿があるが営業はしておらず、看板も一部消えかかっていた。ここまで1K程、右手は結構高い崖、左手に笹川が流れ、人家は1軒も無かった、線路は対岸の山裾を行き、一部大規模に山を崩し砂利採取が行われるが、車内からは殆ど見えない。 
15:36 初狩駅着、改札口からホームまで地下道で50Mくらい、以前のスイッチバック時代より遠くなった、島式ホームは25‰、右R470の本線途上にある、94KPあり、標高は459M。
 高尾行は15時38分、切符を買って走った。
  初狩駅 1999年11月6日 




      (7) 初狩――勝沼ぶどう郷 18.6K 1999年11月6日(土) 快晴

8:58 初狩駅を出発、小住宅街はすぐ尽き甲州街道に入る、街並を抜けると狭い谷間の田んぼの中に出る、線路は左手、山の中腹、40Mほど高い所を上る。 
9:25 山が南にちょっと張出し、線路は天神山トンネルに入り、笹子川と国道はそれを巻く、96.4K
地点、この先右手の旧道を白野下宿の集落に入る。

 跨線橋から笹子駅、滝子山方面を望む、98.1K地点
9:50 甲州街道に面し小公園とゲートボール場があり、ここで小休止、97.8K対応、線路からよく見える。
10:12 笹子川を100M長の橋で渡る、渡った先に笹一酒造の醸造所、見学が可能でいつも観光バスが駐車場にいるが、、、
 対岸の笹子小学校を見ながら進み、 
10:17 笹子駅着、島式ホームはここも勾配の途中、甲府方ホーム出外れに100KP立つ、標高607M、ここまでずっと甲州街道を来た。
 駅前の「みどりや」で笹子餅を購入、以前は車内でも立売をしたが、、、 
10:37 笹子川の袂、街道に面し善明禅院が建つ、100M先が笹子トンネルの坑口、100.7K
~4656M長。
10:45 尾杉橋でまた笹子川を渡る、追分という集落で、笹子鉱泉宿があるが今日も閉っていた。
10:55 新橋バス停で20号線と分れ旧道に、1.5M幅の舗装道、勾配は一段ときつい。

 笹子駅 ホームには階段を上る

 山腹の白いガードレイル道から左の鉄塔方に登って行く
 11:05 新田バス停、バスの終点で笹子側一番奥の集落となり、ここから杉林の中の登りとなる。
11:26 案内があり、江戸時代の旧道に分け入る、舗装の無い山道だ。
11:35 明治天皇小休憩所。
11:42 「矢立の杉」、1本だけやけに太い杉の大木で、上部は雷にやられ高さはあまり他と変らぬが、辺りを威圧する雰囲気を醸す。
 この先でまた旧道に戻る、少し近道ができたようだ。
12:07 トンネル前に到着、1958年の新笹子トンネル開通まで、ここを路線バスが走っていたのだから驚く。
 折角の機会なので、急斜面の踏み跡をよじ登り、峠を目指す。
12:18 笹子峠に到着、標高1040M、「笹子雁が腹摺山」に登るという、親子3人連れが休んでいた、山はすぐ先に見えるがまだ1時間ほど登り坂が続くようだ。
 

 笹子トンネルの笹子側坑口  
 笹子峠甲斐大和側の江戸時代の峠道   峠の前後には江戸時代の街道が残り、厚い落葉をサクサクいわせ気持よく歩き、 
12:39 トンネルの甲斐大和側坑口の50M先に出る。
 
 笹子側から登ってきたと同じような道を下るが、甲斐大和側の方が、山懐が深く黄葉も進んでいた、眺望は笹子側の方がちょっと良いかも。
14:05 やっと日影という集落まで下って来た、宿場時代の駒飼宿だ。
 旅籠が街道の両側に30軒ばかり並んだ往時の絵図があったが、静まり返った山間の集落に当時の賑わいを偲ぶべくもない。
 こんなに長時間何も記入することが無かったのは、沿線歩きを始めて初めてのこと。
 
14:16 谷の南側を行く中央高速道をくぐる、鉄道と甲州街道は日川対岸の一段低い所を行く。なお峠を越え川の向きが変った。

 甲州街道:駒飼宿

 甲斐大和駅、小駅舎が掘割に蓋をするように建つ 
14:27 大和村徳波集落で甲州街道に入る、この辺り街道は日川の左岸を通る。
14:33 甲斐大和駅着、ホームは片面ホームと島式ホームが1本ずつ、長大トンネルを控え副本線に上下普通が入り退避をすること多し、105.4KP、笹子トンネル坑口に105.3KP。 

 さてこの先次駅までちょうど6K、線路は標高差136Mを25‰勾配で駆け下り、(上りの場合)トンネルが4.3Kを占める。
14:45 甲斐大和駅出発
14:56 20号線が大和橋で日川を渡る、線路は右50Mほど上の山腹を行く、この先すぐトンネルに入るので、106.3K辺りだろう。
15:00 再度日川を立会橋で渡る、鶴瀬集落もここまで、この先人家は尽き、20号線は山崖の下を下る、高速道は谷中に建てた高い橋脚伝いに下り、その大胆さに圧倒される。
15:28 勝沼町に入る、谷幅250Mまで開け、斜面にぶどう畑が展開、まだ人家は無い。
15:32 近藤勇像が立つ柏尾の逆トの字路、20号線が西に分れ、甲府方面に直行する。 
 
 柏尾三叉路付近より、中央の山は滝子山、隧道は左山中に、

 甲州高尾山付近よりトンネル明り区間を見る 109.3K地点
                  2007年3月12日  
 この先「勝沼ぶどう郷遊歩道」に入る、ブドウ畑の端を小さなアップ&ダウンで巡る舗装小道で、何よりも甲府盆地の見晴らしが最高、それを取り巻く山々も人々を守るかのように無言の存在感で人の心に迫る。自分の筆ではうまく言えないが、雄大な眺めに圧倒される、お勧めコースだろう。
16:09 駅に至ると案内のある一般道に入る
16:13 勝沼ぶどう郷駅に到着、111KPの立つ島式ホームは一段高い所に位置、下の駅舎からは地下道と階段を利用、甲府に向い下り勾配途上にあり、処々にスイッチバック時代の面影を残す。’この駅まで35,895歩。



        ぶどうの国 健康福祉センター  16:35~17:00在  ¥500

場所:往きはタクシー(¥1050)で7~8分、帰りは暗くなり、人に聞きながら急ぎ足で駅まで28分、南の塩山方向の畑や果樹園の中に位置するのだが、人に説明できる情報は無い。
施設:典型的なお役所的健康福祉センター、玄関横の事務室がやけに広く立派。
風呂場:主浴槽の一部が半円形の気泡風呂になっており、収容は10名ほど、サウナ(入らず)、水風呂あり、露天風呂は無い。
お湯:赤ワイン色、灰褐色混濁とあり、無味、無匂の弱アルカリ性単純温泉、お湯は平凡だと思う。
その他:17時終了を知らずにタクシーで乗込んだため、かなり慌しかった。 




       (8) 勝沼ぶどう郷――酒折 18.7K 2001年4月8日(日) 快晴

 中央本線の歩き潰しは’99年11月以来、少々間を空けてしまった、しかし標記区間は、この地特有の桃の花に加え、桜花が満開になる今頃歩くのが最適、昨年は天候と休日が噛合わなかったが、今年は上手くいきそうで、本日決行した。
9:15 勝沼ぶどう郷駅を出発、進行左手の道を行く、線路は25‰勾配で下り続ける。 
9:23 右下5Mの掘割に115.5KP立つ、桜並木が満開で、鉄っちゃんが6~7名、カメラを構える中、EF648+6410重連が過ぎた、すぐこの先で右手に。
9:32 112KPが立つ、100M先に小山が張出し、岩戸隧道が口を開ける、267M長。トンネルを巻く丘裾の道は眺望が利き、白いさくらんぼの花、ピンクの桃花で満開の果樹園の先、塩山市街が見える、線路はもう50M下らねば、、

 勝沼ぶどう郷駅
  勝沼ぶどう郷駅に進入 クハ115-387他 9:50頃 塩山フルーツ村に入る、果樹園を縫って見晴らしの良い高台を観光道路が行き、TOTO、神奈中など観光バスが次々と過ぎる、眺望が利き、ちょい先で線路が左長大急カーブを始め、塩山駅に進入するのが見える。
10:10 細道を下り下荻踏切で線路左手に、114.08K、この先100Mで線路はR400左長大カーブ。 
10:20 重川(おもかわ)を雨敬橋で渡る、鉄橋は右150M、114.7K辺り、なお、「雨敬」を軽便機関車製造の名門:雨宮製作所に連想させる人は、かなりの通です。  
  塩山駅 土日の朝は短時間だがハイカーの列を見るが、、、 10:28 塩山駅着、下り片面、上り島式ホーム、115.4KPあり、この駅も2番線に上下普通列車が入り、特急列車を退避する。 
 進行左手を行き、市役所前を過ぎ(115.8K)、スーパー「オギノ」で菓子を購入、赤い屋上看板は、車内から市街を望む際の目印になる。
11:00~11:10 市民文化会館隣りの小公園で小休止、線路は116.7K辺り。
11:16 青梅街道踏切で右手に、117.2K、道はしばらくすると線路方向に落着く。 
 この先線路両側はぶどう、桃などの果樹園が駅まで続くが、街道は創価学会の平和会館、山梨銀行を始め、住宅も多い。
11:38 東山梨駅着、相対式ホーム、118.5
KPが塩山方に、富士山が進行左前方に。
11:48 駅から右手すぐの道を来たが、八日市場踏切(119.2K)で行止り、この先は主に桃の果樹園で、左斜め前方に伸びる道を500M、12:05 石森交差点にタッチ、今度は右斜め前方、線路方向の道に入る。
12:16 踏切を渡る、120.14K、あとは住宅地の中を進み、 

 東山梨駅

  山梨市駅
12:21 山梨市駅着、島式ホームと改札口直結の片面ホーム、120.7KPあり、駅南側は出入口が無く、某カーボン工場が占める。目下駅前区画整理事業が進行中、駅舎も改装されるようだ。 
12:32 進行右手の自動車道を行き、笛吹川を渡る、鉄橋は左手すぐ、121KPあり、渡ると秩父から雁坂峠を抜けて来た国道140号線に合流。
 勝沼ぶどう郷の手前からここまで、線路は山岳路線の悲しさ、街道とか集落の存在を無視して主に山裾を来たが、また両者は絡み合う様になる。

 笛吹川の先、右手の小山上へ広域農道が分れるが、これは市営の笛吹フルーツ公園へ通ずる、地場のバス会社が経営する桃花をイメージしたピンクの観光ホテルも見える。
12:47 山梨厚生病院の白い病棟横を過ぎる、この先山梨小学校近くの信号を左折、

 ED179  1957年7月23日 「日下部」は山梨市駅の旧称。

 果樹園をつなぐ農道、左手に線路が付かず離れず
12:53 岩下新道踏切に達する、122.23K、しかし線路は渡らず、線路右手の果樹園をクネクネ結ぶ農道に入ってみる、これは正解で、満開の桃の花をイヤになるほど満喫しながら線路長で700Mばかり進み、後は一般道でホーム脇の別田踏切(123.37K)に出る、なお「別田」は春日居町駅の改称前の名称です。 
13:20 春日居町駅着、相対式ホーム、
123.5KPあり、駅を中心に上下各1Kほど直線が伸びる。
 線路左すぐの道が熊野権現踏切まで750M
ほど続き、さらに果樹園伝いに125KPチョイ先まで来た。
 ここまで線路の両側は桃花のピンク一色、桜と違い木の高さ、幅が作業がしやすい様、徹底的に調整されているのに気付き、桃の木がちょっと可哀想になる。
13:58 JA共済ホテル」から春日居温泉街に入る、旅館は5~6軒しか見なかった。
14:02 川幅2Mの駒沢川を渡り石和町に入る、線路から南400Mくらい離れたようだ。
 この先クルマ、観光バスの多い道を行き、 

 春日居町駅

 石和温泉駅
14:12 石和温泉駅着、改札口直結片面に島式ホーム1本、126.3KPあり、駅北側はアサノセメント工場、数本ある引込線は使用中止、木造平屋建駅舎は南側に、4階建の「SATY」が目立つ。
14:25 小休止後出発、線路左手近くに道が伸びる、
 道なりに平等川を渡る、鉄橋は126.5K辺り。
14:32 川田踏切で右手に、126.72K、すぐ140号線に入る、線路は左60~70Mを行く。
14:48 十郎橋西交差点、お花祭りの神輿が出ている、男性が女装して担ぐのがこの地区の特徴だそうだ。

14:32 川田踏切で右手に、126.72K、すぐ140号線に入る、線路は左60~70Mを行く。
14:48 十郎橋西交差点、お花祭りの神輿が出ている、男性が女装して担ぐのがこの地区の特徴だそうだ。

15:03 石山踏切(129.2K、幅2.8M)で右に、 もうホーム端まで200Mくらい、程なく左手に
豪華ガラズ張りの建物を見る、駅伝でケニア出身選手が活躍する某大学の校舎(?)だ。
   石和温泉駅仮駅舎  2014年4月10日撮影

15:11 酒折駅着、下り片面、上り島式ホーム、129.5KPが塩山方に、地平駅舎より少し高い所にホームが位置、地下道で連絡。ホーム北側は住宅街、200M先を140号線が行く。南側には学生用アパート、ワンルームマンションが多い。
 甲府駅を前に当駅で終了、実は石和温泉駅の人出を見て、予定していた日帰り温泉訪問を急遽当駅までの歩きに切り替えたんです、、

  酒折駅  



    ほったらかし温泉 2004年1月12日(月)快晴 10:55~12:35在 ¥500(2時間)   

 笹子トンネルを抜け勝沼ぶどう郷駅に進入する辺りから、断続的だが車窓進行左に、甲府盆地を囲む鳳凰三山、南アルプス、八ヶ岳連峰等の雄大な姿が現れ、凡人の自分でも時には感動を、また時には生きる喜びを感じられる。
 その際山梨市駅北側の丘上にピンク色の観光ホテルが目立ち、更に近年その丘陵の西尾根に何やらゴチャゴチャした小構築物も認識できる、これが浴槽からの眺望が良いことで、首都圏の温泉好きには知られた存在の「ほったらかし温泉」で、99年の開業時から一度訪問したいと思っていた。 

 ほったらかし温泉 今日の甲府盆地は一斉野焼きで煙る
場所:笛吹川を渡ると、丘上へ広域農道が分岐するが、少し先の万力一区信号を右に直登する道の方が徒歩には効率的、標識あり、ピンクの観光ホテルが目印となり、その先温泉に向うのも、他に道が無いから迷うことは無い、山梨市駅(標高330M)から3K余、自分は80分要した、標高は700M(パンフ)。
施設:更衣室、受付はプレハブ造り、食堂は受付前に野外食堂があり、おでんなど販売。 
風呂:屋内には5X3M程の主浴槽と洗い場(24)があるだけ、ここの売りは2段に造成された露天風呂、下段の岩風呂は横幅約20Mある。
お湯:無色、無味、少し硫黄の匂い、PH9.68のアルカリ性単純温泉、ツルツル感は無いと思う、湧出量は306L/分、地下1300Mから汲み上げる。 
その他:ここの最大の売りは富士山(見えなかった)を始め三つ峠、南アルプス、大菩薩嶺などの眺望、それに甲府市街の夜景だが、その言に嘘はないと思う。


       (9) 酒折――韮崎 20.0K、(身延線)善光寺―甲府 2.1K
                               2001年10月13日(土) 快晴

8:45 酒折駅を出発、線路左手すぐの細道を行く、近くの踏切までは車窓からも良く見える地場大学の付属高校生と一緒だった。
8:49 130KPを金網越しに見る、この先酒折駅手前で南側に移っていた140号線に合流。
8:57 道なりに身延線の築堤をくぐる、脇に善光寺駅があり階段で片面ホームに連絡、100M右真横の中央線は130KPが対応、完全合流するのは130.7K辺り。 
  (身延線)善光寺駅

 金手駅 クハ115-2012、右の中央線は132.3~132.4K
9:04 善光寺駅を出発、細長い住宅街を挟み右手に中央線・身延線を見ながら進む、左は用水が流れ、その先を140号線が行く。
9:17 金手駅着、片面ホームの酒折方端が踏切、ホームはR400右カーブの途上、86.9KP
あり。
9:26 富士川小が用水の左手に、右手はすぐ線路、小道はこの辺り歩行者、自転車専用。
9:34 愛宕町通踏切まで小道が続いた、もう身延線ホーム端まで200M足らずしかない。
 改修工事中の甲府城石垣下を過ぎ駅に、
9:44 甲府駅に到着、駅ビル内に収まる橋上駅だが、2階コンコースは県庁所在地にしては狭い、下り片面ホームと上下線対応島式ホームの間に中線が1本、132.5KPが①線のホーム壁に張付けられる。南北に駅前広場があるが、狭い南口の方が県庁、市庁舎を控え賑やか。 
 クハE256-4 甲府駅1番線にて  2010年9月5日

  D51110+D51584 構内配線は上の写真と変らない

  D51584 於:甲府駅1番線  1957年7月23日
9:52 甲府駅を出発、線路進行左手を行く、商店街はすぐ尽き、意外と早く住宅街が現れる。
9:59 相川が流れ、渡る橋は左150Mの飯田通りに架かる、架道橋の少し手前が133KP。
10:03 相川を渡ると甲府市農協、続いて6階建の山梨県農協会館が建つ、この先山梨交通の本社ビルもあった。
 富士見通り南信号を右にちょっと行き、さらに左に線路方向の住宅街の道に入って、
10:25 荒川を渡る、鉄橋は200M上流、134.5KPを車内より確認済みだ。なお、鉄橋手前は県立中央病院で、その前左岸堤防までの間約400Mを電留線7本が占め、115系などが休む。
10:38 東海大付属甲府高校を過ぎる、グランドでは野球部が練習中、135.5KP辺りだ。
 この先は田畑もまだかなり混じる新興住宅地となり、中小業者が多いのか、道はクネクネと曲がり、線路が無ければ方向感覚を保てないだろう。
10:50 広い敷地の市営老人ホーム「光風寮」の先は短区間だが畦道も歩く、線路右手60M、136K
辺り、なお近くの踏切上に出て確認したが、線路は荒川鉄橋から竜王駅までずっと直線が続く。
 小川の左岸に伸びる遊歩道的な道で300Mほど稼ぎ、
11:05 小川を渡ると共に中央高速道をくぐる、すぐ横の貢川鉄橋は136.7K地点。  

 竜王駅
11:13 竜王駅着、改札口直結下りホームに上り島式ホーム、137KP立つ、この駅は貨物駅の機能を持ち、小石油タンクが5基、石油タンク車も多数留置され、また韮崎方にはコンテナがうず高く積まれている。 
11:28 隣接するパン屋のコロッケパンで昼食後出発、かなりくたびれた駅横町営住宅団地を過ぎ、線路左手の住宅街を進む、段々田んぼが多くなり、収穫を終えたばかりで、まだ稲穂が干されている。
11:43 道なりに国道20号線に合流、この辺り拡幅用地が確保され、工事予定案内あり。 
 程なく長い上り坂区間となり、ちょっと上っただけなのに、甲府市街の眺望がやけに良い。
 やがて道路の両側にドライブイン、ラーメン屋、自動車販社などが並ぶようになり、
11:58 赤坂台総合公園入口に至る、ここが小サミットで双葉町との境界、右手の線路は掘割の中を行き、139KP辺りが対応する。
 なお線路が285M長の竜王隧道に入るのは139.1K~から、連続上り勾配の塩崎方出口がサミットになり、標高330Mと国道とは少々ずれがある。
12:12 建設中の中部横断自動車道が上を跨ぐ、線路は塩崎方にずれ、140.4Kでくぐる。

 竜王駅は生れ変りました、2009年3月29日撮影

 塩崎駅
右手には本物のフェアウェイを有するゴルフ練習場がしばらく沿い、
12:16 下って来て下今井交差点に至る、竜王北小学校以来姿を隠していた線路が、8Mの盛土上を行く、140.55K辺り。
 この先盛土左下に沿う道が伸び、
12:26 塩崎駅着、ホーム相対式、141.1KP
あり、ジェイショップが併設され、JA職員(?)が駅業務も受託する、駅横に駐輪場、周囲は意外とサラリーマン住宅が多い。
12:36 出発、線路左手を行き、141.43Kの踏切で右に、道の右手は台地の裾、この辺りも住宅が多い。  
12:55 六反川(橋長12M)を渡り、すぐ架道橋をくぐり線路左手に、142.3K辺りだ。
13:06 142.9KPを過ぎる、この先少し張出した小山を抜ける金剛隧道の坑口が見える、
13:15 トンネル上の高台に出て、滝沢部落公民館と隣の荒れた諏訪神社前に出る。
13:25 道を尋ねるにも人影が皆無、見当を付けて適当に進み、急坂を下ると視界が急に開け、トンネルを抜け続いて塩川鉄橋(143.5K
P)を渡る上り線路が見え一安心。

 韮崎駅方面を望む、下り線は左に薄く見える、143.3K地点

 韮崎駅 駅前広場にスイッチバック時代のホームがあった
13:37 塩川を左200Mを行く20号線で渡り韮崎市に入り、その先は線路左手すぐの旧道に入る。
13:48 韮崎警察署を見る、144.3KP、続いて北巨摩合同庁舎、韮崎市立病院と続く。
 途中から桜並木の道となり、韮崎小学校前を過ぎれば、もう駅は近い。
14:06 駅手前のガードで右手に移り、韮崎駅に到着、地平改札から階段で連絡する勾配途上の島式ホームが1本、145.5KPが松本方先端に立つ。 
 韮崎駅ホームから松本方を見ると、細長、扁平の小山が迫り、下り線が韮崎トンネル(145.8K~473M長)に入り、上り線は高台の東端を削った壁の部分を行くのが判る。これは太古の火砕流の跡で、遡れば甲州街道は蔦木宿に達する。人々は幅狭の半島の様な低山の連なりを、長さが約28Kあることから七里岩と称し、また特にその先端の部分を、形状がニラの細い葉先に似ていることから、韮崎と名付けたが、言い得て妙である、この先小淵沢まで営業キロで約26K、320M も登る。
14:16 韮崎駅を出発、次の新府駅まで線路が進む高台西側の自動車道を行くか、下の平地を時々見える線路を左上に見ながら、主に川沿いの道を辿るしかない、いずれにしても線路観察は殆ど不可能で、今回は駅から5K
ほど、中田集落在の市営温泉を訪問したく、下の平地を行くことに。
 最初は駅前を行く自動車道を行き、間もなく黒沢川という小川の遊歩道に入る、この辺り線路が左手150M、高台の中腹を進む、一般住宅に加え、市営北下条団地が4~5棟。

 駅近くの高台より韮崎駅ホームを見る

 韮崎より眺める富士山は素晴らしい、、、
14:40 遊歩道的な川沿いの道が舗装無しとなる、線路は収穫真っ最中の田んぼを介し左120M、25M上の高台の縁を行く。  
14:46 市の韮崎文化ホール横を過ぎる、完成間もないせいか、富士山が背後にあるせいか少々立派過ぎる、、、
 文化ホール横から北の線路方向に進む道に移ったが、クルマが飛ばし過ぎ怖く、
15:13 左150M、黒沢川沿いの無舗装道に戻る、見通しの良い広い田んぼの中、まだ温泉は見えず、ちょっと焦り出した矢先、太陽にギラギラ光る温泉施設が見え出し一安心。
15:35 中田集落に入り、温泉に到着。 


     韮崎温泉:ゆーぷるにらさき  15:35~16:55在 ¥1,000(市民は¥500)

場所:141号線沿いの道の駅に隣接、クルマなら分り易いが、徒歩の場合は新府駅から30分、日中はいいが暗くなると目印のドームが見えず難儀するかも、、、
施設:ガラスを多用、奇抜性を重んじた姿勢は分る、2階に大広間と休憩用個室、1階にも少々凝った造りの待合室あり、軽食、生ビール等は渡り廊下が通ずる道の駅より取寄せ。
浴場:高・低温浴槽、ジャクジー、サウナ、水風呂と揃い、意外だったのは露天風呂の眺めが富士山はおろか全く無かったこと。

 韮崎温泉:ゆーぷるにらさき
お湯:ちょっと黒ずみ、無味、無匂、ツルツル感あり、毎分401Lの湧出、48.5℃、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉、お湯はマーマーだと思う。
その他:市外在住者は¥1,000と料金が2倍、そのせいかすいていた、内容が盛りだくさんだから維持費もかさむだろうが、正直中途半端の感が否めない、レイアウト上の理由があるかもしれぬが、市外者には地の人には見慣れた富士山を見ながらの入浴の方がずっと価値があるかも、、、水着着用の流れるプールは行きませんでした。 
16:58 薄暗くなったなか温泉を出発、実は暗くなった場合に備えて、新府駅への道を温泉前の畑に出ていた地元の人に聞いておいたが、これは正解でした。道は温泉からほぼ真っ直ぐ田んぼの中を南北に走る高台へと進み、高台を直登せず、樹林に覆われた山腹をトラバースするように左(韮崎方)に上って、
17:23 新府駅着、相対式ホームは周囲より5Mほど高く25‰勾配の途中、149KP立つ、1945年、輸送力増強のため、この地にスイッチバック式の信号場が置かれたのが発端、駅周辺に住宅が結構あったが、通勤者用の新興住宅が殆ど。



         (10) 新府――小淵沢 22.5K 2002年8月5日(月) 快晴


 新府駅 武田家最後の砦、新府城跡は600M西に
8:35 新府駅を出発、住宅街はすぐ尽き、台地東端、樹木越しに下の広田が見える道を進む、前回日帰り温泉から逆方向に来た道だ。 
8:43 Y字路を左に、500M先に日帰り温泉を遠望、車窓からだと149.7K辺りとなる。
 道の両側は桃、栗などの果樹園、田んぼもある、掘割を行く線路端に出たのが150.3K辺り、この先20M下を行く(上り)線路を渡り、
9:25 夏目集落に入る、駅方向に街道あり。
9:32 途中でトンネル上を跨いだようで、突然左に穴山駅舎が現れた、島式ホームは掘割下に位置、151.8KPが草むらに隠れる。
 なお下り線の場合、新穴山隧道は150.6K~
900M長、出口に151.5KPが立つ。 
9:43 穴山駅出発、さらに街道を進む。
9:52 道なりに第二信州往還をくぐり線路左手に、駅から800Mくらい。
10:09 しばらく旧道も歩き、須玉町に入る、周囲は小集落と狭田が少々。
 この先左山裾沿いの県道17号線を行く、人家が殆ど無く寂しい地区が暫時続いた、途中小山が切れて右400Mに線路がしばらくだが見えた。
10:41 東電北巨摩変電所、樹林越しに線路も見え、車内から156.7KPを確認。
10:46 長坂町に入る。  

 穴山駅 右手の里山は荒倉山、2007年12月9日

 日野春駅
10:50 日野春駅着、島式ホームが2本、上り用は外側線路を捲ってある、157.2KP、甲斐駒、鳳凰三山の眺めが本当に素晴らしく、いつものことながらしばし見惚れる。 
10:58 出発、駅前の街道を行くが、程なく線路右手に移り、一時1Kほど間が開くようなので、途中から線路左手すぐの道に入る。
11:30 県立北峡高校が左に、右手すぐの線路に159KP立つ。
11:47 日野春踏切で右手に、160.02.K、この辺り25‰連続勾配区間だ。R400のSカーブを繰返す

 日野春駅ホームより 地蔵ガ岳のオベリスクも右上に見える  2012年8月5日
11:55 松林の中を歩きスチール家具工場前に出る、隣に保育所もあり、交代時間なのか父兄で賑わう、しかしここを過ぎればまた寂しくなる。
12:10 小さな溜池が右手に、左2~3M築堤に
161.2KP見える。
12:16 ほぼ完成の町営「やまなみ団地」が4階建の威容(?)を見せる、この辺りから市街に入る。
12:26 Y字路に到達、案内があり前の台地上に専用階段で近道するとそこは市の中心地、警察署前を過ぎ、
12:32 長坂駅に到着、台地端の小駅舎より階段で15M下のホームに連絡、162.5KPあり。 
 この駅で切上げる積りが、14時15分まで上り電車は無く、もう一駅頑張る破目に、、、
12:49 出発、線路右手の旧街道らしき道を行く。炎天下、太陽が前から射し込み参る。
13:10~13:17 駅から1K余、楯岡神社の境内で小休止。
13:23 町の福祉交流センターがある、800
坪程の人工池も擁し、丘陵を均してゲートボール場も造成、大規模、左下を線路が行く。
13:30 164.5KP地点、この辺りもう人家は無く、この先砂利の小道が林の中に伸びる。
13:42 165.1KPが掘割12M下に、この先は身の丈ほどの夏の下草が邪魔して進めない。
  長坂駅 台地端に位置、隣はJR系のパン屋さん 

 小淵沢駅  2002年8月20日
13:56 ここまで右手に500Mほど平行して来た中央高速道の下をくぐり、畑中の道を適当に歩き、
14:08 白井沢の三叉路で東西に走る街道に入る、大井ゲ森簡易郵便局が角に、この道武田信玄が造った「中ノ棒道」といい、ちょっと先が関所跡で今は公民館が建つ。
14:28 道なりに小淵沢町に入る、幅2M足らずの小川が境界線だ。
 やがて道なりに中央高速道をくぐり返し、規模の大きな育苗センターを右に見て
14:46 道なりに跨線橋を渡る、168.3KPあり 
14:55~15:03 案内に従い、右手の築堤線路をくぐりすぐ、小丘を背にした大滝神社の境内に湧く日本名水百選「大滝公園」の冷たい泉の水で行き返る。線路は168.5K辺りが対応。 
 あとは線路方向の間道を行き、大きな集落に入り、そろそろ駅かなと期待して、
15:08 篠尾踏切で位置確認、168.92K地点、ということはまだ1Kあるな、、、かなり疲れてきた、、、
15:20 五叉路に出る、右手の心持小高い所に町役場があり、ここは見覚えがあるぞ、、、
15:23 小淵沢駅に到着、JR八王子支社と長野支社の境界駅だが、ホームは島式ホーム2本で中央・小海両線に対応、松本方に中央線用引上げ線がある、ホーム長坂方出外れに170KP立つ。


    穴山温泉「能見荘」 2008年4月6日(日)快晴 1445~15:35在 ¥500
   

場所:穴山駅から松本方に進み、郵便局を過ぎたら右折してちょっと行くと左手に、徒歩10分。
施設:広い庭を擁する2階建割烹旅館、日本庭園から茅ガ岳、金ガ岳の眺めが素晴らしい。
風呂:4人が限度の湯船が1つだけ、50Cと深いのが特徴、洗い場は3つ。
お湯:無色、無味、無匂、ツルツル感は無く硬い感じ、18.5℃、湧出量は36/L分、メタケイ酸の項で温泉に該当。
その他:「百名山」で有名な深田久弥が茅ガ岳山頂を前に亡くなった前夜、この旅館に宿泊したことで知られる、旅館玄関脇のソファーで瓶ビール(¥400)を飲みながら当時を偲んだ。 

 穴山温泉:「能見荘」