学研都市線: 京橋ー木津

     (1) 京橋―東寝屋川 16.0K 2007年3月22日(木)晴一時曇り

 3月のお彼岸の中日の夜、輸送力列車のムーンライトながら91号に空があった、習慣的にゲットしたのは良いが、どこに行こうか迷った、このところ力を入れている山陽本線は既に福山まで達しており、青春きっぷではアクセスが大変、前回は往復共夜行バスで対処している。
 もうこれ以上歩く地域を新たに拡大したくない想いもあるが、折角席が確保できたのだから標記区間でも訪問してみようと思い、189系の人となった。



  京橋駅
8:53 京橋駅南口を出発、線路右近くの道を行く、なお、学研都市線用ホームは片面ホームが2本並び、成田線東我孫子駅が目に浮かぶ。 
8:58 馬の口踏切(44.45K)を過ぎる、マンション街はすぐ尽き、間口の狭い小住宅、小工場地区に入る。伊丹空港に着陸する大型旅客機が、次から次へと上空を過ぎる。
9:06 新喜多2丁目で2車線道に入る、道の右手はすぐ壁の様な寝屋川のコンクリ堤防。
 この先すぐ橋の袂でガードを潜る、44K地点。
9:12 新喜多大橋(70M長)を渡り終える、線路は右手250Mと離れた、渡った先にタカラスタンダードという工場あり。
9:17 線路端に戻り120M長のガードを潜り、線路進行右手に戻り、高架ホームの手前で道路を渡り、高架線左をちょっと行って、  
9:25 鴫野駅着、高架相対式ホームがカーブ途中に、43.5KPあり。
9:31 出発、高架左直下の道を行き、右に潜ると八剣神社がある、鴫野東3丁目、43.5KPがガード地点なのを、帰路車内より確認。
 この先小堀に橋が無く、高架左70M離れ、
9:44 城東運河を渡る、この先は高架左下に2M道が伸びる。
9:46 放出西第二踏切(42.6K)に至る、右手は工場が占め、踏切は工場専用の様だ。
 この先も線路左すぐの道を行き、

  鴫野駅 

  放出駅
9:56 放出駅着、島式ホーム2本の橋上駅、42KPあり、北側に駅前広場を造成中、駅周囲は30階建くらいの高層マンションが数棟建設中、駅近くには大きな焼肉店が数軒目立つ。
10:07 出発、左100M程の道を600M程、道なりに線路に沿い、高架化工事中の壁を見ながら、左の住宅街沿いに進む。
10:26 40.5KP立つ、道の左手は住宅街、線路右手はすぐ住宅の裏手が続く。
10:31  稲田踏切(40.08K)を過ぎる、もうホーム端まで120M程。
10:35 徳庵駅着、上り片面、下り島式ホームの橋上駅、40KPが京橋方出外れ12Mに。 
10:42 線路左手すぐの道が少し離れた住宅街の道になる。
1054 寝屋川を渡る、橋上から線路東側に近畿車両の3棟より成る大工場が徳庵駅近くまで続くのを見る、39.4K辺りが中心で、帰路車内より新製中の車両、保存市街電車など見えた。
 緩やかに曲る右岸沿いに約600M進み、
11:03 再度寝屋川を渡り左岸に、100M先を高架線路が行く、この辺り寝屋川を境に大阪市と東大阪市が対峙する。
11:09 寺島ポンプ場前西交差点を渡る、近畿自動車道と両側に各4車線の大阪中央環状線が高架線路を跨ぎ壮観、38.55K辺りとなる。

  徳庵駅

  鴻池新田駅
11:19 鴻池新田駅着、高架相対式ホーム、出改札口は高架下に、38KPあり。
11:29 出発、高架右手の鴻池元町商店街に入る、200M程続きなかなか賑わっている、抜けると右手が府営東大阪鴻池住宅、12号棟まである。人出の多いのはこの団地のお蔭だろう。
 この先は高架両側すぐに道が伸び、周囲は戸建て住宅街、左手の灰塚小学校は36.6K地点。
  
12:03 住道駅着、出改札口は2階部分、島式ホーム2本が3階に、35.7KPあり、駅南側野広場は150X200M程、端っこの方はまだ工事中だ、北側に「大東」などスーパー2軒。
12:17 出発、高架線右下すぐに道あり。 
12:25 道なりに自転車・歩行者専用橋で恩智川(寝屋川の上流)を渡る、30M長、上の3階部分を鉄橋が行く、地図に無かったので得をした気分、この先は住宅と工場が続き、住宅はいわゆる文化住宅が多い。
12:41 跨線橋で位置の確認、34.35K辺り、大東工場、野崎徳洲会病院(7F)、右手に扶桑薬品工場が建つ、放出辺りから遠望された山がもう3K程先に近付いた、高さは400Mくいかな。

  住道駅
12:50 34KP立つ、線路左手に摂津倉庫大東営業所、右は2階建文化住宅が占める、この先広さ1千坪くらいの田んぼがあった。
12:56 観音井路橋梁(8M長、33.72K)は右25Mの歩行者・自転車専用橋でクリアして、 
 
  野崎駅
13:00 野崎駅着、東側に地平駅舎、地平相対式ホーム、京橋方端に33.5KPあり、英前広場はタクシーが2~3台入れば満杯、駅東側は雑駁なゴチャゴチャした昔の雰囲気あり。
13:11 出発、線路右10M、小川を挟んで道が平行する。
13:17 33KP立つ、道の右手を北条西小学校が占める、右の山が400M程に近付く、線路左手はすぐ住宅街。 
13:31 四条畷駅に到着、地平島式ホーム2本の橋上駅舎、ホーム木津方端に32KP立つ。 
 駅右手100M、四条畷学園の校舎が聳え、存在感がある。
13:40 出発、線路右手を行く、沿道はしばし文化住宅街が続いた。
13:47 後戸川踏切(31.6K)で線路左手に移る。
13:58 31KPを過ぎる、15M手前で自動車道が跨いだ。
14:04 3M幅の小川を渡る、流れは3M下、高架線路は右手60Mを行く。
 この先、高架左直下の側道に入り、

  四条畷駅
 
  忍ケ丘駅
14:10 忍ケ丘駅着、地平出改札口、高架相対式ホームの駅、小ロータリーがあり、京阪バスが2~3台停車中。
14:17 出発、線路右手すぐに平行する府道20
号線に入る、両側に歩道のある2車線道路だ。
 途中寝屋川市に入るが、29.7KPがあり、駅から
500M程来たことになる、なお線路はちょうどこの地点で地平レベルとなる。
14:28 29.5KPを過ぎる、前方に台地が近付き、線路は上り勾配、いよいよ大阪平野もその端まで来た、右手の山まで400Mくらい。
 29.15K辺りから切通しに入る、右手崖壁は10M、左手は3M、左手台地上に10階建マンションが4棟
程目立つ。
14:40 東寝屋川駅着、台地上に駅出入口が、出改札口は中層部分、島式ホーム1本はさらに階段を34段下った掘割の中にある。京橋方出外れ40Mに29KP立つのが見える。 
  東寝屋川駅




   スーパーホテルCITY大阪天然温泉 1216号室(セミダブル) ¥6,280(RC,入浴料含む)

場所:地下鉄中央線・千日前線の阿波座駅から、阪神高速神戸線沿いに北方向に、徒歩5分。 
施設:各地に展開するビジネスホテルだが、天然温泉を併設する所も幾つかある、浴室はフロントから地下1階に下りる。
浴室:地下なので窓は無い、ローマ風呂の様な造作、マーゆったりした主浴槽に深さのある浴槽がもう一つ、どちらも一部がジェット湯になっている、他にサウナと水風呂、洗い場は9、翌朝入った浴槽は広さは半分、造作も簡素、洗い場は6、つまり、男女で毎日交代するようだ。
お湯:薄茶色、無味、無匂、ややツルツル感あり、ナトリウム-炭酸水素塩泉、地下1000Mから汲み上げ、39.2度、湧出量は430L/分.マーマーのお湯だと思います。
その他:お湯の質が良いとネットにあり行ってみました、入浴料は¥1,680、宿泊した方がお得で、今夜はここに泊りました、12階からの見晴らしは良く、部屋は自分がよく行く某大私鉄系(?)インよりゆったりしていました。




       畷の里温泉 2015年5月25日(月)13:50~15:05在、¥600(平日、65歳以上)  


   
場所:忍ヶ丘駅より駅前商店街を西に、狭幅の170号線を横断、右折して岡部小学校沿いに進む、駅より徒歩13分だったが、道は分かり難く、途中で小学校名を言って聞いた方が良い。 
建物:意外と簡素な造り、2階にフロント、風呂場、食堂が揃い、1階はボイラー等あるのかな?
風呂場:湧出量が700L/分と多いせいか、内湯は広々、他に白湯、露天風呂、茶色のモロモロした湯ノ花が舞う壺湯がある。
お湯:黄色透明、無味、無匂の単純泉、33.2℃、なかなかいいお湯だ。
その他:関西本線完歩達成の日に訪問、客は老人が主、いいお湯が¥600なのに、すいていた。




         (2) 東寝屋川―三山木 19.4K 2010年10月7日(木)快晴

7:30 東寝屋川駅西口を出発、すぐ線路方向に伸びる寝屋川公園に入る、今朝はのっけからハイキングに出掛けた気分だ、散歩を楽しむ老夫婦なども多い、右手から姿は見えないが、頻繁に電車の走行音が聞こえてくる。
7:48 公園を出て結核予防会大阪病院前に出る、7階建で目立つ、右手に血清踏切(28KPあり)が近く、これを渡って線路右手に。
 線路方向、田仲の畦道の様な小道が伸びる、 これいいの?と思ったが、たまたま病院職員の出勤時間で、背広を着た男性が徒歩、自転車で時々やって来るのとすれ違い、心配ないと思う。
 小道はやがて高架線路右直下の2.3M道となり、しばらくして左手すぐの一般道となり、

  星田駅
8:03 星田駅着、高架相対式ホーム、27.3KP
あり、駅の周囲は住宅街、駅前商店街は未発達、東側に5階建マンションがあるくらい。
8:10 西口を出発、最初は歩行者専用の砂利道を行き、これが線路近くの小道に変り、
8:19 架道橋を右手に、「ベストライフ交野」という老人介護マンションあり。線路方向に6M道が伸びる。
8:27 星田第1高架橋で位置確認、26.17K、右手は5F棟が多数建つ大規模「藤が尾団地」、高架左すぐに藤が尾小学校あり、朝礼前の児童が掛け回る。
 この先天野川を渡ると小住宅街に入り、道がはっきりしなくなるが、朝の通勤者が結構歩いており、その後に付いて駅方向に。 
8:47 河内磐船駅着、京阪交野線が駅脇を跨ぎ、200M離れた河内森駅が連絡駅、明らかに乗換客と判る通勤者がその方向からやって来る、駅前に広い花壇があり、綺麗な黄色花が印象的。 
9:00 出発、なお駅のKPを確認しなかったが、ホーム端から200Mの森踏切で24.74K地点。カンカン照りになり、持参した日焼止クリームを塗る。
9:18 田舎街道然とした道を行き、右手の丘斜面に創価中・高等学校を見る、進むに連れ第5グランドや池田オディトリアムなど現れ、規模が大きい、道の左手は広いブドウ園(畑)、そろそろシーズンで実がたわわに下る。帰路24K地点と確認。

  河内磐船駅
9:39 第三倉治踏切で進行左手に、22.73K地点、踏切手前50M、高速道路が線路上を跨ぎ、踏切左手には小さな溜池もあった、しかし左手を歩いたのは少しで、すぐ先の跨線橋でまた右手に戻る。 
 橋上から前方の少々下った辺りが見渡せ、この先のルートが把握でき有難い。
 やがて架道橋で築堤線路左すぐ下の6M道に移る、道の左手に新しい戸建住宅が並ぶ。
9:53 第二倉治踏切(22.32K)で線路右手に、そして駅がもうすぐの22KPチョイ手前から草生した細道を100M程行き、築堤ホーム下の地下道を抜け、

  津田駅
10:00 津田駅着、新装なった洒落た駅舎は西側のみ、出改札口は築堤下に、相対式ホームだが、島式2本への拡張性を持つ、駅前広場から京阪バスが頻発するが、穂谷外大行が主で、女子大生を中心に結構立客もいる。 
 「サンエトワール」というパン屋さんでブランチ後、10:41 出発、駅舎の写真は京阪バスが退くのを待つが、この時間、間髪を置かず次の便が入り、諦める。
10:44 線路西側近くに平行するバス道を行き、京都銀行津田支店前に至る、この辺り土地勘が無くイメージが湧かないが、京都府が近いのは確かのようだ。
10:47 津田中前信号を過ぎる、右20Mの高架架道橋に、津田・藤坂両駅にそれぞれ700Mと大書されている、穂谷外大行バスはこの架道橋をくぐり線路右手に移る。 
10:51 満穂バス停(京阪バス)を過ぎる。
10:56 藤坂駅着、高架下に出改札口、高架島式ホームが1本、20.3KPを帰路確認。
11:00 出発、線路右手の王仁公園通りに入ったが、樹木の茂る道は200M程で終了、この先我国に「漢字」を紹介した王仁氏の居所が、同名の公園になっているのだが、寄らなかった。
11:12 第一藤坂踏切(20KP)を渡り、津田駅から歩いて来た自動車道にまた入る。
11:20 長尾道踏切(18.9K)を過ぎる、ホーム端までもう150~160M。 

  藤阪駅

  長尾駅
11:23 長尾駅着、島式ホームが2本、かつてはこの駅で電車区間は終り、ディーゼルカーに乗換えたものだが、その痕跡は見事に消えていた。
11:29 出発、すぐ線路右手に移る、まだホーム端から8~90M地点。 
11:42 住宅地の緩い坂道を進み小ピークに出る、展望が開け、標識は無いが京都府との境だと思う。 眼下の幅広の深く掘り抜いた所を、防音ドームを設け近代的な第二京阪高速道が行く。
 
 道なりに跨線橋を渡り、枚方CC正門前に出る、守衛さんに松井山手方面への道を教わり、左下に見える新築戸建住宅団地へと近道の階段で下る。
 団地左端は線路で、フェンス沿いに道が伸び、600M程行き、、

 長尾駅ホームより木津方を見る キハ20248単行 1968.4.29 

  松井山手駅
11:54 松井山手駅着、掘割内の相対式ホーム、17.1KPが京橋方出外れに、 
12:04 出発、進行右手の落着いた住宅街を行く、道は概ね線路を左手下に見下ろしながら台地裾を緩く上る、線路反対側も住宅街だが、土地は一段低い、R300~400のカーブが続く。
12:23 線路左下に松井ケ丘幼稚園が見える、帰路車内より16.1KPを確認、線路左手の住宅街はこの幼稚園を境に竹藪などに変る。
12:28~12:42 線路を左下に見る小公園で小休止、出発するとすぐ左カーブの先、500~600
M先に駅が見え出す、始めから分っていれば休憩なしで歩いたものを、、、
12:48 大住駅着、相対式ホーム、自動車道が駅横を行き、すぐ上を京奈和自動車道が跨ぐ、駅舎はコンクリ製だが簡素な造り、ホーム京田辺方端の仙代踏切で14.52K地点。
12:54 出発、進行右手を行く。
13:01 手原川橋梁、14.34K、12M長、橋脚はレンガ積みで歴史を感じる。
13:07 川沿いに進み左6M上の築堤に14KPを見る、かたまち13架道橋あり、周囲はまだ田んぼが残る、この先かたまち12架道橋で一時線路左手の田んぼと住宅の混在地区を進み、
13:20 八幡踏切で右手に戻る、㌔程不明。

  大住駅
13:22 旧家に囲まれた薪(たきぎ)踏切で距離の確認、13.09K辺り、線路は前方の細幅台地を20M長のトンネルで抜けるが、入口に13KPが見える、この人工台地は帰宅後調べると、木津川から引いた江戸時代の用水路だった、 
 線路沿いにこの人工台地を抜ける道が無く、東方向に迂回する、この辺り歴史を感じさせる「稲葉」という集落で、旧淀藩稲葉氏10万石の領地だったと、案内板に説明があった。
13:32 棚倉孫(ひこ)神社前に台地を抜ける道があった、台地の反対側を線路端に戻り、
13;38 天神川トンネル(20.2M長)の木津側坑口前に至る、ここも㌔程が無いが、12.98K辺りの筈、この用水路のお蔭で僅か20Mを進むのにかなり手こずったが、その代り、関東では見られない由緒のある集落を歩けたのは、記憶に残りそうだ。
 後は線路近くの住宅街の道を行って、

   京田辺駅
13:45 京田辺駅に到着、島式ホームと東側の片面ホームで構成される橋上駅、京橋方端に
12.5KPあり。
13:55 駅西側(進行右手)を出発、程なく府道22号八幡木津線に入る、この道は平城京の昔から大宰府に通ずる歴史ある街道との案内あり。
14:10 京田辺市役所東信号を渡る、京田辺警察署が近く、307号線沿いに市の中心部が形成される、駅から約1K、307号線が奈良街道へと線路を跨ぐのは11.5K地点だ。
14:20 街道から左に100M、第2和井田踏切で位置確認、10.85K地点、もう駅まで200M、いつの間にか近鉄京都線が東100Mに平行する。 
14:27 同志社大学前駅着、片面ホームの東側に線路が一部残り、前は交換可能だった様だ。
 駅横に平行する22号線の先、樹木の茂る丘陵に同志社大のキャンパスが展開する。
 帰路はホーム一杯に学生が待っており、殆どが京橋まで乗車、これだけ乗った駅は他に無く、大変有難いお客様だ。
14:32 出発、さらに22号線を進む。駅ホームにKPが見当らず、第2高木踏切(10.319M)で距離の確認、ホーム端から130Mくらいかな。
 

  同志社大学前駅

  JR三山木駅
14:47 JR三山木駅着、高架下にある無人駅、トイレも無い、高架島式ホームは交換可能、京橋方に9.5KPあり、80M程離れ、駅前広場の反対側にある近鉄京都線の同名駅の方が数倍大きく圧倒される。

 本日は当駅で切上げ、ジパング割引の利く「ひかり」で熱海まで、自宅到着は21時ちょうどだった。 





        (3) 木津―三山木 9.4K 2015年1月12日(日)快晴午前一時曇り  

 某デパート恒例の「駅弁大会」で新宿に行った際、近くのチケット店に青春きっぷ2回分が¥3,800で出ており、反射的に手が出てしまい、欠けている駅の写真など撮りがてら、岡山まで遠出することになりました。あいにく寒い日で、「歩き潰し」は気が進みませんでしたが、全くしないのも格好が付かず、帰りのルートを変更、標記区間を訪問、学研都市線の完歩を達成しました。 
 
  木津駅
7:35 木津駅を出発、関西地方の夜明けは遅く、まだ写真がやっと取れる程度、木津駅は島式ホーム2本、学研都市線はその内一番西側の1線のみを使用、ホーム加茂方端に0KPあり。
 真北に出発する線路の進行左手すぐの道を行き、 
7:39 広い自動車道を横切る名無しの踏切を0.2KP地点で渡り、西に向きを転じた線路左手の小道に入る、周囲は落着いた住宅街、右80Mを線路が行く。なお奈良線はそのまま北に5~600M直進、木津川を渡って京都を目指す。
7:45 左手に木津警察署が建つ角を右折、第二木津踏切で線路右手すぐの道に移る、0.55K、道の右手は小住宅が並ぶ。
7:48 泉町踏切を渡り左手に、0.81K、この先0.95Kの踏切で右、木津小学校が建つ1.02K踏切で左、1.14Kの木津架道橋を右へ、2車線道に入ってやっと落着く、目まぐるしく線路に絡むが、これは線路が住宅街を西に長大カーブすることも原因だろう。
8:00 西木津踏切で左に、井関川の木津方袂にあたり、ここまで木津の歴史を感ずる市街地が続いた、続いて左に近付いた国道163号線で井関川を渡るが、この道は伊賀街道の旧道の様だ、渡ると神田バス停(奈良交通)あり。
8:14 川ノ尻信号を右に80M程入って、 
8:17 西木津駅着、無人小駅舎が京橋方にある片面ホーム駅、ホーム端の相楽踏切で2.3K地点、新興住宅街に囲まれた小駅。

   西木津駅
8:23 出発、この先すぐ小川が控え、線路は40M長の鉄橋で渡るが道は無く、ちょっと左に迂回して川を渡り、また線路端に戻り、
8:27 丁度鉄橋を渡った辺りの北の庄踏切で位置確認、2.4K地点、そしてちょっと先の無名踏切で右手に廻り、
8:34 新道踏切(2.7K)で左に、田んぼが現れるが、その250M先を近鉄京都線がぐんぐん学研都市線に近付いてくる、あちらは複線の頻繁運転、単線のJR線は比べるべくもない、、
 この先、田畑の中の畦道、農道を小刻みに繋いで進み、 
8:40 3KPを右手金網越しに確認。
8:42 若宮踏切で位置の確認、3K058M、近鉄京都線が左80Mを行く。

   近鉄京都線:木津川台駅
8:47 大宮神社前踏切で位置の確認、3.3K、なお近鉄線は3.2K辺りでJR線を跨ぎ、すぐ左カーブして学研都市線の右手近くに平行。
8:50 近鉄京都線:木津川台駅着、JR線に駅は無く、木津起点3.6K辺りが対応、この先JR線の左すぐを行く県道22号木津八幡線に入る。
9:06 菅井踏切を過ぎる、4.13K、ちょうど右手を走る近鉄線を隔てる竹藪を抜けた所で、この先しばし両線は近接、JR線の貧弱さが目立つ、45年前乗り潰しで通った時は、キハ20の単行運転、その圧倒的な差異を実感した記憶が蘇る。
9:10 4.5KPを過ぎる、京奈和自動車道への分岐点を過ぎ150M程の地点。
9:19 祝園(ほうその)着、ホーム相対式、ホーム京橋方出外れに5.3KPあり、隣接する近鉄線:新祝園駅とは跨線橋で連絡。
9:34 出発、更に県道22号線を進む。
9:45 6KPを過ぎる、近鉄線は田んぼを挟み右50Mを平行、その先も田んぼで、山までは6~700M位あるだろう、県道左手に佐川急便の配送倉庫があり、たまたま上を高規格道が横切る。
9:55 6.5KPを過ぎる、ちょうどここから線路左手すぐに22号線の旧道が始まり、JR線、15M離れて並ぶ近鉄線を見ながら進む、近鉄線は頻繁に電車が通り、見ていて飽きない。
   祝園駅  
   下狛駅  10:06 下狛駅着、片面ホームの無人駅で、すぐ左を県道が走る、7.5KPがホームに通ずる車いす用スロープ横に立つ。
10:18 第二菱田踏切を渡り右手に、7.97K、ここから近鉄線沿いに少々戻る様な格好で、 
10:23 近鉄京都線:狛田駅着、線路と住宅街との間の狭い土地に、無理やり嵌め込まれた様な小駅だった、
10:26 出発、同じ道を戻り、
10:34 8KPのチョイ先、第三菱田踏切脇に至る、ここからはJR線右手すぐの50C幅小道を行ってみる、右手に金網で仕切られたレール置場が展開、当初JRのレール置場と思ったが、これは近鉄の車両センターだった。 

   近鉄京都線:狛田駅  

   近鉄京都線:宮津駅
10:46 江津踏切(8.6K)から右に90M程入って、近鉄京都線:宮津駅着。車両センターの存在が大きく、その分住宅街は狭いのか、駅周辺は静かだった。
10:52 江津踏切に戻る、この先、細道がJR線と近鉄車両庫の間に挟まれた2M舗装路に昇格(?)したのを進み、
10:58 旧八幡街道踏切(渡らず、9.06K)を過ぎる、この先小川を渡る。 
11:08 三山木駅に到着、高架島式ホームの無人駅、9.4KPあり。  

 これで学研都市線の「歩き潰し」を完了しましたがまだお昼前、京橋駅に出て昼食後、大阪環状線の野田、西九条駅など、大阪出張の際、カメラを持たないで歩いた区間で、写真が無い駅を適当に潰し、「ひかり号」で小田原経由帰京、帰宅は19時ちょっと過ぎになりました。

  近鉄京都線:三山木駅(JRホームより)