武 蔵 野 線
(1) 府中本町ーー新秋津 13.0K 1998年3月22日(日) 本曇り
昨年の10月末に始めた鉄道沿線徒歩旅行も今日で25回目、これまで約250Kを歩いた。武蔵野線は自宅から四番目に近いJR線だが、当初貨物専用線として計画、市街地から離れた所に線路を敷いたせいか、人間臭さが少なく、そうかと言って自然の美しさを感じる機会も少ない、また鉄道建設公団敷設線に特有なコンクリ剥き出しの高架線、駅舎の無味乾燥さなど、鉄道ファンとしてあまり魅力を感じない。
乗り潰しは1981年、それ以来同線に足を踏み入れたことは無かった、今日は天気がはっきりせず出発が遅れたし、たまたま後回しになりまだ未訪問の同線が頭に浮かんだ。 |
10:30 府中本町駅を出発、東側に近い府中街道を北に進み、
10:40 京王本線の高架をくぐり続いて甲州街道を渡る、線路は駅出るとすぐ市街地を避け860M長の府中トンネルに入るが、京王、甲州街道と立体交差を図る目的もある。
トンネルを抜けると跨線橋、25.9K辺り(新鶴見起点、以下同じ)、左は東芝の車両工場など、右は住宅の帯を挟み府中街道が平行、線路は600Mほど掘割内を進み駅に。
府中街道は上下各1車線、拡幅の計画もあり、<移転のお知らせ」を掲げた民家が一部地区に見られた。 |

25.9K地点より北府中駅を望む、左は東芝工場 |
10:55 北府中駅着、島式ホーム1本、府中方に26.5KPあり、橋上駅で西側は東芝従業員専用口、東側に下ると府中街道が。
更に線路に近い府中街道を、左手は広大な東芝府中工場、趣味誌でここで撮られた新製電機の写真をかつてよく見掛けた。
右手は高い塀に囲まれた府中刑務所、壁に絵が描かれているが、これで気が休まる人は多いのかなー?
刑務所を過ぎ何となくホッとすると東八道路の延長線が街道と武蔵野線の下をくぐり工事中。 |

北府中駅 2013年3月3日 道路は府中街道 |
この先案内に従い右に300M、旧国分寺跡を訪問、石碑と共に土台の礎石がちょっと小高くなった草地にあるだけ、すぐ引返した。
やがて街道右手に広大な更地になった旧国鉄中央鉄道学園跡が駅手前まで500Mを占める、住宅整備公団、国分寺市の手により「公園公団」に生れ変るらしいが、自分のような関連旅行会社に勤務した者には見るに堪えない、まさに「兵どもの夢の跡」だ、一度ここのグランドで野球をしたことを想い出す。 |
旧国鉄中央鉄道学園、奥のビル街は国分寺駅周辺 |

西国分寺駅 2軒の民家が駅前に残る、2013.3.3撮影 |
11:35 西国分寺駅着、掘割を行く中央線を武蔵野線が地平1M程上で跨ぐ、武蔵野線は相対式ホーム、28.8KPあり、駅周囲は区画整理がうまくいかず(?)ゴチャゴチャしている。
線路左手すぐの道を行き、西武国分寺線恋ヶ窪駅に寄り、 また府中街道に戻る、武蔵野線は西武線との交差地点より小平トンネル(2563M)に入り、街道の東250Mを平行する。途中、樹林の中に落着いた雰囲気を醸す小振りの津田塾大学を見る。
府中街道から青梅街道を右に300M、線路とぶつかった所に駅舎が建つ。 |

新小平駅 2012年11月16日 |
12:44 新小平駅着、ホーム部分だけ開削区間になっており、枕木方向に蓋をするように駅舎が建つ、相対式ホーム、32.3KPあり、近くにブリジストン工場があり、客待ちのタクシーも多い。
ホーム先が東村山トンネル(4380M)、線路はほぼ一直線に次駅を目指すが、平行道路は無い。
まず青梅街道を300M、西武多摩湖線青梅街道駅に、この先線路沿いに萩山駅まで1.2K、左手に広大な「国立神経・精神センター」の緑多い敷地を見ながら進み、あと落着いた住宅街の中、萩山街道をさらに行って、
13:45 西武新宿線久米川駅着、駅先の踏切から片側1車線の交通量の多い道に入る。 |

新秋津駅 2012年11月14日 |
途中これも広大な東京都多摩医療センターを過ぎる、今日歩いた区間は津田塾大から始まって、武蔵野の面影が残る光景を見られて良かった。
14:22 所沢街道とぶつかるT字路に出て左に、
やがて空堀川を渡り、2〜300Mで武蔵野線がトンネルから出た地点に至る、36.7KP辺りの筈だ。
ポツポツ落ち出し傘を差して、深い掘割を行く線路を右下に見ながらもう1K余歩き、
14:56 新秋津駅に到着、ここも掘割を塞ぐように駅舎が建つ、相対式ホーム、37.9KPが府中本町方に。 |
(2) 新秋津ーー西浦和 14.8K 1998年6月20日(土) 晴
9:38 新秋津駅を出発、まずは徒歩5分と案内のある西武池袋線秋津駅に、小さな駅前商店街通りに乗換客が絶えない、池袋から21K余、小田急線で言うと新百合ヶ丘駅辺りに相当する。
西武線の踏切を渡り、掘割内の武蔵野線を跨いで進行左手を行く、なお駅のすぐ先で埼玉県所沢市に入った。
台地が張出したなか、いつの間にか掘割から高架線に上った線路を見ながら、所バスという初めて聞いた会社の中型バスが走る道を行く、歩道もろくに無い道で道なりに高架右手に出ると、高架線は台地の中に姿を消す。
安松小入口という三叉路で左に線路と思しき方向に進む、やがて掘割の中を行く線路端に出た、この辺り緩やかな起伏の台地で、安松小学付近では線路は珍しく地平部分を走る、勿論柵があり、線路内に立入れないようになっていた、また短い下安松トンネル(120M、40.2K辺り)もあった。 |
10:37 東所沢駅着、東所沢電車区があるからだろう、島式ホームが2本、40.6KPが新鶴見方に。 駅周辺の商店街は小さい、300Mほど南に緩勾配の本格的な畑地も見える。
進行左手の掘割線路沿いの道を行く、反対側に渡れる積りが分岐点の41.2Kを過ぎ、出入区線沿いの道に入ってしまい、結局300M、駅近くまで戻って跨線橋を渡り、先刻ちょっと歩いた青梅・所沢線の続きに入り、道なりに1.2Kほど行く。
「城」信号の先で城山城址公園に寄ってみる。 |

東所沢駅 2011年12月25日 |
鬱蒼と茂る樹林の中、注意すると戦国時代の切通しや空堀の跡も確認できる、台地端から30M下の野球場、テニスコートなどもある所沢市の総合公園に入ると、前面を武蔵野線の高架橋が走る、全長1K程と長く、103、205系の他、貨物列車の走行する様がパノラマ状に観られ、主力のEF65型ばかりか赤塗の交直両用機もやって来て飽きない。
さてこの先柳瀬川を渡らないと前に進めない、橋は200Mほど下流に見えるが、倉庫の駐車場が堤防を塞ぎ、大回りして橋を渡り、また高架橋の袂に戻るのに20分を要す、線路では100Mの距離。 なお線路は柳瀬川橋りょうが42.5K、関越自動車道が43K辺り、そして新座貨物ターミナルの端が43.1K辺から始まり、44.3K辺りに事務棟、あと新座駅ホーム端まで続くのを車内から確認。
この先高架線を左上に見て、右手の田畑沿いに進む、日差しが強く蒸暑いなかやがて台地上に、途中野火止用水へ遠足に行く小学生の一団と行き違う。線路は見えないが、入替ディーゼル機のホイッスルが聞える。 |
12:22 新座駅着、高架相対式ホーム、中線が1本、44.5KPあり。北口に小ロータリーがあるがバスの姿は無い、南口に小ビルが数棟、賑やかなのは駅手前で横断した川越街道沿いの様だ。
13:00〜13:45在 駅から1.2K程、新座市役所向いの平林寺を訪問。
さてこの先線路沿いに道が無いこともあり、水道道路に入り道なりに高架脇に運ばれると、もう次駅まで高架沿いに500Mも無かった。途中凸版印刷の工場が目立つが、45.9K辺りが中心。 |

新座駅 2013年3月3日 |
14:42 北朝霞駅着、高架島式ホーム1本、東武東上線の存在感が大きく、JRホーム側には商店も少ない。
15:12 蒸暑さに疲れ、生ビールを飲んで出発、 高架線下の道を300M程、反対側に都の浄水場が現れると道なりに南に線路から離れ、
15:45 新河岸河を渡る、線路は49.4K辺りが対応、後はまた広い畑の中を線路方に戻る。
この辺り幟広告が多い、ゴミ焼却場に併設して入浴施設があるようで行ってみた、しかし市外在住者はナント1500円、格好悪かったが引返した。 |

北朝霞駅 2011年10月30日 コンテナ貨物列車通過中 |
高架下をくぐり高い荒川堤防上に出る、橋まで500Mはあり、疲れがひどく意気消沈、、、
16:30〜16:47 秋ヶ瀬橋を渡る、途中歩行者3人、自転車3台と会う、全員男性だった。
なお鉄橋は1290M長、在来線では海上橋を除き最長とのこと、51.7〜51.8K辺りが大水門に対応、堤防も浦和方は2段構え、間にあるグランド、ゴルフ場は遊水地だろう、大きな調整池もある。 |

橋の途中で浦和市に入る |
浦和市側に入ってもまだ結構ある、ただ高架線が見えるから適当に歩き、駅の100M手前で17号線を跨ぎ、
17:04 西浦和駅に辿り着く、 島式ホーム1本、52.7KPあり、上下線外側に各1本づつ埼京線との連絡線あり、駅前広場は殆ど無い。今日はちょっとやり過ぎた、、、 |
(3) 西船橋ーー新松戸 14.3K 1998年8月9日(日)曇り(最高気温23.8℃)
いつもなら今頃は夏真っ盛り、暑さにうだっている筈だが、どうしたことかこの2〜3日、秋の様に涼しく、これ幸いと歩き潰しに出掛けることに、、、 |
10:07 西船橋駅北口を出発、100Mも行くと台地にぶつかり坂道を上り、右手に高架から地平レベルになった線路を見る、しかし台地はすぐ尽き急階段で下に、踏切の脇に京成西船駅がある。JR線が跨ぐのは96.2K辺り。
この先は高架進行右手下の道を行き、道なりにまた台地上に出る、道の右手は主に畑だが、畑を潰して建設中のマンションも見る。
やがて右手に大きな団地群、それに税務大学校の建物などが現れる、地図帳では大きな円形を京成、米国を真似た近代的団地かと思ったが、ここは旧海軍の通信所跡で、円の中央に高い電波塔があったとのこと、線路は95.2K辺りが相当。 |

船橋駅北口 あまりJRらしくない駅だ |

船橋法典駅 2013年3月3日 |
この先また畑地となる、ここも農協の「印内緑住地区区画整理」の看板が掲出され、近々大変貌を遂げるようだ。
10:49 船橋法典駅着、掘割に島式ホーム1本、93.8KPが新松戸方に。
電車が駅に入る手前西側に車内からも目立つ中山競馬場があり、タクシーが多い。
さて、次の市川大野までちょうど3K、小台地の上下が2度あり、線路は掘割と高架で突っ切るが、道路は線路に絡みながら地形に忠実に緩い上下を繰返した。 |
最初は掘割右手を行くがすぐ跨線橋で左に、小道を下り自動車教習所を過ぎ、今度は高架線下を右手に戻る、この辺りで市川市に入った筈で境界付近によくあるゴチャゴチャした地区だ、近くの千足架道橋は93.2K辺り。
やがて大野地区に入ると地名通りゆったりした平地に入り、谷地川の小流と小街道を横切る。高架線は92K辺りだろう。あとは線路方向に進むバス道路を約1K、線路は台地上の樹林の反対側を行くので見えない、途中万葉植物園が線路との間に結構長く続いた。 |
11:40 市川大野駅着、ホームは相対式、中線1本あり、駅周囲まで台地が迫り、竹藪など緑地が目立つ。
何となく安っぽい商店街はすぐ尽き、線路左手の台地上に道なりに、この後国道464号線に押出され左折、線路を跨いで進行左手近くの小道に入り1K足らず、次駅を目指す。
沿道には梨畑が多く、国道沿いには直販店が並ぶ、樹液が甘いのだろう、アブラゼミが異常なほど目に付き、少々気味が悪いくらい、その他ネギ畑も多く、特有の甘い香りが辺りに漂う。この区間は専業農家が多かった。 |

市川大野駅 2013年3月3日 |

東松戸駅、北総鉄道のホームは高さ17Mと聞く、 |
12:25 東松戸駅着、やや低い高架相対式ホーム、新鶴見起点89KPが西船方に。
北総鉄道の開業を見越して昨年の3月に新設された駅で、商店はおろかまず住宅が無いから、周囲は超閑散としたもの、大規模な施設に人影がないと不気味です、、、 |
この先線路に平行する道は無さそうで、進行左の国道51号線をちょっと行き、河原塚中学前バス停を過ぎ、右手の大きな戸建て住宅街の小道に入る、適当に線路方向に歩くこと約1K、今度は河原塚小前に出る、後は駅まで線路近くに伸びる道があった。
なお、線路右手は88.4K辺りより広大な八柱霊園が、先刻ちょっと歩いた51号線を西の境として北に1Kほどを占める。 |

東松戸駅前、大規模宅地造成工事が進行中、
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新八柱駅 2011年10月28日 |
13:30 新八柱駅着、地下相対式ホーム、西船方端に86.7KPあり、なお線路はホーム手前100M辺りより336M長のトンネルに入るが、これは地上を行く新京成線との立体交差のためだろう。
新京成の踏切を渡り線路に絡みながら進むと松戸市営「21世紀の森と広場」という大池と森を可能な限り自然のままに保った公園があり、南口から入る、入場は無料。
トンボが飛び、日暮ゼミが煩い位に鳴き、子供が大喜び、傍から見ていても楽しい、線路が掠めるのは85.7K辺りだと思う。
小休止後西口から出る、84.9K辺りが対応。 |
地形に束縛されず進む線路に付いて行かれず、感じのいい並木道から八ヶ崎信号で6号線バイパスに入り、線路と交わる地点前で左下の住宅街に入る。駅に通ずる直線道は無く、何度か軌道修正、集落名と同じ幸谷小前を過ぎ駅に、スーパーの看板が目印になるので迷う心配は無い。
15:12 新松戸駅着、武蔵野線のホームには行かず常磐緩行線で帰宅、16時40分だった。
今日は終日薄いジャケットを羽織ったまま歩いたが、この節、珍しいことだ。 |
(4) 新松戸ーー東川口 18.3K 1999年1月31日(日)快晴
8:22 新松戸駅(高架相対ホーム、82.3KP三
郷方に)を出発、60Mほど離れた流山電鉄線の頼り無げな単線踏切と用水路を渡ると、すぐ高架線が横切る、常磐線上り方に通ずる貨物連絡線で下り連絡線も近くに見え、取囲まれるように団地が6棟、縦列で貨物線に沿う。
団地が尽きると小金高校のグランド、この辺りが連絡線と本線の分岐点で、81.4K辺り、続いて坂川を線路と並ぶ川向橋で渡るともう直線線路の先に次駅ホームが見通せる。
住宅街を進行左に築堤を見ながら進み、
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新松戸駅 2011年8月8日 |

南流山駅 2013年2月11日 |
8:55 南流山駅着、高架相対式ホーム、中線が1本ある、80.3KPあり。駅周辺では筑波エキスプレス線の新設工事が進行中、この辺りは地下線になるようだ。
進行右手、5〜6Mの築堤下に伸びる道を行く、周囲は住宅街、EF65528 が牽く上りコンテナ貨物が過ぎた。
江戸川を渡る流山橋は線路に近く助かる、広い河川敷は野球グランドとして利用され、組合主催の野球大会で若かりし頃何度か来た、鉄橋の流山方袂に79KP立つ。渡り終えると78.6K、もう高架ホーム端まで30Mくらい。 |
9:23 三郷駅着、相対式ホーム、78.5KPあり、今日は日曜日、野球の応援だろう、若い女性グループが多量の飲料容器を持って待合わせ中。
さてこの先上下線の間隔が徐々に開く、今は枯草が茂る荒地と化した旧武蔵野操車場跡地を上下線が挟み込むためで、自分は上り線沿いに伸びる道を進む。
常磐自動車道をくぐり間もない77.1KP辺りは、送電塔が目立つ広い畑地で、線路も道路も500M
先まで見通せる。先刻から左前方に見えた大団地も左手に近くなった。
三郷団地内の学校:彦成中の広いグランド、続いて公園を過ぎると次駅に到着。 |

三郷駅 2013年1月31日 |

新三郷駅 2013年3月3日 |
9:56 新三郷駅上りホーム着、76.3KPあり、下りホームとは冬枯れの雑草地越しにトラス式跨線橋で結ばれ、距離は250M(ネットでは360Mとあり、自分も歩いたがそんなにある?)、現在旅客の不便を解消すべく、下りホーム側に上りホームを寄せ、同時に上り線も移設する工事を実施中で、この3月に供用開始の予定。 尤も、団地住民の多くは東武バスで直接松戸に出るようで、バスの発着は頻繁だ。
この先も上り線沿いに進む、右手は操車場跡の枯草の荒地が相変わらず続く。 |
吉川市に入ると歩道が無くなり、左手に水を湛えた用水が平行、大型車が通ると怖い、産廃用地があったり、訳の判らぬ土盛が塀の様に聳えたり、自治体の境界によくある光景がしばし展開
追記:2012年3月、この辺りに吉川美南駅が開業、高架島式ホームに下り片面ホーム、74.8Kあり。
操車場跡地の草むらが段々細くなり下り線が近付くと次駅は近い。 |

吉川美南駅 2013年3月3日 |

吉川駅(北口) 2013年3月3日 |
10:33 吉川駅着、高架相対ホーム、73.1KP
あり、中線2本分の砂利の跡地が残る。北口の駅間広場からは、東武バスの他に系列の茨城急行バスが発着する。
駅出てすぐ中川を渡る、72.9〜72.7Kが鉄橋、人の渡る橋は上流300M程、渡れば越谷市だ、県道を500M程行き、東町交差点を左に線路方に、土盛線路の南側すぐ下に農道が伸びる、左手の広大な田んぼは近々住宅用地になるらしく、「この地区での作付けはご遠慮下さい」との整備公団の立札があった。
線路も農道も真っ直ぐ、天気が良く風がちょっと冷たいが快適な歩きができる。 |
やがて左手に県立越谷南高のグランドと校舎を見る、他に建物は殆ど無く目立つ、学校の部分だけ舗装されていた。
追記:2008年3月、この高校の真向いに越谷レイクタウン駅が開業、高架相対式ホーム、71.2KP
あり。
さらに未舗装直線農道を5〜600Mほど、運河を渡ると線路沿いの自動車道に変る、この辺から線路反対側はダイエー流通倉庫等、越谷貨物ターミナル関連の施設が並び、やがて入換DL機の頭が見え隠れ、ホイッスル音も聞こえる、貨物ターミナルは69KP前後に約1K展開する。 |

越谷レイクタウン駅 2013年3月3日 |

南越谷駅 2012年12月7日 右手の白い建物がJR駅 |
盛土線路の法面で耐震化工事が各所で行われるなか、段々住宅が多くなる。
12:09 南越谷駅着、高架相対式ホーム、西船方出外れに68.5KPが見える。連絡する東武鉄道の駅名は新越谷、系列の駅ビルもあり、賑わい方も一段上。
駅をちょっと行くと住宅街に変り、駅近くの南越谷第2公園で小休止10分、さらに盛土線路の右手下を進み、富士中学校は67.6K辺り、その先で草加バイパスに入る。
13:00〜14:10 バイパス沿いの日帰り温泉を訪問(この章の最後にまとめました)
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東川口駅 2011年12月25日 |
バイパスの七佐町信号から北西に進む道を600
M、宮前架道橋(66.7K辺り)をくぐり高架線の北側に出る、この辺り西に一直線に進む線路と道路が噛合わず、しばらく苦労するが、綾瀬川を渡り川口市に入ると(鉄橋は300Mほど北で65.3K辺り)道も分り易くなり、線路南側に近い住宅街を進み、
15:04 東川口駅に到着、高架島式ホーム、南浦和方出外れ50Mに64KPが見える。地下鉄南北線に乗入れる三セク鉄道の工事中、駅周辺は商店も少なくまだこれからの地区だ。 なお、この駅まで29,698歩でした。 |
沿 線 の 日 帰 り 温 泉 紹 介
早稲田温泉:めぐみの湯 2009年9月24日訪問 ¥1,300

施設の裏側を武蔵野線が走る |
場所:三郷駅と新三郷駅のほぼ中間、77.3KP地点に位置、盛土線路からすぐ、車内から見える。
新三郷駅までちょうど1K、15分足らずで歩ける。
建物:隣接する倉庫・運輸会社の経営、25M室内プールを併設、料金の割には簡素な建物である、また内部の造作も飾らない。
風呂:主浴槽は2.5X6Mくらい、他に白湯、サウナ、2人用水風呂があるが、気泡風呂などは無し、眺望が利かぬ露天風呂も豪華さは全く感じない。
お湯:地下1500Mより汲上げる源泉は45.4℃、これを加水・加温無しでそのまま利用するの売り、湧出量は300L/分、お湯は茶色、20Cも沈むと見えず、塩辛く、金気臭あり、ツルツル感は無い。
その他:入浴料は¥1,300、お湯の質にかなり自信あるのだろう。そう度々は行けないけど、、、 |
吉川天然温泉:エメラルド・マリン 2001年12月31日訪問 ¥1,050(17時〜)

2013年3月3日撮影
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場所:吉川駅北口から大通りを北に5分足らず。
施設:せいぜい2階程度の設備を土地が狭く4階建のビルにして、1階はフロント、2階が休憩室、3階が浴室、4階に食堂がある。
浴室:湯船は2つ、白湯もある、打たせ湯、ジャクジー、サウナ、水風呂など一通り揃っており、やや狭苦しい感じ、洗い場は20、露天風呂は一つだけで1週間毎に男女が入替る、湯船上のネオンは吉川駅ホームからも見える。
お湯:茶褐色の黒湯、甘じょっぱく無匂というかやや塩素の匂いあり、源泉入浴は5分程度が良いと案内のあるナトリウムー塩化物強温泉、地下1500
Mより自噴、47.4℃、湧出量は1200L/分、と豊富だが、湯船より溢れ出ることは無かった。
その他:バスタオル付で¥1,550、17時から上記、
北小金の病院に入っている父を見舞った帰りに立寄る、大晦日で流石女性客は極端に少なかった。 |
越谷天然温泉:ゆの華 1999年1月31日訪問 ¥800 2013年5月18日再訪 ¥700

水戸街道沿いに立地 2013年5月18日 |
場所:南越谷駅から線路沿いに西に1K余、水戸街道にぶつかりさらに1K草加方に南下、40分足らずで到着、最寄りの東武蒲生駅からなら1.2K、20分だろう。
施設:待合室など狭く、和室の休憩室などお愛想程度、連れを待つ人でごった返す、食堂もカウンター式、浴室は男女別に階が異なり、サウナ、水風呂などある内風呂と露天風呂に分れ、後者のみが温泉、要は銭湯に毛が生えた程度とも言える。
お湯:10人ほど入れる露天風呂のみ温泉、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉とあり、茶褐色、微かな塩味、ツルツル感があり湯の花も浮く。玄関前に飲泉用に源泉の蛇口が2つ、白湯の内風呂区画はジャクジーの音がうるさい、狭いからだろう。
その他:実は自分はこういうゴチャゴチャした銭湯形式(失礼!)って嫌いじゃないんです、、、 |
(5:完) 東川口ーー西浦和 11.4K 1999年9月23日(木)晴時々雲
今日の天気は沖縄に上陸して猛威を振るった台風の影響で時々雨の予報だったが、9時頃になると薄日が差し回復の予兆、こんな時間では遠くには行けず、標記区間を歩いて武蔵野線の全線歩き潰しを完了させようと 、急いで支度を整え出掛けました。 |

東川口駅に近い大門地区の樹林の小道 |
11:23 東川口駅を出発、掘割を行く線路を見ながら少し行くと中小マンションなど住宅街は消え、農家や竹藪など昔懐かしい光景が現れ、やぶ蚊に追われながら写真を撮る。しかしこんな原風景も7〜8分で尽き、台地の下に。
3M程の防音壁に覆われた東北自動車道を渡る。線路がくぐるのは63.25K辺り、跨線橋を渡るため200Mほど左に、この辺り場違いなラブホテルが他に建築物が無いなか目立つ。
12:00 お昼のサイレンが鳴った時、62.4KPを過ぎる、線路は道路より1Mばかり下を行く。
この先線路右手の川口自然公園で小休止。 |
また左手に陸橋で移り台地を下り広い低地に出る、低い築堤を行く線路に平行する道は無く、見沼代用水(鉄橋は61.9K)沿いの遊歩道を進み線路から離れ、途中で方向転換、線路方向に進む。 芝川(600M上流の鉄橋は61.2KP地点)を渡り、竹藪の遊歩道を抜けもう一つ用水を渡ると駅に。
この辺り駅から緩い起伏が連続、線路は高度を変えず、掘割と高架で台地と小谷を突っ切る。なお有名な見沼田んぼは61.9〜60.7K辺りに展開、途中見沼用水の水深調整の仕組みなど興味深い。 |
13:11 東浦和駅着、この線に多い掘割に蓋をしたような地平駅舎、相対式ホームに中線1本、60.3KPあり。
13:20 池とクヌギ林を擁する小公園で小休止の後出発、向いの線路に60KP見える。
この先線路からちょっと離れ公団団地と向小学校の間を抜けまた線路脇に戻る。
14:08 58KPを左下に見て過ぎる、この先すぐ県道34号を渡る、カンカン照りになって暑い。
高架線左手の自動車道を行き、台地にぶつかり右手に移り、小住宅、商店の間の小道を進み、 |

東浦和駅 2011年12月25日 |
南浦和駅 |
14:30 南浦和駅着、橋上駅、武蔵野線ホームは相対式、56.6KPあり、駅階段を上下して北側に移る、南側広場の方が大きい。
太陽を避け高架線の左側下の道を行き、例により台地を緩く上る、沿道は高級低層マンションと戸建住宅が並ぶ、線路は第2、第1根岸トンネルに入るが、土被りが薄いせいか上は空地で、一部区間はコンクリが雪覆いの様に盛上っている、第1Tは295Mと長く、府中方出口は55.3K辺り。
14:56 サッカー練習で元気の良い浦和小前を過ぎ、台地を下り、田島通りを横断、駅に。 |
15:06 武蔵浦和駅着、高架相対式ホーム、
54.7KPあり。改札口横の「チャオチャオ」に生ビールセット¥450とあり、カンカン照りで暑く元気づけに一杯引っ掛ける。
15:30 出発、最初は高架線の進行左手、次に右手、最後の200Mは高架線直下の道を行く、この区間は武蔵野線から与野方面への貨物連絡線が、Y字のデルタ線として伸び、加えて新幹線と埼京線の高架も走り、住宅は少なく、地上を歩く者には少々圧迫感がある。
線路は中間地点でR800の左長大カーブを描き西南方向に転身、次駅に。 |

武蔵浦和駅 2011年12月25日 |
西浦和駅 2013年3月26日 |
15:55 西浦和駅に到着、高架相対式ホーム、52.7KPあり。
ホーム府中本町方出外れ、52.6K辺りで首都高速:埼玉大宮線が防音覆いをすっぽり被って南北に跨ぐ、なお同じ地点で同方向に下をくぐるのは国道17号線のバイパスだ。
ホームから1Kちょっと離れた埼京線高架が見渡せ、太陽の具合でピカピカ光りながら走る205
系電車の姿が印象的だった。
東川口駅より当駅まで21,993歩でした。 |