青  梅  線

            (1) 立川―西立川 1.9K 1998年2月21日(土) 薄曇り

  西立川駅 2011.11.18   本日は南武線:南多摩ー立川駅まで10.0Kを歩き、そのまま青梅線に足を踏入れる
15:00 立川駅北口を出発、最初はビルを挟んで線路と平行する大通りを行く、立川ホテル(日観連)など小ビジネスホテルも数軒。
 建物が尽きると右手、国営昭和記念公園の広大な敷地沿いに、広い自動車道と整備された歩道が伸びる。道の左手は老人福祉センターなどもあるが、総じて建物は少なく線路が見える区間も多い。駅手前の踏切で左手に移り、
15:35 西立川駅に到着、ホーム島式、駅舎は進行左手に建ち、留置線青梅方に2KP立つ。
現在は広幅デッキが昭和記念公園に連絡する。




     (2) 西立川―宮ノ平18.7K 拝島ー熊川 1.1K 1998年11月3日(火) 快晴

 このところ飲む機会が多く体が重い、今日は出掛ける積りは無かったが、素晴らしい天気に誘われ、少々出遅れても歩ける青梅線は西立川駅にやって来た。

  東中神駅 2016.1.10  目下,駅舎新造工事中
9:40 西立川駅を出発、進行右手すぐの広幅の道を、右手に昭和記念公園の塀を見ながら進む、次駅まで800M、西立川駅ホームからはっきりと見てとれる。
9:53 昭和記念西交差点、ここで道なりに左にカーブ、踏切で左手に移り、
9:58 東中神駅着、ホーム相対式、駅舎は南側に、2.8KPあり。
 駅前に年季の入った東中神団地があり、道路に面する1階部分の商店がアーケイド街を形成、100M程伸びる。この駅からも次駅がよく見える、営業キロで900M、そんなに あるかな?

  中神駅  2011.11.18
 東中神駅からは線路左手すぐの道を行く、線路も道路も真っ直ぐ。
 103系、東京直通の201系、たまにはグリーン塗色の埼京線用、103系3500番台車の走りも目の当りに。
 以前よく見かけた石灰石専用ホキ貨物を牽くED16型は全く姿を消し、寂しい、、、
10:10 中神駅着、ホーム相対式の橋上駅、駅前には商店が少なく、すぐ住宅街となり、賑やかさは東中神に適わない。 
 

  昭島駅南口  2011.11.18
  中神駅からも線路に接した左手の直線道を行く、道の左手は住宅とマンションが絶えない。
10:27 昭島駅に到着、地平島式ホーム1本の橋上駅で、5KPあり、北側が賑やかで、昭和の森スポーツセンター、昭和飛行機工業などが展開、ビル内駐車場を備えた大型商業施設も見える。
 さらに線路左手の道を行き、
10:47 八高線の盛土下をくぐる、ちょうど6KP
立つ。
 あとは工業団地内の2車線道を、右80Mに並走する青梅、八高線を見ながら歩くこと約800M、
  拝島駅 2011.11.18   11:00 拝島駅着、南から改札口直結の五日市線用片面、青梅線は島式ホーム2本、6.9KPあり、西武拝島線は北の横田基地側に島式ホーム1本を有する。
 JRは南側に木造平屋建て小駅舎を擁するが、駅前広場は無く、ゴチャゴチャと建つ小商店の軒先が迫る。タクシーなどクルマ3台入ればもう動きが取れない。
 
 その後駅舎新装はなったが、商店などが残り、全体としての調和にかなり欠けるのが気になる。

  EF6437  2011.11.18  拝島駅
 貨物列車が全廃されてしまい、沿線に機関車の姿を見ることは滅多にありませんが、大宮工場で定期検修を受けた機関車が、ピカピカになって所属機関区に自走して帰る途中、当駅で時間調整する姿を、たまに見掛けました。 



  その昔、拝島駅は八高、青梅、それに川越線の貨物列車が出入する重要拠点で、構内はいつも満杯、86型が入換機として活躍していました。  1962年11月、拝島駅にて
 拝島駅より進行左手すぐの小道を進み、
11:11 五日市線の0.5KP横に至る、左手にスイミングアカデミーがあり、送迎用のマイクロバスが数台。
 この先青梅・八高線方向は行止り、左カーブする五日市線を右に見て、歩行者専用道で小住宅街を抜け、自動車も通れる線路沿いの道に出て、
11:20 五日市線熊川駅に到着、片面ホームの如何にも私鉄然とした小駅、五日市起点1.1KPあり,ホームに上る階段は道路に張付き、道の反対側はすぐ住宅、青梅線と200Mも離れず。  
  五日市線:熊川駅  2015.12.14 

  牛浜駅  2015.12.14
 ホーム端から幾らも無い踏切、続いて玉川上水を渡り、さらに100M足らすで青梅線に戻り、
11:26 上水西踏切(7.99K)で、線路右手すぐのクルマの多い小道に入る。右手林の先は米軍横田基地、整備中の飛行機エンジン音が聞こえてくる。
11:36 牛浜駅着、島式ホーム、8.7KP、駅前小公園で休憩、友人に携帯電話を掛ける声が聞くともなしに聞え、横田基地の経理部門の採用試験を受けに行く若者らしいことが判る。
 
11:50 出発、次の福生駅もホームから遠望でき、線路右手すぐに道が伸びる。
12:05 福生駅着、島式ホームに9.7KPあり、 ホーム北側は駐車場を擁する大型スーパー が占める。
 横田基地は見えないが、フィリッピン、メキシコ系など訛りのある英語を声高にしゃべる基地関係者の家族、若い日本人女性を迎えに来た軍服姿の兵士などを見掛け、また市作成の付近案内図にも英語が併記されている。
 

  福生駅

  羽村駅   2015.12.14
 福生からは線路進行左手を進むが、
12:23 福生第5踏切(10.73K)で線路右手すぐの道に移る、もう次駅が見えている。 
 福生を出ると畑が混じる様になり、ちょっとローカルムードが出て来た。
12:36 羽村駅に到着、地上島式ホームに11.6KPあり。
 跨線橋から見ると、多摩川の谷が狭まり、南700Mに対岸の丘陵が近付いた。
 線路左手近くの道を行き、3階建が10棟はある東羽村団地に至り、隣接の旭ヶ丘公園で小休止、12.43K辺りだ。
13:05 出発、13.7Kで線路は左に緩く曲る、ここまで拝島駅からずっと直線だった。
13:30 小作(おざく)駅着、ホーム相対式の橋上駅、珍しくカーブの途中に位置、14KPが立川方に、跨線橋から見ると前方に山並が近付いた。

   小作駅   2015.12.14
   河辺駅  2015.12.14  小作からは線路右手すぐの道が伸び、
13:58 河辺(かべ駅に到着、地平島式ホームの橋上駅、16KP立つ、南側に留置線が2本、201系10両編成が休む。
 駅周辺にマンションが数棟建つのが、これまでの駅と異なる、また駅前広場に停車する路線バスが都営バスなのも珍しい。
 河辺からも線路をすぐ左に見て進む、周辺は住宅街が続く。
14:16 東青梅駅着、地平島式ホームの橋上駅、ホーム青梅方に17.2KPあり。 
 東青梅駅の標高は184.3M、ここまで、主に直線線路で台地上を快走、立川駅より100M上って来た。 この先は勾配も10‰、単線になった線路が、まずは青梅市街を目指し、前方に迫った山の裾に取付く。
 線路右手を行き、駅から200M位の東青梅第2踏切で街道に入る積りが、まだ線路右手すぐに小道が伸びそのまま進む、道は狭くなり、やがて線路共々山裾を行く。
14:31 ちょうど18KPが立つ宗徳寺踏切で左手に移り、人家の密集した細道を進む。 

  東青梅駅   2015.12.14
   青梅駅 建物は旧青梅鉄道本社 2階がホームレベル   たまたま街では「産業振興祭り」を開催中、御輿も出ており、笛や太鼓の音が近くに聞え、風船など持った子供も多い。
14:40 青梅駅に到着、島式ホームが1本、18.5KPあり、ホーム北側は杉林の丘を背景に建つ青梅第1小まで、5本の留置線を持つ小電車区が占め、10両で来た中央線直通車もこの駅で解結作業が行われる。
 駅前には長崎屋、雑居ビル、マンション等が小駅前広場を取り囲み、バスは都営と西武、西東京バスは見なかった。
 昭和の雰囲気を保つ小住宅の帯を挟み、右手やや小高い所を行く線路を見ながら、七兵衛通りを進むこと約1.2K、南側に平行して来た奥多摩街道に吸収されるように入ると、もう次駅は近い。

15:08 細長い小平坦地に入って線路が盛土から地平に下ると宮ノ平駅に到着、駅舎は無く、跨線橋で連絡する島式ホームが1本、、青梅方に20.5KP立つ。 
     宮ノ平駅   2015.12.14



        (3) 宮ノ平―奥多摩 16.6K 1998年11月8日(日) 快晴

    宮ノ平駅  2015.12.14
9:02 宮ノ平駅出発、駅すぐ前方に丘が張出し、線路は日向和田トンネル(307M長)に入るが、住宅街の小道はこの丘をちょうど三角形の2辺を辿る様に迂回、左手近くに平行する奥多摩街道には世話にならずに、次駅に至る。

9:17 片面ホームの日向和田駅に到着、駅の右手はすぐ急斜面の丘、左手を奥多摩街道、多摩川沿いに細長い住宅街が展開するが、街としては対岸の方が大きい。
 日向和田駅からは奥多摩街道の整備された専用歩道を行く、線路は右手小高い山裾を行き、その間に住宅は殆ど無く、道も無い。左手に多摩川が近くなったが、段差があり流れは見えない、対岸の丘陵まで700M程だろう。 
  日向和田駅  前を通るは奥多摩街道 07.01.08
  石神前駅  結構大きな集落の端に位置  9:35 石神前駅着、片面ホームの無人駅、ここも駅右手は急斜面の丘、駅前の小花壇に色とりどりの花が咲き乱れる。 
 この先線路右手に迫っていた山が一時的に後退、その分平地が出来て、細長い住宅地が線路右手に展開、歴史を感ずる海禅寺通りを行く、線路は左2~30Mを並走。
 海禅寺街道踏切(23.4K)で線路左手に移る、、踏切と同名の風格のあるお寺の前にあり、南北朝時代から後北条氏に滅ぼされるまで、この地を治めた三田氏の菩提寺とのこと。次駅までもう150M程の所だ。
9:57 二俣尾駅着、ホーム島式の橋上駅というか、駅舎は無い、23.5KPがホーム出外れ立川方5Mにあり。駅構内は広く、貨物列車待避線が上り線側に数本あり。
 この先次駅とは営業キロで900M、軽い気持ちで駅から近い架道橋で右手に移るが、道は行止り、その先薄暗い樹林帯になり、戻るしかなく20分の損、もう次駅に到着している筈なのに、、、 
 駅付近まで戻り、線路右手の細道を行き、次駅が近い西木戸踏切(24.31K)で右手に、
この先線路は奥沢橋梁(105M長)で小沢を渡るが、橋は川面から26M高、鋼鉄製のトレッスル橋脚が有名だ。 
  二俣尾駅 
 道は小谷を一跨ぎする線路とは異なり、谷が狭くなるまで少々遡り小橋を渡る、小橋の周囲に数軒の古びた人家がヒッソリと佇み、家の構造からして以前は商店を営んでいた様だが、今にも背後の樹林に取込まれそうで、何かロマンを感じた。
 また逆U字形に、道なりに線路端に戻り、30M程上の線路レベルまで急坂を上り、駅手前の軍畑踏切(24.47K)を渡り、
 
 
  二俣尾駅跨線橋より高水山を望む

  軍畑駅  2002年2月23日 棒の折山登山
10:40 軍畑駅着、片面ホーム、駅員1名いたが、ハイキング客対応要員だと思う、ホーム北側は山崖の法面。
 駅は奥多摩街道、その辺りに展開する小集落より30M程高い山裾に位置、多摩川はさらにその下を流れ、この先しばらく、車内からの眺望は良い。 
  奥多摩街道に下ると多摩川を渡る橋があり、眺望が良いので下流の二俣尾方に向い1枚、

 この先、線路と奥多摩街道の間の崖急斜面にへばり付いた様な旧道を行き、途中で小ガードを潜り線路右手に出て、また道なりに戻り、

  沢井駅  16.1.10
11:05 沢井駅着、島式ホーム1本、25.9KP、跨線橋の屋根に、至近のお寺に模したのだろう、小塔の飾りが特徴。駅舎は無いが、ホーム階段の口に職員が立つ小スペースあり。 駅北側すぐの急斜面の山は100M高、結構険しい。
 駅前の静かな小公園で一休み。 
 駅出て程なく、中風呂踏切(26.3K)で線路右手すぐの小道に入る、住宅が絶えないが、集落は地酒醸造工場:沢の井のある国道沿いが大きい。
11:32 27KPを過ぎる、もう次駅はすぐだ。
11:35 御岳駅着、27.2KPが青梅方に、平坦地が少なく、ホーム、駅舎、奥多摩(青梅)街道の順で、段差をもって並び、駅舎からホームへ地下道で上るのは青梅駅と同じ。 
 国道脇にあるバス乗場に、ロープウェイ駅行の増発バスを待つ乗客が50~70人もいて、珍しい。

 この先は谷幅が急に狭まり、かつ多摩川の蛇行も激しく、線路はほぼ忠実に険しい谷筋を辿る、結果、急カーブも多く、駅出だしにR180、190が現れ、勾配も最高20‰となる。次駅まで2.8K、この間に24Mばかり高度を上げる。
 なお川合方坑口が29.2K辺りの尾崎トンネルは直線、351M長。 

  御岳駅 07.01.04 
   川井駅 R200 カーブの途中にある  08.05.06  主に線路より20M下の国道を進む、歩道が無い所も多く、トラックは少ないが気を遣う、御岳郵便局前から旧道があったが、200M行くと国道に吸収され、御岳美術館前から始まる多摩川岸の遊歩道もすぐ行止りになった。 

12:20 川井駅に到着、片面ホームの無人駅、奥多摩方に30KP立つ。 
 駅出るとすぐ、30.1K辺り、川井(川合)の由来ともなった支流:大丹波川の深い谷を多摩川に合流する手前で渡る、橋梁は65M長。
 この先も青梅街道を進む、大丹波川を渡り間もなく、線路近くを行く集落内の道がある筈だが、入口を見過ごし、終始国道を歩いて、
 
12:44 古里駅着、相対式ホーム、中線が1本、201系が休むが、ホリデイ快速用だろう。ホーム奥多摩方出外れに31.7KPあり。
 山が30M程後退した所に設けられた駅、杉山斜面は険しく、崩壊してコンクリで固めた補修法面も見える。駅手前に一瞬石灰石採取場がホッパ貨車と共に見えたが、余り活気がないようであった。


  古里駅

  古里駅(改装後)  2007年1月4日 御岳山の帰り
 追記:古里駅はコミュニティーセンターを併設の上、2003年2月に、地元産材を使用して新築されました。 

13:08 家から持参のバナナ等で昼食、小休止後出発。  
 しばらく国道の上に並ぶ旧道を行き、また道なりに国道に併合される、青梅街道はこの辺り歩道が無く、クルマに気を遣う。
 下り線はノロノロ運転、多分奥多摩湖などに駐車場が少ないのが、波及しているのだと思う。
 なお33K辺りから、山並が南に張出し多摩川の流れ、それに国道は一時南に迂回するが、線路は清見岳(54M長)、将門(423M長)の2トンネルをもって、この約600Mを乗切り、また国道と一緒に200M余、駅に至る。
13:43 鳩ノ巣駅に到着、ホームは相対式、鳩ノ巣駅ホーム端すぐの鳩の巣西踏切で33.89Kだ。

 駅から徒歩約5分の多摩の清流を見渡す場所に国民宿舎が建ち、そこから河原沿いに遊歩道が伸びるのは、かつて宿泊したことがあって知っており、ちょっと行ってみる。 

   鳩ノ巣駅  2006年5月4日 川乗山登山の帰り

  白丸駅
 ちょっとしたハイキング気分を味わった後、まだ渋滞している青梅街道に戻る、この辺り、白丸ダムがあるので、エメラルド色をした澱んだ流れを左手下に見ながら進み、風景は良い。
 鳩ノ巣から白丸まで営業キロで1.4K、線路は5つのトンネル、4つの小橋りょうをもって切り抜ける、トンネルの累計長は675Mと、殆ど半分を占める。

14:02 白丸駅着、ホームは片面、北側はすぐ山、左下の国道は30M程下を行き、階段で連絡。
 ホーム出外れに白丸トンネル(56M長)が口を開ける、出ると間髪入れず氷川トンネルが続くが、これは1270M長、次駅との間ちょうど2K、トンネル区間が半分余を占める。 
 さてこの先線路はほぼ真西に2K、最短経路で終点の奥多摩駅に至るが、この区間、多摩川は国道共々南下してまた戻り、一時線路と600Mも離れる。
 
 ダム湖の影響が無くなり、流れの早くなった多摩川を進行左下に見ながら、青梅街道を進む、途中2つの小隧道を抜けたが、3つ目の新氷川隧道は605M長、川沿いに旧道が伸びホッとする。
 旧道の途中に新規開業の町営日帰り温泉があったのは想わぬ贈り物、汗を流さない手は無い。 

  白丸駅 駅舎は無い 2015年11月13日


          奥多摩温泉:もえぎの湯 14:25~15:15在  ¥750(2H)
 5~6回はお世話になっているのに、写真がどうしても見つかりません、、、
場所:奥多摩駅から徒歩約10分、線路沿いに青梅方に進むと、案内看板や地図が幾つかあり、道は分り易い。
建物:多摩川を見下す崖斜面に建ち、フロントが1階、休憩場は2階、小さくてチャチ(失礼!)な露天風呂が地下1階部分となる、公営のこの種施設としては小振りな方。主浴槽は15人から20人収容、一応大理石張りだ。
お湯:無色透明、無味、無匂、ヌルヌル感が強いのが特徴。19度の鉱泉を加温するフッ素系温泉。
特徴:ヌルヌルするアルカリ性の強い温泉は、登山客には格好の癒しとなり、いつも混んでいる。



 奥多摩駅 本仁田山の急峻な尾根筋を望む  10.11.16
15:15 温泉を出発、しばらく旧道を行き新氷川隧道の奥多摩方坑口を右手に見れば、奥多摩駅はもう250M位。
15:29 奥多摩駅に到着、温泉から14分要したが、もう少し早く歩ける筈だ。駅舎は木造一部3階建、島式ホーム1本は盛土上にあり、改札口から階段で連絡、37KPあり、標高は343M、改札前には丹波、小菅を始め各地に路線を持つ西東京バスの営業所があり、休日は狭い駐車エリアに中型バスがごった返す。 
 帰りの電車は青梅での増結は無く、大混雑のまま立川に、青梅では次の始発を待つため下車する人も多かった。

 



                 五 日 市 線

         熊川ーー武蔵五日市 10.0K 1999年9月6日(月) 薄曇り午後

 拝島から熊川駅までは、昨年青梅線訪問の際、ついでに歩いているが、五日市線の接続が悪く、両駅間は1.1Kなので、それならと、拝島駅から歩きました。




 ←拝島駅五日市線専用ホーム クハE232-519他 
   2015年12月14日
  熊川駅  2015年12月14日 8:21 熊川駅(1.1KPあり)を出発、ホームから100M程の第一熊川踏切手前から、南の16号線より別れた新奥多摩街道に入る。
8:30 牛浜郵便局前を左折、五日市街道をちょっと行き、奥多摩街道の旧道を渡って多摩川に向い下り、途中から多摩河原公園に入り、多摩橋の方へ。
8:48 多摩橋を渡り終える、鉄橋は700M程下流に見え、拝島方袂が1.71Kなのは車内より確認済み。
 後は道なりに南下、交番の角で左折、300Mばかり歩いて、
 

  東秋留駅  2016年1月10日
9:05 東秋留駅着、小駅舎が上下線の間に挟まる、島式ホーム1本、3.4KPあり。日中はこの駅でのみ交換して、パターンダイヤで運行する。
 駅北側の小丘を鬱蒼たる杜を擁する二宮神社が占め、整備状態も良い。 
 線路右手、7~8M線路より高い台地上を行く、道の右手は畑地、土の匂いがいい感じ、線路が一時金網を隔て左すぐに300M程並び、またちょっと離れると、やがて次駅に至る。
  秋川駅北口  2016年1月10日   9:36 秋川駅着、相対式ホームの橋上駅、5.6KPあり、北口の方が賑やかで、5F建の東急ストアも建つ、区画整理が施された駅前広場には小噴水もあり、全体に余裕が感じられる。住宅街が主の南口にも桜木が木陰を作る小広場あり。
 この先線路進行左手を200M程行と五日市街道踏切の脇に出て、同街道に連絡する広幅の道を左折、
 なお、現在この辺りで新自動車道建設工事を大規模に実施中、新道は五日市線の下を潜り、辺りの風景も変わると思う。

  秋川駅南口 2016年1月10日 
10:00 渕上三叉路を過ぎる、この少し先で斜め右に分岐する道入り、500M位離れてしまった線路方向を目指す、畑中の道で、この辺り栗林が多い。 
 駅の辺り、線路北側に、窓の少ない大きな建物が畑の中に目立つが、駅に近付くにつれ、富士通の半導体センターとなことが判った。
  武蔵引田駅 2015年12月14日 10:08 武蔵引田駅着、片面ホーム、北側に多分開業時以来の木造平屋小駅舎が建つ。
 なおこの駅、真南500Mに車内からも見える阿伎留病院があり、戦時中の国有化まで「病院前」と称したとのこと。
 線路進行右手の畑中の小道を行く、今はトマト、サトイモが多いなか、茶畑と栗林が色を添え、線路は左70~80Mを平行、線路の左手も栗林など畑地が続く、次駅まで営業キロで1.3K。
  武蔵増戸(ますこ)駅 2016年1月10日   10:35 武蔵増戸駅着、ホーム相対式、駅舎は南側に建つ、8.4KPあり。
 線路進行左手の集落内の道を適当に進む、意外と大きな集落で、沿道に人家が絶えない。
 帰路車内から見ると、線路右手すぐに道が伸び、9KP辺りから右手に丘が迫り、大悲願寺(9.8K)を見て程なく踏切を渡り、五日市街道に道なりに合流するルートがあった、、、
 線路が丘裾を行く辺りから秋川沿いの街道に入るが、谷が深く川面は見えない。
 

  武蔵五日市駅    
 街道を歩いたのは僅か、また右手、山肌を縫う線路近くに平行する道に入る、線路は10.5KP辺りから高架に上り、10.7Kで秋川街道を跨ぐ。 

11:23 武蔵五日市駅に到着、高架頭端式島式ホーム1本、なお高架新駅舎が完成したのは96年7月。駅は市街地の外れに位置、周囲にめぼしい建物は見られない。
 
  武蔵五日市駅  2015年11月28日 
 駅の周囲をブラブラして写真を撮って戻ると、前面をSLの形に模したトレーラーバスが到着、終点の日帰り温泉まで、間もなく出発する、電車は出たばかりで30分近く待つので、予定外だったが飛乗る、座席は24人分、乗客は自分を含め4人、客席部分が独立した車両なので、女性車掌も乗務する。



               日の出つるつる温泉 12:02~13:05在 ¥800(3H)

場所:日の出山の麓、小谷の行詰まりに位置、山頂から徒歩約80分、バス停は玄関前にあるから便利。
建物:2階建の温泉館に円形の「パノラマ食堂」が併設され、1階はフロント、ロビー、108畳の大広間、2階に浴場が2つ、週毎に入替り、露天風呂はその1つ「美人の湯」にのみあるが、眺望も悪く、入れなくても気にすることは無い。
お湯:無色、無味、無匂、PH9.64、ヌルヌル感強い、湧出量は104L/分のアルカリ性単純温泉、マーマーのお湯だ。1階から階段を下った食堂は公営としてはメニューも充実、酒飲みにも対応。
その他:空いている時にまたゆっくり味わいたい。
 

  日の出つるつる温泉  2015年11月28日


 温泉玄関前にあるバス停から13時15分発のSLバスに乗車、温泉は混雑していたが、バスの入りは10人余、五日市線の接続は良く、拝島到着が14時頃、八高線を八王子まで歩く積りが、残暑も結構きついなか、温泉に入って調子が狂ったのだろう、多摩川を渡った頃から気力が萎え、次の小宮駅で前途途中放棄せざるを得なかった、、、、、