奥 羽 本 線
(1) 秋田ー上飯島 9.6K 2007年4月28日(土)快晴
学生時代の同好会の同期生の集まりが、今年は奥羽本線大久保駅最寄りの丘上に建つ「八郎潟ハイツ」で開催される、今回で第41回目、全てゴールデンウィーク期間中の開催だ、浪人1年の自分などは今年の9月に満65歳を迎え、年金生活者でもあり、そろそろジパング割引の利く期日への移行を願いたいが、長い実績、それに「皆勤」「欠席1回」等の猛者もいて、期日変更など言い出せたものでは無い。
さて、本人がみても偏屈者の趣向に見える「歩き潰し」 は、皆がリラックスムードのこういう時は控え、日帰り温泉でも行って適当に時間を潰し宿舎に向う筈が、秋田駅前に来てみるとナント快晴、結局、首記区間を歩いてしまった、、、 |
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11:25 秋田駅西口を出発、線路進行左すぐの道を行く、秋田市の中心街は駅から比較的近い西側に展開、北方向への人の流れは少ない、天気最高。
11:35 道が行止まり、道なりに歩行者用跨線橋を渡り線路右手に移る、跨線橋が屋根付なのが雪国らしい、299.9K地点、この先線路右手に6M道伸びる。
11:40 第一手形谷地町踏切で位置確認、300.3K地点、この180手前に第二手形ー踏切があり、その辺りから住宅街が本格的に始まる。 11:52 からみでん信号を過ぎる、少し手前の北都銀行の辺りは旧い住宅が多かった。 |
11:57 旭橋(80M長)を渡る、旭川を渡る人橋が無く、流れが湾曲していることもあって、鉄橋より500M程上流まで来てしまった。なお、鉄橋の秋田方袂は300.7K地点となる。
12:04 右岸沿いの道をまた下流方向に500M程戻り、300.9K地点の市下水道馬場ポンプ場横に、線路左手はJR秋田工事局が占める。
12:12 本線泉踏切:301.4Kを渡り左手に、線路沿いに小道が400M程伸びる、この辺りは旧秋田操車場があった所だ。 12:17 JRバス東北秋田支店が右手、小川を前にしてある、平屋建ての簡素な建物、「象潟・本荘ー東京」と側面に大書した高速バス等4台休む。
この先左手に2階建新興住宅街が結構長く続く、右手はすぐJR土崎工場が占め、ED75136号機他が色褪せた姿をさらす、多分再起は無いだろう。 12:34 秋田貨物ターミナルにぶつかり、道は250M程西に突出た敷地沿いに迂回、ターミナル用地沿いに住宅生協の戸建て住宅街が展開、302.8K~303.9K辺りが相当するのを、帰路車内より確認。
この先しばらく、貨物通運会社などトラック関係の事務所、車庫が並ぶ地区を歩き、
13:03 小川を渡った所でまた道なりに下り線左手すぐの道となる。 13:15 草生津川を渡る、鉄橋は右120M、30M長、304.5KPが見える。すぐ先の向山踏切に出て位置確認、踏切の前後各1Kは線路直線だが、線路近くの平行道は無くなり、ちょっと離れた県道を行って、
13:37 将軍野踏切:305.3Kに出て見ると、305.4K辺りよりJR土崎工場気動車補修棟が占める、なお踏切の手前すぐに秋田銀行の同名の支店あり。
踏切から線路左すぐに80C幅の細道が伸び、また県道に戻るのかと思ったが助かった。
13:44 305.8K地点を過ぎる、工場の教習、実習室があり、ここから線路は右カーブ、なお工場敷地は306KPのチョイ先で終了。 |
13:54 土崎駅着、改札口直結の下り片面ホームに上り島式ホームで構成、但し②番線は欠。306.5KPあり、キオスク、立ち食いそば店も営業、駅右手は住宅街、左手駅前の旧国鉄用地跡をスポーツジム、市立土崎図書館、4階建マンション等が占めるが、商店は1軒のみ、住宅も駅前は却ってパラパラ、なお同駅は県内では秋田に次ぎ乗車客数が多いそうだ。
土崎の地名は、かつて雄物川が洪水の度に流れを変え、土を裂いて縦横に暴れ流れたことから来ているとのこと。 |

土崎駅 |
14:05 土崎駅を出発、線路左手すぐの道を行き、程なく土崎港に通ずる非電化単線の臨港線、港船ケ沢踏切:0.48Kを渡る。
なお、土崎駅までは旧国鉄の操車場、貨物ターミナル等を辿っているうちに着いた感があるが、この先景色は一変する、というか普通の沿線歩きに戻る。
14:17 住宅街に囲まれた虎毛山踏切:307.1Kで位置の確認、この先は左40Mを平行する羽州街道に入るが、飯島郵便局の横の踏切:307.84Kからはまた線路左すぐの側道が伸び、
14:34 4F団地近くにある地場スーパー、臨港警察署飯島交番を見る、308.4K辺り。 |

上飯島駅 |
14:43 黒川街道踏切:308.9Kを渡り、上りホームに小待合室のみある上飯島駅着、、かつての信号場が1964年に昇格した関係からか、この踏切を境に千鳥状に配置された相対式ホームを持ち、、下りホームに309KP立つ。
さて次の追分駅まで営業キロで3.4K、国道7号線を行けば道なりに行けそうだが、集合時間が気になり、大事を取って下り電車を待ち大久保駅に向うことに。
大久保駅より今宵の宿:八郎潟ハイツまで、駅前の道を行けば約1.2K、道なりに丘を上って到着する、しかし明日の沿線歩きを考え、可能な限り線路に絡みながら歩くことにして、 |
15:50 大久保駅を出発、ホームは改札口直結の上り①ホーム、下り島式ホームが②③線となる、319.5KPあり。
線路進行右手近くの住宅街の道を行く、住宅は新しいのが多く、ここまで来ると庭などもゆとりがある様だ。
15:56 第一蛇川踏切で線路左手に移る、319.96K。
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大久保駅 4月30日撮影 |
第二蛇川踏切で位置の確認、320.4K、線路左手に展開する超広い田圃は1枚の田の区画も規模が大きく、ちょっと日本離れした光景だ。10K程先だろうか、男鹿半島の山々も遠望される。
16:08 豊川踏切:320.37Kで線路右手に、300M程離れた40M高の丘上に白い建物が見えるが、それが目指す八郎潟ハイツだろう。
16:25 八郎潟ハイツに到着、宿舎からは丘下の集落端を行く線路に485系特急、EF81型牽くコンテナ貨物などがよく見える、八郎潟は2~3K先、なかなか大きな存在だ。
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(2) 大久保ー鹿渡 19.5K 2007年4月29日(日) 薄曇り
8:02 八郎潟ハイツを出発、昨日歩いたと同じ道を辿り、
8:16 豊川踏切に至る、320.37K地点。
8:21 321KPを過ぎる、真正面、車窓からだったら真横300Mの丘上に八郎潟ハイツがよく見え、写真を撮る。
8:28 線路左手すぐの道を行き321.5KPを過ぎる、この辺り八郎潟方面に広大な田圃が展開、TVで見る米国や豪州の大規模農業地帯を想わせる。
8:33 322KPを過ぎる。 8:39 飯塚道踏切で線路右手に、322.5K地点、もうホーム端まで100M程。 |
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八郎潟ハイツが丘上に 321KP地点 |
羽後飯塚駅 |
8:42 羽後飯塚駅着、木造平屋駅舎に直結した上りホームと島式ホームで構成される。KPは322.8Kがある筈だが見当らず。
8:56 駅を出発、線路進行右手の羽州街道を行く。
9:03 井川町に入る、線路は田んぼを100M挟み、左手に平行、323.85K辺りとなる。
9:08 湖東地区消防署が道の右手に。 |
9:12 井川さくら駅着、町営図書館との合築駅、ホーム相対式、324.2KPあり、ホーム間の連絡は地下道、前駅からずっと直線で来た。駅の開設は1995年12月と新しく、管理は井川町が受託。
9:30 今戸踏切で位置の確認、324.7K、ちょうど秋田行キハ58系3連が過ぎた。線路右手は約2Kに亙り田園地帯が拡がる大農業地帯だ。
9:40 大井河踏切:325.6Kを過ぎる、線路複線、この辺りも周囲は広い田園地帯。
9:46 五城目町に入る、線路左手田んぼを挟み120Mに、326KP見える、線路右手は2K、左手は3~4Kに亙り田園地帯。 |

井川さくら駅 |
9:52 道なりに大河三叉路に出て左に、そして500M程行って、
9:58 大川踏切に至る、326.7KPあり、この先は線路右手の1.5M農道を進み、327KP先の架道橋を潜り線路左手に抜け、神社、お寺、大川多目的集会所など過ぎ、
10:10 大川を80M長の橋で渡り八郎潟町一日市地区に入る、鉄橋は400M程上流に、約100M長、中央に327.2KP見える。
10:23 荒耕地と云う先人の苦労の跡が偲ばれる様な踏切で位置確認、327.74K、ここまで線路左すぐ1M下の小道を来た。 |

八郎潟駅 |
10:28 八郎潟駅着、海側にモルタル造り平屋建の駅舎、改札口直結の下りホームに、島式ホームで構成、副本線は当駅折返し列車に充当、328.2KPがホーム青森方に、時刻表を見ると当駅着が0:30頃の列車もあり、夜間滞泊がある筈だ。
10:58 出発、線路右手すぐの4M道を行く。
11:07 松の木踏切で線路の左手に、328.9K、単線線路は大舘方約1Kに亙り直線。 11:16 諏訪神社が右手に、329.5KPが対応、この辺り「秋田街道」と呼ぶと案内があり、踏切からずっと沿道両側に人家が並んだ。
11:21 夜叉袋(やしゃふくろ)踏切で位置確認、329.8K地点、ここから街道を離れ、線路の左手すぐの2M砂利農道を行ってみる。 |
11:32 真坂踏切で農道は行止り、線路右手に、331.2K、EF81120牽く上り長大コンテナ貨物が過ぎた、この先入替りに国道7号線本道が線路を跨ぎ左手に来る。331.57K辺りなのを帰路車内より確認。
12:03 三倉鼻踏切で道なりに線路左手に、332.3K、さくら公園が線路両側を占める、案内によると、戦国武将の秋田氏が八郎潟に突出た御崎を切抜いた所を、羽州街道、奥羽本線が通っているとのこと。また民俗学の始祖ともいわれる菅江真澄が通った道でもある。
12:10~12:17 三倉鼻公園で小休止、ちょうど桜花が満開、お花見に寄る地元の人が絶えない。
12:31 旧道で道なりに天瀬川踏切を渡り、右手の台地裾の小高い所を進む線路の右手に出て、 |
12:40 鯉川駅着、無人小駅舎に相対式ホーム、ホーム出外れ秋田方に333.5KP立つ、駅右手のやや小高い丘に牛舎とサイロが多数見え、その先は低い丘陵、駅左手はすぐ杉の防風林、300M先に見える長方形の貯水池は八郎潟干拓の際、残されたものだろう。
12:48 出発、
13:00 鯉川踏切で位置の確認、334.46K、台地の端に位置、この先線路は築堤で5~6M下の広い田園地帯に駆け下りる。 |
1.jpg)
鯉川駅 |
13:18 336KPが右130M先の築堤上に、その間は台地の緩斜面に造成された田んぼ、左手はこれも超大規模田園地帯が2~3K、平行する並木道(?)までずっと展開。
13:23 「道の駅ことおか、土笛の里」が道の右手に、336.5KPを帰路確認。
ここでY字路を右に駅方向に入る、線路は右手150Mの築堤上を行く、住宅が始め右手に、やがて道の両側に展開する、この街結構大きい、なお、男鹿琴丘線が線路を跨ぐのは337.8K辺り。
13:34 右に一里塚跡を見る、佐竹領内に入り4番目のものと案内あり。 13:40 三種町琴丘公民館、広域琴丘体育館が道の右手に、裏手250M、7~8M築堤を線路が行く。
13:52 北都銀行鹿渡支店が右手に、この手前で琴丘郵便局も過ぎた。 |
鹿渡駅 |
13:57 沖の田踏切で位置確認、338.7K、もうホーム端まで200M位。ここから家一軒の帯を挟み2車線道が始まる。
14:01 鹿渡駅着、改札口直結下りホームに上り島式ホーム、339KPがホーム中央に。駅舎は外面がガラスで覆われ、音楽練習場にスナックまで入った合築駅、駅の右手は平屋建ての町営住宅団地、7~800Mで緩やかな山容の山並に続く。
今日はこの駅で切上げ秋田駅に戻り、ホテルに入る前に日帰り温泉で一風呂浴びたい。 |
ホテルグランティア秋田:華の湯 15:30~16:48在、¥850(土日料金)
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場所:秋田駅前から広小路通りを西に、広小路西交差点で左折、400M程、左手のホテル屋上にグループチェーン「ルートイン」の看板が見え判り易い、パンフには徒歩15分とあった。
建物:ホテル本体ビル脇の平屋建て、浴室は天井まで吹抜け、主浴槽は2.7X7Mとマーマの大きさ、他に露天風呂、寝湯、座湯、サウナ等、規模としては大きく、洗練されている。
お湯:薄茶色、金気臭、塩辛く、ツルツル感もある、PH7.5、湧出量は310L分、33.6度のお湯を加熱している、ナトリウム‐塩化物強塩泉、マーマーのお湯だと思う。 |
(3) 上飯島ー大久保 10.6K 2007年4月30日(日) 晴
昨夜は東横イン秋田駅東口店に泊った、このチェーン店は概ね駅のすぐそばに立地するが、ここは駅改札口から濡れずに行ける駅ビル内にあり、利便性は最高、なお同チェーン独特のビル塗色は見られず、頭でっかちの看板も幾分抑え気味、部屋の殆ど開かない窓からは羽越本線ホームの様子など、秋田駅の一部の様子が見下ろせる。夜は静かだった。
無料朝食を時間の関係で権利放棄したのが、年金爺さんとして悔まれるが、日曜はシルバー割引が利き、3割引きとなります、、、 |
上飯島駅 |
6:44 上飯島駅を出発、線路左手に近い羽州街道:国道7号線を行く。
6:54 新城川を渡る、小川だが線路を潜ると急に川幅が拡がり小運河の様になる、鉄橋は右60M、309.6KPが見える。
7:01 起新田踏切で距離の確認、310.2K、踏切右手は広田が展開、ちょうど下り特急寝台「あけぼの号」が過ぎた、今朝は流石結構乗客の姿が見える。 |
7:10 笠岡踏切を渡り右手に、310.83K、右40Mの小用水沿いに草砂利農道が伸び入ってみる、しばらくするとキハ40、48等で組成した男鹿線上りDC7両編成がやって来た、編成は壮大だが、今日は休日、乗客の姿はまばらだった。
7:17 中野踏切でまた左手の7号線に戻る、追分駅の跨線橋が遠望される。
7:32 追分交番が国道の左手に、この手前で線路により近い住宅街の道に入ったが、行止まりになり7号線に戻った。 |

追分駅 |
7:37 追分駅着、ホームは改札口直結の主に男鹿線用片面ホームに島式ホームが1本、ホーム大舘方に313.4KPあり、
7:42 追分駅を出発、線路すぐの道を左に住宅街を見ながら400M程行ってから国道7号線に入る。
7:47 下刈踏切で位置の確認、312.74K、踏切右手100Mに県立金足農業高校が見える。
7:57 天王跨線橋を道なりに渡る、313.1K辺り、男鹿線の1KPもちょっと先に見える。 |
8:10 7号線から110M程右に入り、牛坂踏切で位置の確認、313.7K、線路左手はこの先松林など、右手国道との間は新興住宅街、建設中の住宅も数軒、この先400M程で男鹿線が分岐する筈だが確認できなかった。
8:24 下刈バス停(秋田中央交通)、この辺り両側歩道付の国道2号線とある、道の右手は住宅街。
8:28 仏所護念会秋田地方教会が右手に、バス停あり、左手はトレーラー20台ほど駐車の八森運輸の営業所、線路左250M程を平行。
8:40 国道が緩い下り坂となる、国道標識は285.6K、住宅は少なくなったが絶えず、この先右斜めに7号線昭和バイパスが分れる。
8:49 7号線の三叉路を300M程入って跨線橋に出て見る、3~4M下を行く線路に316.3KPを見る、線路方向の道は無く、また三叉路に戻る。
三叉路の先から下の広い田圃に下リ始める、急に視界が拡がり、広田の先の丘陵上におととい泊った白亜の八郎潟ハイツを遠望する、2Kくらい先かな? |
9:11 大郷守踏切で位置の確認、316.91K、周囲は広い田園地帯、なおこのちょっと手前のガソリンスタンドのあるY字路で、7号線のそのまた旧道に入る。
9:29 阿弥陀堂踏切でも位置の確認、318.35K、上を高規格道路が十文字に横切る。ここまでY字路から真っ直ぐ来た。
9:38 319KPを過ぎる、この先道は線路右手に張付き、これを450M程行って、
9:46 大久保駅着、順序が入り繰ったが、これで秋田から鹿渡まで39.7Kを歩いたことになる、当駅10:08発の電車で秋田駅に戻った。 |
大久保駅 |
(4) 秋田ー和田 13.3K 2016年5月22日(日) 快晴
今年の「歩き潰し」はまず秋田駅を起点に羽越・奥羽両線沿いを歩こうと予定、今日が5月初旬に続きその第2回目となる。今回も「こまち1号」を利用したが、秋田直通車の入りはせいぜい15%程度、仙台を過ぎると段落ちもいいところ、車内は物音一つ聞こえないほど静まり返り、少々戸惑う。 |
クハ700-8 弘前行 於:秋田駅 |
10:38 秋田駅東口を出発、今日の秋田駅は静寂に包まれる、特に東口は県庁所在地駅とはとても思えないほど閑散としている、そういえば始発「こまち1号」も乗車率は15%程度だった。
線路に隣接する駐車場を行く、道の左手に東横インが入るグレーの複合ビル、スポーツクラブ、そひてツツジが満開の小公園と続き、その先は早くも新興住宅街となる。 |
10:53 旧秋田機関区の記念碑がある、建物は関連工務会社の事務所、298.7KPが碑の先90Mに。
10:58 館ノ越踏切で位置確認、298.33K、複線海側の単線は車両センターの出入庫線、右50M海側、住宅を挟み羽越本線が斜め右手に進む、なお羽越本線が海寄りに分岐するのは298.5K辺り。
この先程なく、階段を6段踏んで2M下の道に入り、
11:04 大平川を渡る、橋は30M長、コンクリ製上路板桁鉄橋は右50M、川の湾曲でやや大曲方に並ぶ、この先はクルマの結構通る住宅街の3M道をしばらく進み、 |
旧秋田機関区跡 |

秋田支社秋田車両センター正門 |
11:14 右手すぐの35M長跨線橋を渡る、297.5KPが下に、秋田車両センター用地の端となり、センターのほぼ全景が見渡せる、なお大平川鉄橋からこの跨線橋まで、奥羽・羽越両本線に囲まれた三角形の土地にすっぽり嵌り込んだような独立丘陵はこの辺りで尽き、前方に大平野が展開する。
11:25 跨線橋を渡り道なりに下って、秋田車両センター正門前に出る、日曜で人影はまばら、大曲方すぐを大跨線橋が跨ぐ、その先もセンター用地は続き、ED75767,キハ48515等、男鹿線用旧国鉄型気動車が多く休む、なお、センター事務棟横に296.5KPがあった。 |
11:36 センター用地端近くに至る、しかし右手から回り込んだ用水を渡る橋が無く引返す羽目に、用水沿いの住宅街でバットを振っていた高校生に聞いて、センター端から300Mも上流の小橋を目指す。
11:42 40M長の橋で用水を渡り、岸沿いの草むらをまた戻る、羽越本線だろう、電車の走行音が聞こえるも姿は見えず、2~3K先の丘上に見覚えのある発電用風車が見えるから、先週歩いた森林公園はそう遠くない筈。
11:52 猿田川橋梁着、296.19K、正門からちょっとしか進んでいないのでがっかり、線路右手に道があるが、出だし部分は半透明の雪覆い柵が線路沿いに平行して目障り、架道橋で左手に移り、草砂利の1.5M農道を行く、なお雪覆いの内側に留置線が数本車両センターから伸び、583系寝台特急が1本休んでいるのを、帰路車内より確認。 12:03 295.5KPを右に見る、左手は広大な水田が1K先まで伸び、その向こうを県道41号:秋田昭和線を線路方向に走るクルマが小さく見える、
この先150M程の桑谷地踏切で線路右手すぐの細道に移り、第1古雄物川橋りょう:294,8K、19.2M
長までは順調だったが、古(雄物)川を渡る人橋周辺は、田植え時の農業用水が溢れ、靴がびしょびしょになり参った。
12:26 国道13号線を線路から250M離れた四ツ小屋入口信号で(やっと)渡る、靴をグジュグジュ云わせながら線路方に戻り、 12:29 2.5M盛土右すぐ下の草むら農道に入り、30C幅の畦道も交え前進、
12:37 中野踏切:294.18Kに至る、ここからは線路左手すぐに2M砂利農道あり、大きな鳥海山が霞み、結構近くに見える。
この先四ツ小屋橋りょう:293.73Kで、流れの脇に細道が張付き、また線路右手に、しかし線路近くに道は無く、小川沿いに右手の自動車道に近付き、
12:53 県道9号線の旧道に入る、9号線は先刻13号線を渡った四ツ小屋入口信号から始まる道だ、これを来れば楽だったのだが、少々こだわりすぎた、、、
12:57 第1四ツ小屋踏切:293.36Kで船rの左手に、もう駅の跨線橋が300M先に見えている。 |

和田駅 |
13:03 四ツ小屋駅に進行左手より到着、駅舎は自由跨線橋を渡り右手に位置、ホームは島式1本、293KPがホーム秋田方端に立つ。
13:14 出発、進行右手のクルマの通る道を行き、小阿地踏切で位置の確認、292.69K、この先すぐ線路は左カーブ。
13:30 292KPが左線路上に。この先自動車道から離れ、灌漑用水の堤防沿いに歩いて、
13:35~13:44 小休止を兼ね「こまち号」を撮る積りが、距離の目測を間違い全景が収まらず、7両編成なのは分っていたのだが、、、 |
13:50 木戸口バス停(秋田中央交通)、線路は左手、水田を挟み120M程を行く、バス停から通ずる跨線橋で291.35K辺り。
この先大きな集落に入ると3M道がくねる、1軒の農家に土地の若奥さんと子供達が集り、田植えの打合せ講習会をしている。
集落を抜けると道は線路から右方に大きく円弧を描いて離れる、線路近くに畦道もあるが、水田の水を吸い柔らかく沈みやすいので、大事を取って道路を行き、道なりに線路端に戻る。
14:20 豊成踏切:289.54Kで位置確認、踏切周囲に小集落あり、線路は秋田方2Kに亘り見事な直線で伸びる。 |

和田駅在来線ホーム |
この先線路右手に感じの良い農道が伸びるが、田植えの準備中だった土地の人に聞くと、90M先の豊成橋を渡り対岸を行かないとこの先橋は無く行き止まるとのこと。
14:29 1級河川:岩見川を120M長の豊成橋で渡る、左岸堤防上に2M幅のサイクリングロードが伸びる。本来の道は200M右手に平行。
14:48 道なりに小ダム湖の堰堤脇に出る、灌漑用のようで発電所は無い。帰路車内から見ると、堰堤で288.4K辺り、支流を渡る鉄橋に288KPがあった。少々疲れが出てきたが、更にサイクリンロードを進み、 |
15:00~15:07 岩見川を右岸に渡り返す橋の袂で小休止。
15:10 県道62号線の戸島大橋ではなく、近接して平行する中の橋(100M長)で岩見川を渡る、渡った先に大集落が展開。
15:19 道なりに秋田自動車道を潜る、左250M、田んぼを挟んだ地点で線路が潜る、287KP立つのを帰路の車中より確認。
どこかで線路に近付こうと思ったが、適当な道が見付からず、たまたま自転車に乗った老人が行く道を左折、 |
和田駅 |
15:28 歩行者・自転車専用の和田地下道で線路左手に、286.4KPが近くに見える。この先は舗装小道が線路の左手すぐに平行、
15:34 和田駅着、在来線ホームは相対式、286KPがホーム秋田寄りに、ホーム西側はすぐ水田が4~500M程あってその先は丘陵、丘の影から時々航空機が上昇体制で突然現れる、駅舎のある東側は集落が展開、丘陵まで160~170Mといったところ。
なお上りホーム外側にも線路と架線があるが、柵があって当駅での客扱いは無い、朝方秋田まで乗車の下りこまち号はこの待避線に入り、上りこまち号と交換した。 |

和田駅在来線下りホーム |
本日は当駅で終了、秋田駅前のビジネスホテルに泊り、明日は羽越本線の上り始発電車で羽後本荘に行き、由利高原鉄道線沿いに歩こうと思う。 ホテルは予約をしないで直接フロントに、予想通りガラガラだったが、最高階なのは良いとして、エレベーター脇の部屋となり、風切音が煩いのではと気になったが、これは杞憂に終った、電車もそうだが、最近のエレベーターも静かになったものだ、、、 |