仙  山  線

   (1) (山形)ー羽前千歳ー山寺 14.1K 2003年6月24日(火) 晴(山形) 

 JR東日本:「大人の休日倶楽部」会員用の3日間乗り放題切符(¥13,000)が初めて発売され、一昨日は仙台、昨日は長野近辺を歩き、常日頃、青春18きっぷのお世話になっている自分は、「新幹線の威力」を痛感した。さて3日目の天気予報はどの地区も曇り、唯一、山形地区に晴マークが付いている。
 実は山形新幹線は米沢以遠を乗車した経験が無く、この機会を捉え行ってみることに、東京駅では自由席が山形方なのを失念して、新橋方階段を上り、あまり時間が無いなか、ホームの端から端まで小走りに移動する羽目に、普段、普通列車ばかりで特急列車乗車の経験が少ないことを露呈、想わず苦笑する。


  9:21 山形駅を出発、県庁所在地駅とは思えないほどの静寂に包まれた駅だ。
 道の左手、建物の細長いブロックを挟んで、掘割の線路が行く。
9:31 山形城址に通ずる跨線橋を渡る、88.5KPが立つ、山形駅まで直線線路が伸び、6~700Mといったところか、
 線路は一見複々線に見えるが、標準軌のミニ新幹線、お濠側を仙山線、左沢線が共用する在来線が各々単線で並ぶ。
 そのまま城址公園を突っ切る、大木が多いが、樹齢は100年くらいだろう。 
 城跡からすぐの福祉会館内に日帰り温泉があるので、寄って行く。
9:46 福祉会館に到着、周囲が低層の住宅街なのですぐ分った、温泉は10時からで、既に15人ほど、老人主体に待っている人がいる 。
     

       山形市総合福祉センター:かすみが温泉 9:46~10:26在、¥200

場所:自分は賑やかな東口から霞城公園経由行ったが、西口から行けば、三角形の底辺を進むような格好になり、徒歩10分足らずで到着可能。
風呂:10人程収容の主浴槽が1つだけ、水風呂、サウナの類は一切無し、洗い場は6、更衣場に鍵は無く、フロント横の貴重品ロッカーを利用、休憩場はあるが供食設備などは無い。
お湯:やや黄緑、無味、無匂の「ナトリウム・カルシウム・土塩化物・硫酸塩素泉」、28.2℃、PH7.1
その他:浴室にいたのは20分、昼間だしこれで充分、お湯は結構いけると思うが、、、
 

  温泉は右の建物ですが、ビル内に受付があります 
 山形城跡に通ずる跨線橋より山形駅方向を望む 10:26 福祉センターを出発、ほぼ同じ道を辿り、
10:43 先刻の跨線橋に戻る、ちょうど左沢線のトロッコ気動車が行った。
10:47 しばらく列車を待ったが来ないようで、出発。この先は線路右手上すぐの歩行者専用の細道を行き、
10:51 跨線橋を渡り進行左手に、お濠をすぐ左手に見る道だが、やがて住宅街に入る。
11:01 肴町踏切(89.1K)で線路右手すぐの道に移る。
11:08 北山形駅に到着、駅舎は進行右手東側、改札口直結の片面ホーム、島式ホームを標準軌の奥羽本線、仙山線で各々使用、その西側に仙山線片面ホームがもう1本、さらに西方に緩くカーブした左沢線用の⑤⑥番島式ホームがあり、ここには西口駅舎から直接入る。
11:14 出発、低い土盛り線路右手すぐを行く、右手に住宅街があり、その向うに国道が平行。
11:21 線路左手にゴルフ練習場が見える地点で、東西に立体交差する道を右折、右手を平行してきた小街道に入る。
 300Mも進むと銅町という地区に入る、名前の通り中小鉄工場が多い。  
  北山形駅 
11:32 馬見ケ崎川を千歳橋で渡る、鉄橋は左120M、90.8~91.2K辺りとなる。
 この先線路方に進み、架道橋で左手に移り線路近くの道を行く、沿道には旧い農家が多いが、進むにつれ、新しい勤労者用戸建て住宅が多くなる。
11:51 右手線路端の道に出る、92.8K辺り、線路は1.5M盛土上を行く。 

  羽前千歳駅
12:01 羽前千歳駅に到着、東西口を結ぶ跨線橋上に自動券売機だけがある無人駅、ホームは島式、東側が仙山線、西側を山形新幹線が上下線とも1本ずつ使用。東口は住宅街に畑が混在、西口は住宅街、商店は少ないようで、唯一千歳篠田病院の5F建が目立つ。跨線橋から見ると、仙山線はホームを出るとすぐ右カーブで奥羽本線と分れる。  
12:25 西口を出発、すぐ青柳踏切(92.6K)で奥羽本線、仙山線を渡り右手に移る、まだホーム端から80M足らず。 
 この先は道筋を時々変えながら進む、左手に線路が近い、沿道には畑と農家が混在、やがて県道山形天童線の上を線路共々跨ぐ。
 57KPの先300M程に大学が見えるが、地図帳を見ると県立医療大学の様だ、まだ奥羽本線が見えている、なお、羽前千歳駅の営業キロは仙台起点57.9Kです。
 仙山線を左100Mに見ながら農道を300M程進む、ソバの白い花がきれい、花の色は白だが、茎が赤いのを初めて知る。
12:40 2車線街道をちょっと行って、青柳街道踏切(56.7K)で位置の確認。ちょうど上を山形自動車道が跨ぐ。
 この先は線路右手に平行する、流通センター内の立派な道を行く、食品関係の問屋が多いようだ。
12:55 56KPが左手に、ここでも立派な県道(?)が上を跨ぐ、あとは畑の中の砂利道を行き、ちょっと戻ったりもしたが、
13:20 楯山駅に到着、ホームは相対式、交換可能、54.8KPあり。駅近くでニーニー蝉の鳴くのを今年初めて聞く、立石寺までまだちょっとあるが、芭蕉の有名な句を思い出す。
13:25 出発、線路右手近くの住宅街を行く、架道橋が見えたがそのまま進むと、果樹園の中に入り行止りとなり、引返し、 
 風間架道橋を潜り線路左手に移り、線路方向に進む小街道に入る。街道は上り勾配が始まり、左手すぐを結構大きな村山高瀬川が流れる。実はここに至る前にちょっと頼り気の無い道があったのだが、行止りが恐く、この小街道に入った。

  楯山駅
13:58 山形市立高楯中学校を右ちょっと離れた所に見る、線路は53.8~53.7K辺りと、帰路車内から確認。
 村山高瀬川が右手南方向にほぼ直角に曲るのに合せ、道路も南転、
14:13 本堂踏切(渡らず、52.97K)前に出る。
14:21 下東山街道踏切(52.57K)で線路右手に、もう駅は近い、なお踏切手前の村山高瀬川鉄橋は65M長、52.8K辺りとなるのを車内より確認。 
   高瀬駅  14:24 高瀬駅着、ホーム片面の無人駅、可愛らしい小駅舎がある、線路はこの先上り勾配がきつい、ここまでもずっと上って来たのだが、急に33‰になりその差がいやでも目に付く。
14:28 出発、チョイ先の宝田踏切(52.26K)で左手に、線路沿いに小道があり、道なりに左手に迫った山裾を行く、近年完成の自動車道に入る。
14:42~14:45 大森トンネル(00年2月完成、343M長)を立派な歩道で抜ける、線路は山裾を行きトンネルは無い、山寺側出口は51.5K辺り。
 トンネルから120M、大森赤石橋(120M長)で立谷川を渡り左岸に、51KPが対応、谷幅が拡がる、 
 左岸堤防は「さくらんぼサイクリングロード」という遊歩道になっており、延々30K余、寒河江方面に通ずるとのこと、高校生スキー部がローラーを使用して部活中、対岸は100M先、樹木越しに線路が見える。
15:13 1.5K程歩いただろうか、遊歩道が橋の袂で終了、19号線に入ってもよかったが、右岸に移り、山寺小学校を右に見て線路に近付き、また谷が狭まって来て、結局19号線に入り、
15:25 山寺駅に到着、ホームは一段高い2階部分に島式ホームがあり、当地がやや高い所にあるのか、やや黒ずんだ天童市街を遠望する。
       

  山寺駅




        (2) 仙台ー葛岡 10.1K 2014年6月24日(火) 薄曇り

 仙山線に足を踏入れてから早くも11年が経った,奇しくも同月同日、同じく「大人の休日倶楽部」会員用乗り放題切符を利用、仙台にやって来ました。有効期間は1日伸びて4日ですが、今回は新幹線の速達性を十二分に活用、日帰り歩きを4日続ける、壮大(?)な実験をして見たいと思います。実は今年の1月より高血糖対策として、糖質類を極力控える食事制限を続けており、ビジネスホテルでコンビニ弁当を食べ、お酒を飲むのを避けたいという気持ちもありました。 

  仙台駅東口は開発工事たけなわ  
8:17 仙台駅東口出発、進行右手を行く、なお仙山線ゼロKPは⑦番山形方出外れにある。
 東六番丁小学校横を過ぎ、
8:34 東通り踏切:0.7KP脇に、を過ぎ、この先新幹線高架右下すぐの道を行く、在来線は新幹線左下に平行、
8:48 長丁通り踏切:1.1KP、ここまで線路沿いの道が無くなり、一時線路からちょっと離れ、住宅街の小道も歩いた。
 この先スイミングクラブの広い敷地を巻く、工場跡地利用だろう、やけに広い。 
8:57 小田原東丁踏切で線路左手に、仙山線が右にちょっと膨らみ、東北本線を跨ぐべく高度を取り始める地点だ。
9:05 泉丁踏切:1.5KP、東北本線は353.7K辺り、仙台駅弁「こばやし」の工場が脇に建つ、仙山線跨線橋はこの先200M程先、
 ここまで大駅付近にも拘わらず、小踏切がやけに多いが、この時間帯は仙台車両区への出入庫列車も多く、「開かずの踏切」の連続で交通渋滞が各所で発生していた。
9:18 日本レストラン調理センター手前の354KP
地点まで行って、また泉丁踏切に戻り、線路左手に。150M先で梅田川を渡り、左岸の小道伝いに進み、
9:26 梅田川鉄橋の山形側袂に至る、鉄橋は東北本線、梅田川、左岸の小道を一跨ぎ、1.8KPを帰路車内より確認。 

  仙台市交通局観光バス、かと思いましたが、、、
 この先線路はR300程の左長大急カーブで、道路とか街並に関係なく進む。
9:33 また泉丁踏切から続く道を行き、新石巻踏切に至る、2K160M、石巻に通ずる広幅の踏切だ。
 この踏切から線路右手すぐの道が伸びる、道の右手は古い平屋建て住宅が多い。
9:44 小松島踏切で左手に、右手すぐの道はここで行止り。梅田川左岸を行く歩行者・自転車専用道があって、駅の右手に駅名の由来ともなった鬱蒼とした杜を擁する東照宮神社がある。 
 
   東照宮駅
9:53 東照宮駅着、片面ホーム、前後からして3.2KPある筈だが見当らず、駅前に小公園あり、ベンチでしばし小休止。
10:03 出発、ホーム端から70M程、東照宮踏切を過ぎ、仙岳院の横から五城中学校を右に見て過ぎるも、住宅街に入ると道は行止り、仕方なく元の道を戻って、
10:16 東照宮踏切に戻り、線路左手の住宅街の道を行って、
10:23 台の原踏切:3.7Kに至る、この先も線路右手の住宅街を左に梅田川の流れを見ながら進むが、またまた道は行止り、 
10:32 台の原踏切に戻る、駅を出て30分経過するも、まだ500Mしか進んでいません、市街地でこういう経験は珍しい、イライラしますね、、、
 道を換え、梅田川右岸の小街道的な雰囲気のある道に入ると、今度はスイスイと進め、
10:43 宮城教育大付属小前を過ぎ、続いて上杉山中学校となる。
10:48 上杉山通架道橋下に至る、帰路車内より4.4KPを確認、この先線路を小ビル街を挟んで右手に見ながら進み、 
11:00 北仙台駅着、島式ホームが盛土3M上に、キロポスト確認できず、モルタル造り駅舎は盛土下の地平面に、好ましい瀟洒な造りが印象的。駅写真を撮ってすぐ出発。
11:03 陸羽街道踏切:4.91Kを過ぎると、道は線路左手沿い2M簡易舗装道となる。
11:10 荒巻住宅踏切で線路右手に、5.33K、右手に1.5M幅の小道が伸びる。この辺り起伏の多い丘陵性の土地で、道路もクネクネ、周囲は少々簡素な住宅が多い。気が付くと線路勾配は25‰もあった。
11:20 荒巻小学校前を過ぎる、ちょうど6KP、この先斜面に建つ住宅の向きは点々バラバラ、小道を何度も曲り、軒先の50C 私道も抜けた。 

   北仙台駅

  北山駅
 11:34 北山駅着、片面ホーム1本、6.5KP立つ、ホーム端を急坂の途中の根白石踏切:6.53Kが横切る、丘の急斜面に後から無理矢理嵌め込んだ停留場と言えよう。
 さてこの先どうしたものか?自分の地図帳に次駅名の記載は無い、小刻みな急傾斜が邪魔して線路沿いの道など望むべくもないし、、、
 しかし、明らかに大学生の服装、雰囲気の若者男女が、線路から正反対の方向に道を上る、あれ、下りてくるのもいるぞ、、、彼等に付いて行けば次駅に行けるのでは?と考えた。
 これは大当たり!踏切から続く上り坂の途中で何気なく右に入る小道など、学生さんがいなければまず入らなかったろう、道の周囲は起伏のある纏まりの無い小住宅街で、途中一時線路に近付き、線路反対側の丘斜面を削り造成中の住宅地工事現場も見た。帰路7KPを確認。
 道はまた丘中に入り、下って福祉大5号館前に至る、駅に行きたい自分は道なりに大学正門に出て、今度は丘上に位置する駅まで続く上り坂を行くことに、、、この道大学には近道だが、直行する線路に対し三角形の2辺を行くことになる、しかし線路に平行する道は無く、これが最善の経路だと思います。 

    北山駅前風景

  東北福祉大学前駅   
12:13 東北福祉大学前駅着、片面ホーム、7.5KP立つ、ホーム北側はすぐ樹林、ホームまで下の道路から12~13Mある、ホーム下を潜る自動車道もあり、一度来ただけで地形の把握は難しい。
12:22 出発、駅前から長い坂道を上って芋沢街道踏切:7.6Kで位置の確認、まだホーム端から60M地点。いったん同じ道を下り、線路方向に行く坂道に入り直す、バスも通る道だ。 
12:35 青葉消防署国見出張所が左に、
12:43 老人ホーム施設とグランドが脇に建つ架道橋を潜り線路右手に、徐々に線路から離れるので、雷神堂バス停の角を線路方向に進むと、東北文化学園大のキャンパスにぶつかり、学生と共に坂道を下り、 
   東北福祉大学前駅   

   国見駅
12:53 国見駅着、片面ホームが平行して2つ並んだ交換可能駅、8.5KP立つ、線路は浅い切通し2M下に位置、
12:58 出発、線路進行右手のバス道を行く、
13:03 国見東山バス停、緩く長い上り坂の途中、周囲に樹林が多くなった。 
 この先「東北福祉大委託学生寮」3F建を過ぎ、住宅が姿を消して程なく、法面7~8Mの切通しで小サミットを越え、後は下り始める。この辺り線路は東に最大1Kも離れ、9.3K辺りから360M長の山屋敷トンネルに入る、北仙台からずっと25‰を中心に上って来た線路は、この隧道坑口手前でサミットを越え、標高は152M、北仙台駅が52Mだから、ちょうど100M上った勘定になる。
13:13 (仙台市営)葛岡斎場入口に至る、周囲に石屋さんなどあるが、ヒッソリ閑と静まり返り、人影も無し。
 丘陵の公園墓地は勾配など明らかに調整されており、所々に公共トイレも設けられている、広さは相当なもので、クルマがないと行動が制約されるだろう。
 殆ど誰もいない坂道を上って下り,低い丘を乗り越え、
13:30 道なりに跨線橋上に出る、駅は仙台方120Mに見えるが、いったん道を下り、また丘腹に位置するホームまで上り返すのは、老人には大変だと心配する。 
13:33 葛岡駅着、ホーム片面、10KPあり。 
   葛岡駅            14.06.25
 仙台行がすぐやって来て、仙台発14時24分発の新幹線に乗車、青春18きっぷでももう少し頑張る真っ昼間に、新幹線で帰京するなんてちょっと恥ずかしいが、明日も仙台に来る予定だし、この1月に糖尿病境界域に認定されてから、体を疲れさせ糖分を渇望する状態にならないよう注意しており、大事を取った次第です、それにしても、余りにも老人っぽい「お体第一主義」的行動に、我ながら驚いており、人間、年は取りたくないものです、、、





        (3) 葛岡ー陸前白沢 10.5K 2014年6月25日(水) 晴

 4時30分起床、いつもと同じパンと目玉にハム、トマト1個の朝食を取り、最寄駅5時21分発の新宿行に乗車、東京駅6時32分のはやぶさ号で仙台にやって来ました。 昨日は仙台駅からすぐ歩き始めましたが、今日は11分待ちの仙山線普通列車で葛岡に向います。
 車内は東北福祉大、東北文化学院大の学生を中心に満席、立っている人も少々、国見駅を過ぎた最後の一駅間はガラ空きになりました。そうそう、文化学院大の学生の方が服装は地味、女子の場合グループで纏まるので、その差は一目瞭然でした、、、

   葛岡駅
8:41 葛岡駅を出発、昨日と同じ道を辿り、
8:44 跨線橋上に出る、この先葛岡霊園内を、霊園左下の丘腹を行く(見えない)線路と同一方向に進み、墓地の端に至る、この先はバリケードがあり、「通行禁止」とある、
 丘下へと砂利道を辿るとすぐ草むらに変わり、続く樹林内には踏跡も無く、沢の瀬音が上って来るが流れは見えない、霊園の端を南北に走る東北自動車道に沿う県道脇に出られるのでは?という望みは断たれた!
9:02 跨線橋上に戻る。蜘蛛の巣がシャツにべっとりと纏わりつき、取除くのに一苦労。 
9:13 葛岡下バス停(仙台市交)、この先で国道48号線に入り、間もなく南北に上を横断する東北自動車道を潜る。
9:21 生瀬橋の袂に至る、広瀬川は渡らず、左岸沿いの6M県道を行く、やがて樹林が邪魔で見えなかった線路が、30M上の丘腹上部を築堤も介して進むのが見え出す、11.3K辺りと帰路車内より確認。
9:41 平形踏切で位置の確認、12KPあり、線路が25‰下り勾配で駆け下り、広瀬川を渡るため水平走行移るまさにその起点に位置。なおこの先すぐ下を潜る第一広瀬川橋梁は12.1~12.2K辺りとなる。
 鉄橋の先、道幅は狭まりクルマの行違いは不能、右手はすぐ山、左下に広瀬川が流れ、束の間のハイキング気分を味わう。
9:51 大沢橋(120M長)で広瀬川を渡る、鉄橋より500Mも上流にあるが、丘陵部を抜け平野部の端に出たので広幅の立派な道路だ、渡ると落合駅入口バス停あり、すぐ右手の道に入り、歩行者専用跨線橋で線路進行左手に出て、     
9:58 陸前落合駅に到着、相対式ホームの橋上駅、
10:14 小休止後出発、駅前を平行する48号線を行く、
10:21 農学寮前踏切:13.2Kで距離の確認、
10:37 国道から60M入り、第1勘太踏切、14.4K
で位置の確認、
10:46 120M入って開成踏切:14.98Kで位置の確認、ここからは線路左手すぐの2M道を行って、 

   陸前落合駅

  愛子駅
10:51 愛子駅着、改札口直結の下りホームと島式上りホームで構成、ホーム仙台方出外れすぐに15.1KPあり、ホーム北側仙台方に隣接して市立広瀬中学校が建つ、前駅から2.7K、ずっと国道48号線が線路南側に近く平行した。
11:02 出発、線路左に沿う砂利細道を行き、
11:06 大門寺踏切:15.5Kで道なりに右手に移り、愛子の結構大きな住宅街の直線道を7~800Mも歩いただろうか、 
11:17 道なりに仙台高専広瀬前信号で48号線に入る、ちょうど国道が線路を跨ぎ直線になった辺りだ。帰路跨線橋下に16KPが立つのを確認。
11:33 国道右手に宮城広瀬体育館が建つ、ちょうど国道の14.3KPあり、この先大型温水プール、グランドなど諸施設が続く。
 この先左100Mの線路際に出て見る、試験用窓無しの高い塔が目印のナショナルエレベーター工場があり、大型犬が吠え出した、線路沿いの6M道は300M程続き、
11:42 第4二軒在家踏切:17.55Kで位置の確認後、右手100Mの国道に戻る。  

   愛子駅

   陸前白沢駅 山形方面ホームより駅前を見る
11:53 国道右手に地産の野菜など並べる「森の駅」がある、15.4K(国道)地点、ここから斜め左の線路方に伸びる道が分岐、入ってみるも、第1倉内踏切:18.5Kまで行って引返し、
12:03 「森の駅」に戻る、この先15.7K地点に宮城共立病院が右に、2階建中規模病院だがこの辺りでは目立つ。16K地点右手は鬱蒼とした樹林、しかし左手は住宅、コンビニなど絶えず。
12:19 左150M入り、第3倉内踏切:19.2Kで位置の確認、線路は山形方1K程直線が伸びる。 

12:26 左手を仙台市交白沢営業所が占め、路線バスが5~6台休む。
12:28 この先第1大針踏切:19.63Kでも位置の確認、次駅まで1Kの標識あり、線路は山形方に1K直線。この辺り線路の両側は主に畑、各500Mで低い山となる、左の山は半円を並べた特徴ある形態だ。
12:48 陸前白沢駅信号(17.8K地点)から左80M程入って、陸前白沢駅に到着、ホーム相対式、20.6KPあり、集落は国道沿いの方が大きい、ホーム左手は樹林と田んぼ、それに小集落を挟んで山まで400M程。      

 

  陸前白沢駅 山形方面ホームの先は防風林 
   
 今日も仙台発14時24分発の同じやまびこ号で帰りました、途中大宮で下車、湘南新宿ラインで新宿に向います、大宮と東京では特急料金がちょっぴり異なり、時々使う手ですが、今回は「乗り放題切符」だから、金額的には変わりません。しかし大宮での接続がよいと、10分毎に出る小田急線急行が1本早くなり、案の定今回も1本早いのを捕まえ、帰宅は17時20分でした。
 会社時代、新規案件の導入に伴う事前説明会で、仙台、大阪など各営業本部に日帰り出張、翌日があるので飲み会をしないで引上げ、その繰返しで1週間が過ぎたことがあったのを、何故か脈絡なく想い出しました。





        

                       線

 仙石線は07年5月、東北本線沿いを歩いた際、松島海岸駅を中心とする5K程が完全平行している関係で、陸前浜田ー高木町:5.2K、区間を計上しているが、その後7年ばかりご無沙汰だった。それが今回、大学時代の同好会の同期会が気仙沼市であり、当初は気仙沼駅からBRT沿いに歩こうと計画していたのが、あいにく連日の雨天で中止、それで急遽時間潰しと言っては仙石線に申し訳ないが、同線訪問が浮上することになった次第。

         (1) 仙台ー多賀城 12.1K 2014年5月20(火) 本曇り