東北本線:西那須野-福島
(11) 西那須野―高久 15.5K 2000年3月11日(土) 曇り後薄晴れ
東北本線を歩くのは1年振り、今日も青春きっぷを使う際の定番、赤羽7:01発の「快速ラビット」に乗りました、自宅最寄駅からちょうど2時間で宇都宮駅に到着するのは有難い。 |

西那須野駅(東口) 2009年4月3日 |
9:07 西那須野駅西口を出発、塩原温泉を控え10台余の路線バスが待機中の、高架下利用のJRバス関東営業所横を過ぎ、すぐ高架下の側道に入る。
9:25 153KPを過ぎる、左に中規模工場、在来線右手は田んぼと畑。
9:37 小学校前踏切:154.2K辺りで、EF8197 牽く寝台特急「北斗星」とすれ違う、台車が雪まみれの食堂車の卓上赤ランプが印象的。
9:58 蛇尾川堤防に出る、橋は上流700と離れ覚悟はしていた、しかしかつての暴れ川に流れは全く無し、ダメ元で3M下の河床に恐る恐る降り、無事に対岸に渡れ相当近道となる、なお鉄橋は120M長、155.1K辺り。 |
10:04 線路右手のあぜ道や側溝を辿り、蛇尾川踏切:155.56Kに至り、更に高架下の側道を行く。
10:18 熊川にぶつかる、小川に橋が無く、在来線右手に移るため近付いた国道4号線に階段で上り、橋部分だけ利用、また高架下の道に戻る、鉄橋は156.7K辺り、駅までまだ1K位歩く。 |
10:34 那須塩原駅着、駅は在来線が地平、新幹線が3階を占める重層構造、157.8KPが在来線に、駅コンコースの真正面に、雪を被った那須連峰がまるで額縁の絵の様に見える。
10:44 出発、さらに高架下の道が続く、この先新幹線と在来線は黒磯まで完全平行する。
11:00 新幹線小山運転所那須派出所の広大な敷地が在来線の西側に膨らむ、この時間保守用車両がポツンと置かれただけ、敷地の尽きた辺りにちょうど160KPが立つ。
この先また在来線左手に戻った4号線を行き、線路との間に建つグリコの工場を過ぎ、 |

那須塩原駅 2013年9月3日 |

黒磯駅 2006年8月27日 |
11:35 線路により近い旧道に入る。
11:45 黒磯マリオン・同ピカデリーという名前は立派だが、何ともハー、ローカル色に満ちた映画館前を過ぎる、春休み中の小学生が父兄も入れ10名余、ボケモンシリーズを見ようと開演を待っている。
11:57 黒磯駅に到着、駅前に東野交通バス乗場が3つ、高木弁当部が調理場兼事務所を構え、1階はラーメン屋だ。片面ホームと島式1本、計3線で上野方面に対応、東北線仙台方面用には交流車用島式ホーム1本が下り方に、163.3K地点、163KPは上野方出外れに。 |

クモハ457-13 黒磯駅④ホーム 2001年3月6日 |

クロハ481-1030(先頭) 2006年8月27日 |
12:13 黒磯駅を出発、線路左手近くの道を行く、途中、九尾寿子で有名なフタバ食品の調理場を過ぎる、高木弁当部より小振りだが、マイクロが5~6台待機、活気はあるようだ、やがて湯街道踏切に至る、163.9K地点、まだ広い駅構内の外れで、近くにEH500-1がパンタを下して停車中。
さて、次の高久まで、線路西側の街道を行けば、道なりに那珂川を渡り何の問題も無く到着する筈だが、線路観察は全く不可能、それで、踏切を渡り線路右手の小道を歩き、感じのいい林を抜け4号線バイパスに入る、立派な歩道が付いている。
12:40 那珂川を渡る、川面まで50Mもある切立った深い谷だ、河は湾曲し、上流400Mに新幹線高架橋のみ見える、在来線鉄橋は約130M長、黒磯方に164.1KPがあるのを車内より確認済み。 |
この先4号バイパスは線路左に抜け、丘陵が前途を阻む、注意すると杉林を登る小道の入口に、
「山の上ー黒田原」と記した小板がある。
小道を緊張して登ると、時々林が切れ狭田が現れたりするが、人家は全く無く、心細い極み。
ようやく丘上に出ると、突然視界が開け、クルマも通れる道が陸橋を渡る、165.6K辺り、、新幹線もすぐ近く、黒磯方に先刻別れたバイパスの跨線橋が見える、帰路確認すると、跨線橋は165KP、線路は165.2Kから切通しに入る。 |

熊久保踏切近くより高久駅を遠望 |

高久駅 |
陸橋下の狭田の畦道をちょっと、あとは切通し上の林の藪と戦い、酪農家が数軒現れ一安心!
13:25 熊久保踏切:166.6Kに辿り着く、もう駅が 畑の向う600M程先に見えている。
13:34 高久駅着、簡素なプレハブ造りの小駅舎、ホーム相対式、167.3KP、上りホームの横はすぐ雑木林、一部小谷の端が届いて一段低い、駅前に小商店が1軒、他に開拓農家の様な酪農農家が数軒建つ、寂しい地区で、東北本線のしかも東京からそう遠くない所でこんな光景が見られるとは思わなかった。 |
氏家松島温泉:乙女の湯 15:10~16:05在 ¥700
場所:蒲須坂駅から国道4号線を北に700M程、蒲須坂北信号で県道を東に折れ1.5K、温泉入口の看板に従い左折、さらに700Mで荒川の河岸段丘上に出る、計4K、自分は45分で歩いたが、小一時間を要す。
施設:見ての通り、そのままアパートにもなりそうな簡易な造作、湯船は10人がやっとの主浴槽のみ、浴室より大きめの大広間は大型TVと調理場のカウンターが対峙するなか、ちゃぶ台が3つ並ぶ。 |

松島温泉:乙女の湯 |
お湯:やや黄色がかり無味、硫黄の匂い少々、ツルツル感が非常に強いのが特徴、温度は少々温め、源泉掛け流しを謳うアルカリ性単純温泉。
その他:アトピーに効能があるようで、浴客にも明らかに療養目的の人が数人、ビールは1MLが1円、要は「飲まない方がいい、、、」ということだ、“また行ってみたい温泉”という感想を持った。 |
(12) 高久―新白河 18.1K 2001年3月6日(火)晴
10:33 高久駅を出発、すぐ高久架道橋で線路右手に移る、小集落はすぐ尽き、沿道は畑と林となる、高原状の地形で首都圏では珍しいのでは?
10:55 169KPを過ぎる、すぐ先に米国製農耕機械を販売する瀟洒な販売店が目立つ。
11:15 中余笹橋で余笹川を渡る、鉄橋は90M位、170.6KPあり。
この先田崎病院を過ぎると市街地に入り、これまで一緒だった線路と100M程離れる。
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高久駅 |

黒田原駅 |
11:37 黒田原駅着、下り片面、上り島式 ホーム、171.5KP立つ、駅前に銀行、那須町商工会館があり、商店街も100M程と長く、往時の賑いを彷彿とさせる。
線路と平行する方向に歩いてみたが、郵便配達員に聞いて引返し、軽い起伏のある小住宅街を抜け林の中に入り、不安を感ずる頃、
12:10 細い街道らしき道に入る、これが高久駅前からお世話になった211号線で、程なく黒川を渡る、川幅20M程、現在大規模河川改修工事中だ。 |
しばらく細幅の211号線を行く、黒川は左250M程、丘陵の裾を流れ、線路は見えない。
12:40 黒川の支流が流れ込む辺り、線路が短区間だが見える、約1K先、線路は人里から離れた丘陵の端を、切通しも多用して進み、カーブも多いのを車内より確認済み。
12:54 黒川を渡り右岸に、流れは茶色く濁る、10工区、2K余に亙り、こんな川の姿が変る大改修工事は初めて見る。線路は左300M、段々近付いて来た、この辺り丘の尾根を削って線路が進む。 |
13:08 豊原駅着、島式ホーム、176.7KPあり、丘陵の壁の中程に駅と線路があり、下の道路まで7~8M、直下の黒川が流れる田んぼまで30M、壁を上れば樹林。
13:23 小休止後出発、また田んぼに下り成沢という小集落に入る、線路は丘上を行くので見えず、河川改修と併せ、駅下に廻らず、直接211号線方向を目指すバイパスが完成真近い。
やがて前方に長い鉄橋が見え出す、この辺りの道が東北本線の旧線跡だったことは、道路の幅、緩い曲線の様子から一目瞭然だ。 |

豊原駅 |

黒川鉄橋:338M長、179.5KPあり |
14:04 黒川鉄橋下をくぐる、線路まで30M
程、上り線鉄橋の煉瓦積み橋脚は低く、その分、トラス桁で下り線鉄橋と高さの調整をしているのが 良く判る、179.2~179.6K辺り。
道路はいったん鉄橋をくぐり右上りカーブでまた線路方に戻り、
14:15 下り線の白坂陣馬踏切:180.3Kを渡り、程なく約200M離れた上り踏切も横切る。
14:25 東京理化工業所の工場が右手に、この辺りの線路は切通しを行き、架線とパンタしか見えない。鬱蒼とした林も多い。 |
14:39 白坂駅着、上り片面、下り島式だが内側線路は捲られている、182KP立つ、ホームには跨線橋で連絡、かつて補機用の機関区があった関係で構内は広いが、今や荒涼とした感あり。駅の標高395Mは奥中山駅に次いで線内で2番目に高い、また当駅で那珂川から阿武隈川に水系が変る。
広い自動車道が線路右手近くを平行、その右手は広い貯池が展開。
15:00 跨線橋を渡り線路左手に、182.6K
辺り、この先道路は大池という線路に接する溜池を迂回して、一時線路から離れる。 |

白坂駅 2013年9月3日 |

184.1K辺りより新白河駅方を望む |
この辺りも線路は切通しが多く、架線だけしか見えない区間もある、白坂から新白河までずっと下り片勾配のことが関係するだろう。
15:22 道なりに線路右手に移る、184.1K辺り、新白河駅が見えるがまだ800Mはある。
15:30 先刻から大煙突が見えていた三菱製紙白河工場が左真横に、線路は左200M。
15:49 新白河駅に到着、地平上り片面、下り島式ホーム、185.4KPあり、新幹線は3階レベルに相対式ホームが収まる。 |
(13) 新白河―矢吹 18.0K 2002年4月28日(日)快晴
東北本線はこの3年、毎年青春きっぷの使える3月に1日訪問するだけ、進捗度は悪い、今回、大学時代の同好会の集いが仙台で開催されるのを機に、その前後に同線沿線を歩く予定を入れ、まず手始めに福島辺りまで足を踏み入れたい。 |
9:18 新白河駅を出発、伯養軒売店がいつもの場所にあり、昼食用駅弁を求めるも販売は中止していた。
9:25 陸前街道踏切:185.79Kを渡り4号線に入る。
9:41 道なりに新幹線高架が上を跨ぐ、なお在来線は186.6K辺りで新幹線をくぐりながら右カーブ、家並みの多くなったなか白河市街をめざし、既に姿が無い。
米村道北交差点を右折、程なく在来線をくぐり、線路近くの雰囲気のある旧道を行く。
9:54 道場町バス停、この20M手前で旧道から広幅の新道に入った。 |

新白河駅 2001年3月6日 |

白河駅ホーム横の広大な更地 |
10:01 250M先に白河駅ホームを見る、旧機関区等の跡と想われる広大な更地前に到着。
10:05 白河駅に到着、リニューアルした瀟洒な洋風駅舎が陽光に映える、ホームは島式1本、188.2KPあり、街の大きさに比べ小振りな感じ、線路がお城を分断しているようだ。
10:15~10:45 自由地下通路で、駅北側すぐの白河城址に、駅より30Mほど高く見晴しが良く、新幹線高架も北西500M先に見える。 |
10:45 城址を出発、すぐ住宅街の架道橋で線路右手すぐの道に入る。
11:00 白河中央中学横を過ぎ、清流の阿武隈川を「らかん橋」で渡る、鉄橋は左50M、177M長、189.1~189.2K辺りとなる。
この先左5~60M、丘裾を行く線路近くの道を進む、右手は 細長い田んぼを挟み阿武隈川の堤防が平行、しかし途中からY字形に線路と川が離れ、線路近くの道は無舗装の農道に変りやがて行止りになり、右手に近付いた街道に移る。 |

白河駅 |
久田野駅 |
12:00T字路を案内に従い左折、段々住宅が多くなり久田野駅着、島式ホーム、193KP
が立つ、駅の北側はすぐ低い丘、南側は田畑、新興サラリーマン住宅も建ち始めている。
この先前方に丘が張出し、白坂駅からずっと下って来た線路が上り勾配に転じ丘中に消える、地図帳を見ると、線路に平行する道は無く、いったん小川の左岸に出て、北北西に三角形の2辺を進む様に線路を目指す。
12:08 出発、 しかし最高の五月晴にうかれたのか、支流から阿武隈河岸の「芦の口」集落まで行ってしまう。 |
今更引返すのは時間が勿体無く、烏峠経由の道を行くことに、この道すぐ緩く上り始め、人里から離れ、烏峠緑地公園沿いの丘裾を進むが、「この道でいいのだろうか?」と心細い。
13:27 狭田が段々広くなり、烏峠神社入口に到着、250Mほど先に線路が見えホッとする。
13:35 峠踏切を渡り、線路進行左手に移る、196.3K地点。
この先烏峠から来た街道を道なりに行く、線路右手はすぐ低い丘、左手は田んぼを250M程挟み丘を背に集落が見える、駅が近付くにつれ沿道が開けてくる。
翌日上り電車から観察し損ねた区間を見る、
峠踏切から線路北側の細長い田んぼに道が伸び、194.5K辺りから久田野トンネル(378M長)に入り、出ると194.15K辺りで、この辺りが市村境、結構山深い感じの所だ。 |
13:49 泉崎駅着、ホーム相対式、下りホーム出外れに197.5KPあり、簡素というか安っぽい(失礼)小駅舎、駅前に数軒の商店、ホーム東側は広い田んぼが展開、駅舎横に泉崎村資料館が建つ。
14:02 出発、集落はすぐ尽き田んぼの中を行き、程なく泉川を渡る、鉄橋は右200Mに、
197.8K辺り。
14:21 川崎街道踏切で右手に、192.25K、この辺り前後各1k、線路は直線、田んぼは農地改良前で大小バラバラ、道もクネクネ、少年時代の農地は斯様に雑然としていた、、、 |

泉崎駅 |

矢吹駅 突出した大きな丸いガラス窓が特徴、
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14:50 小台地上に出て左に小沼が展開、線路は小沼の先を行き、400M程離れる。
この先次の台地が現れ、その裾沿いに右手に線路から離れる様に進み、
15:10 県立光南高校前を過ぎ、真新しい「あぶくま高原道路」をくぐる、線路は左500M、築堤上を行くのが見える。
15:23 道なりに新道踏切:202.1Kを渡る、線路方向に平行する道あり。
15:36 第2石川踏切(渡らず、203.1K)辺りから市街地に入り、住宅が多くなり、
15:44 矢吹駅着、下り片面、上り島式ホーム、203.5KP立つ、町のコミュニティーセンターが入る橋上駅舎、駅前大通りは落着いた格式を感ずる街並だが、活気は無く静まり返る、大通りを300M程行くと国道4号線に通ずる。 |
(14) 郡山―鏡石 17.9K 2002年4月29日(月)快晴
昨夜は同期生が社長をしている仙台の大手私鉄系某ホテルに宿泊、今朝は久し振りにメニューから注文するレストランで朝食を取り、朝からビールも飲んだ。歓談すること1時間、再会を誓って散会、仙台駅から「旅行はいつも飛行機と新幹線です、、、」といった顔をして、2階建E451系に乗車、いつもと違った高さから車窓風景を楽しみ、郡山で下車、水郡線経由東京に出るという友人と別れ、改札口を出る、昨夕から豪華ムードに浸り、いつもの青春きっぷ老人に戻るのに、少々時間を要した。 |
郡山駅の在来線は①片面ホームが磐越西線、②と④の島式ホームが東北本線、同ホームの水戸方切欠き部分が水郡線、もう1本の⑤⑥島式ホームは⑥が磐越東線用となる、226.7KPあり。
9:55 郡山駅西口を出発、駅ビル沿いに進むが、東京方面に商店街は短い。
10:10 225.5KPを過ぎる、郡山工場敷地が左手白河方に伸びる、商店街はとっくに尽き、右手は10階建てのマンション。
10:32 224KPを通過、この100M手前で会津方面に通ずる国道が跨ぎ、左手に広大な郡山貨物ターミナルが展開、貨物駅は223K地点。 |
郡山駅 2013年9月3日 |
10:40 広大な駐車場にクルマが次々と吸込まれるように入って行く、「ビッグパレット」という大商業施設で、「奥州藤原氏が築いた街跡をすっぽり覆って造成した」と案内あり、線路方向に700M程伸び、施設沿いに迂回する。
10:50 左手に貨物ターミナルの4階建て事務棟を見る、ビッグパレットの南端で、ここにも広い駐車場が構える。
10:56 222.5KPを過ぎる、線路左手に清酒「笹の川」の高い煙突を擁する醸造場が見える。 |

安積永盛駅 |
11:10 駅手前の跨線橋で駅舎のある左手に移り、安積永盛駅着、改札口直結片面ホーム、上りは島式、221.8KPあり、駅前東250Mに新幹線高架が走る。
ホーム端から近い踏切で線路右手に移り、
11:30~11:37 西宿公園で小休止、周囲は勤労者住宅、アパートなど。
11:42 寺踏切:220.9Kを渡り街道に出る、道なりに新幹線を潜る、在来線が潜るのは220K
地点、ここで駅から1.5Kほど平行した水郡線が左に分れていく、ちょうど136KPあり。
11:55 水郡奥州街道踏切:135.75Kを渡る。 |
12:12 第3奥州街道踏切:219.1Kで線路右手に移る、左手は100Mで阿武隈川の流れ、河原は無く流れが樹木が茂る両岸に迫る。
12:23 (支流)滑川を渡る、左100Mで阿武隈川に合流、鉄橋は左50M、218.3K辺り。
12:40 217KPを過ぎる、ちょうど右手の高台に小規模「かしわぎニュータウン」が開発売出中。
12:54 この先谷が開けるが、線路右手すぐに道が伸び、216KPを過ぎる、住宅が多くなり、阿武隈川は左500Mとかなり離れた。 |
215.5KPの脇にある標識無し踏切で線路左手に移り、
13:08 須賀川駅に到着、市のコミュニティセンターが入った大きな駅で、出札口もオープンカウンター制、駅前広場も広く、バスの発着も多く、活気がある、ホームは2面2線、以前は下りホームは島式だった、215KP立つ。
13:20 駅前バス道路を出発、道なりに跨線橋で右手に、線路近くの住宅街に小道あり。
13:32 橋の手前で国道4号線に入り釈迦堂川を渡る。鉄橋は左すぐ、70M長、214.5KPが鉄橋中央に。 |

須賀川駅 |
このまま国道を行くのが順序だが、ここまで来ると須賀川市民温泉が近いので寄って行く。
須賀川市民温泉 13:42~14:10~(昼食)~14:43在 ¥250
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場所:4号線から釈迦堂川右岸堤防を上流に500M程、茶色、マンション風の老人福祉会館内にある、駅から徒歩20分弱だろう。
風呂:広々した更衣室はロッカーは無くかごが置いてあるだけ、12人位入れる主浴槽のみ、気泡風呂、サウナ、水風呂の類は一切無し。
お湯:淡黄色、無味、無匂、ヌルヌル感あり、温度は39℃位、長湯が出来る、市内茶畑地内より湧出のナトリウム硫酸塩ー塩化物泉。
その他:「温泉食堂」のザルソバで遅い昼食、生ビールはメニューに無いがやっており、中が¥400。
建物は近代的だが家族的な雰囲気が充満、熟年従業員は親切、客は勿論老人が多い。 |
14:43 温泉を出発、隣の市民公園を抜け、住宅街の道を行く、東400Mやや高い所を4号線が行くのが見える。
14:57 池田記念病院の横で4号線に出るが、線路寄りに平行道があり、それに入る。
15:11 213KPを左80Mに見る、
15:22 水戸に通ずる国道118号線が一里坦架道橋を抜ける手前に出る、212KP立つ、ここまで住宅が絶えなかった、須賀川市は駅を中心に南北に住宅街が広い。 |
この先道なりに国道4号線に触れたが、両側に歩道がある立派な旧道がずっと伸び、鏡田・鏡沼・不時沼バス停を経て、駅方向に向う、線路は左100Mを行くが、立派な農家の屋敷林などに遮られ時々見えるだけ、入浴と生ビールが利いて足に力が入らずもどかしい。
16:10 鏡石駅に到着、商工会、コミュニティセンターとの合築駅で、なかなか立派、駅業務も町で受託、島式ホームが1本、208.8KP、使用中止の上り片面ホームへの跨線橋を自由通路として利用する。 |

鏡石駅 |
予定では次の矢吹駅まで歩く積りだったが、出発が10時ちょっと前だったこと、それに何より前夜の
酒が利いて、短い空白区間を作ってしまった!これの穴埋めって、結構手戻りが多いんだよ、、、
(15) 郡山―本宮 14.0K 2002年7月20日(土)快晴
夏の青春きっぷシーズン初日は郡山から歩きます、電車は青春きっぷを手にした若者で混雑しているかと思いきや、10両編成の快速ラビットは通勤客の方が圧倒的に多く、拍子抜け、しかし、黒磯から先の701系6連には、どこから集まったか、それとおぼしき若者で席は塞がり、殆どが郡山まで乗って行きました。 |
10:45 郡山駅西口を出発、駅ビル沿いに歩く、カンカン照りのなか出だしから戦意喪失。
駅の反対側は石油タンク車が停まる12~13本ある留置線を挟んで、保土ヶ谷化学のプラント工場が広大な土地を占め、こういう風景もこの頃段々少なくなったと思う。
10:58 逢瀬川にぶつかり橋(50M長)を渡る。右手150Mに新幹線高架が行く、在来線の鉄橋は227.5KP地点なのを車内より確認。
11:01 磐越西線の三春架道橋をくぐる、1.01K、この先バスも通る街道風の住宅街の道を行き、久保田簡易郵便局前を過ぎ、 |

クモハ453‐18他 郡山駅 1964.5.5 |
11:17 行健小学校が左手に、同名のバス停もある。
11:29 福原バス停を過ぎる、右手300Mを在来線と分れたばかりの新幹線高架が行く、在来線が下を抜けるのは229.9K地点。
高さ30M程の台地が立ち塞がる、線路が右手30Mにチラッと見えた。
11:35 沼の下バス停、この先道は左カーブで上る、左下に小沼があり釣堀も見える。 |

ED714(先頭) 1964.5.3 |
小サミットは切通しで抜けるが、松が所々に茂り、往時の街道の雰囲気あり、人家も短区間だが姿を消す。
帰路車内から見ると、線路もこの小サミットを切通しで抜ける、サミットに231KPあり。
11:48 道なりに跨線橋で線路右手に、サミットのちょっと先になる、3K先に郡山のビル街を遠望する。
11:58 道なりに線路東側近くを進み、日本電工バス停を過ぎる、工場は線路反対側を占める。 |
12:14 日和田駅着、改札口直結上りホームに、島式ホームの外側を外した下りホームあり、232.5KP、駅舎前に4階建ての立派な公民館が建つ、駅反対側は日本電工の工場、関連トラック会社などが占める。
12:21 出発、線路右手に細道が伸びる、途中、案内板に「芭蕉が奥の細道旅行の際、有名だった沼に立寄った、当時すでに沼地は少なくなっていた」とある。
広の入踏切:233.1Kから砂利農道に入り、最後は右手の日和田中学の裏手に取付き、 |

日和田駅 |
12:53 中学校沿いに新住宅の多い集落に入り、陸羽街道:355号線に入る。
12:58 程なく磐越自動車道をくぐる、線路は田んぼを挟み左400Mを行く、この辺り小峠で、道が右手の松林沿いに曲線を描き、暑さの中気分良く歩ける。
13:08~13:16 カンカン照りの中、道中に少なかった木陰を見付け小休止。
13:24 にごり池バス停を過ぎる、右手に水のにごった小沼がある。
この先すぐ丘陵から抜け平地に出る、左800M、広大な田園地帯の先を線路が行き、その先にアサヒビールの大工場が見える、なお235.2K辺りから「北部工業団地」が占め、五百川を渡ると線路の西側はソニー。、アサヒビール工場など有名企業等が駅まで続くのを車内より確認。
13:40 五百川を同名の橋で渡る、この川は猪苗代湖を源とする阿武隈川の支流だ、鉄橋は川の屈曲で400Mほど郡山方の236.5K地点となる。
渡ると約1K先に駅があると思しき集落が見える、しかしなかなか近付かず、その上駅に入るべき道を間違え、250M先の踏切に出てしまい、田んぼが遮って戻るのに苦労して、 |

五百川駅 |
14:08 五百川駅着、駅舎直結下り片面ホーム、上りは島式ホームの内側線路を外して使用、住宅街が西側アサヒビール工場方に展開するが、駅の周囲は主として田んぼ。
14:17 先刻の踏切に戻る、その先は保線工事用(?)未舗装取付道路が伸びる。
14:32 架道橋で線路左手に、238.2K辺り、左手にも同じ未舗装の砂利道がある。
14:38 砂利道が4号線旧道に合流、すぐ踏切(238.64K)で下り線を、掘割を行く上り線は跨線橋で渡る。 |
14:45 瀬戸川を30M長の橋で渡る、線路は左300M、田んぼを挟んだ築堤を行く、その反対側は台地で住宅が並ぶ。
14:56 鳴瀬バス停を過ぎる、線路は左250M程、矢張り築堤を行く。この辺り阿武隈川まで200M位。この先歴史を感ずる市街に入る。
15:10 本宮駅着、改札口直結上りホームに島式下りホーム、駅左手は人家少々、五百川方に丸大ハムの工場あり。安達太良連山がやや左前方に雄大な姿を見せる。駅前商店街は構えはマーマーだが活気無し。 |

本宮駅 |
(15) 仙台ー岩沼 17.6K 2003年6月22日(日)晴
JR東日本の「大人の休日パス」が発売された、3日間有効で¥13,000、この季節、連続して3日晴れる確率は少なそうだが、仮に仙台でも2往復で元が取れるので、このところ東北本線方面は、兵站線が伸びきって進みが悪く、購入してみた。
仙台駅から歩き始めたのがまだ9時前、これが快速ラビットだと、郡山でも歩行開始は10時45分、投資効果は十分過ぎる程ある。 |
8:45 仙台駅を出発、メトロポリタンホテルを過ぎ、愛宕上杉通りを行く。
8:55 JR東日本東北支社、隣接するJR病院を右に見て、地下鉄五橋(いつつばし)駅に到着、
9:02 連坊小路跨線橋を過ぎる、新幹線高架下を在来線が行き、351KP立つ、この先在来線の右手、高架線すぐ下を行く、道の右手は公団、及び一般住宅。
9:11 成田町架道橋(350.5K)を過ぎる、
9:22 線路近くの住宅街の道を行き、八軒中学校前を過ぎる、新幹線高架は左150Mを行く、
9:27 東街道踏切で位置確認、349.47K地点、
9:37 国道4号線に入り、広瀬川を渡る、鉄橋は左150M、348.8~348.55K、
9:52 地下鉄長町駅の出入口前を過ぎる、30階はある高層マンションが建つ、線路は左60M、海側の旧長町機関区跡の広大な更地で再開発事業が大規模進行中。 |
長町駅 |
9:57 長町駅着、周囲の広大さに比し駅舎のちっぽけさが目立つ。海側は約150M幅で前後各500M近く、線路方向に広大な更地が展開。
10:05 更に4号線を行き、右手に仙台南警察署を見る、 10;15 線路左手に移る4号線の跨線橋の上に出て見る、346.7KP地点。
10:22 高架線右すぐ下の道を行き、大睦踏切346.38K))で位置確認、太子堂地区に入るとNEC,TOKINの工場が建つ。 |
10:34~10:40 橋手前で線路の左手を行く4号線に入り、名取川を名取橋で渡る、鉄橋は右200M、345.4K辺りとなる。なお仙台駅から平行した新幹線はこの先山側に分岐、自分もに左手に。
10:55 地蔵堂踏切(344.9K)でまた線路右手に戻り、
11:02 南仙台駅着、改札口直結の上りホームに島式ホームで構成、344.5KPあり。 11:08 出発、小住宅、アパートが多い住宅街をちょっと歩くと4号線に押出され、 |

南仙台駅 |

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11:20~11:27 国道の角地にあるコンビニFMの先で駐車場で小休止、この先名取市に入る標識あり。
11:44 4号線から左に250M入った「天然温泉テルプ」に到着、入浴の積りが¥1800、ちょっと高いので止め、また国道に戻る。
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12:03 4号線から右に200M、名取駅に到着、改札口直結の上りホームに島式ホームの構成、駅の山側はすぐサッポロビール仙台工場で、直営ビアホールで憩う客の姿が見える、ちょうど仙台空港からの離陸ルートに当り、まだ車輪を出したままの航空機が頻繁に駅上空を横切る。 12:12 出発、住宅街を進み、
12:23 増田川の袂でまた4号線に入る、橋長は30M。 12:26 奥州街道(飯野阪)踏切(340.9K)で位置確認、ここからは国道と線路がぴったり並び、JR車両の走りがたっぷり鑑賞可能。 |
名取駅(仮駅舎) |

名取駅、新駅がほぼ完成 |
常磐線は455、417系、東北本線は709系が大勢を占め、ED75(重連)、EH500がコンテナ貨物を牽く。
12:36 飯野阪バス停、ちょうど340KPが立ち、左手から近付いたバイパス道に向いジャスコ、電激倉庫など大型商業施設が並ぶ。
この先すぐバイパスと合流すると、線路との間に住宅の帯が挟まり、右手50Mの線路は緩い右カーブ、後は次駅まで直線で進む。
12:48 学校前踏切で位置確認、339.1K地点、踏切の左手はレストラン、ユニクロなど。 |
12:55 館腰駅着、相対式ホームの無人駅、左手、広田の先1K程を平行する国道6号線が見え、その先が仙台空港で、駅から直線で2.5K程、路線バスも発着、ホーム右手は新しい戸建て住宅街が占め、駅横を平行する4号線の左手に名取DAIEI
がある。海側は主に田んぼの沃野が展開する、間違っているかもしれないが、米原近辺の琵琶湖付近に感じが似ており、埋立地かも。
13:05 出発、引き続き国道4号線を行く、程なく空港連絡線の建設工事現場を過ぎる、まだ跨線橋の脚と左右に張出した路盤の鈑桁部分しか形になっていない。 |

館腰駅 |
館腰駅を出ると線路の右手に広い田んぼが展開、その先3Kくらいあるだろうか、緩やかな低い山の連なりが見える。なおこの辺りが空港への着陸コースで、高度は名取駅付近より更に低い。
鮫踏切で位置確認、336.7K地点、 |
岩沼駅 |
13:33 またバイバスから分れ、線路に近い旧道に入る、クルマの数が急に減り静かになる。程なく東北電力岩沼営業所が右手に、梶橋バス停があり、道の左手に5階建団地が現れる、初めは判らなかったが、NO17まである大団地だった。
13:53 岩沼駅に到着、改札口直結片面ホームと島式ホームが2本、しかし④⑤番線は少なくとも日中の使用は無い様だった。334KPあり、この駅標高が4.8Mなのは意外だった。 |
本日の歩きは、仙台駅近辺を除き全て海岸近くの仙台平野の南側部分、河岸段丘とか海岸段丘に邪魔されない低地でもあり、ほぼ全線に亙り線路近くを幹線道路が行き、効率は良かった。
まだ時間があり、先刻長町駅前の観光案内板で“発見”した長町温泉で一風呂浴びてから帰ることに、、、 |
長町温泉:ペアーレ仙台 14:30~15:10(入浴)~15:22在 ¥600
場所:駅と直角に大通りを約7分西に、左手6階建ビルの2階を占め、宿泊施設、アスリートジムも入り、[社会保険仙台健康づくりセンター]が経営、道は広幅の一本道だから分り易い。
風呂場:主浴槽は20人ほど収容、他にはサウナと木製の水風呂(1人用、20℃くらい)があるだけ、洗い場は9つ。
お湯:無色、無味(微かに重曹、鉄分を含む感じ?)、無匂、PH6.7、36.7℃、湧出量は88.5L分、食塩化土類ー含塩鉄泉、平凡なお湯だと思う。
その他:規模はこちらが少々小さいが、愛知県大府市:愛知健康の森温泉に、経営・運営形態など良く似ている。駅から近いので旅人には便利な存在、日曜なのに(のせいか?)結構すいており、水風呂にも何回も浸った。 |
(16) 本宮ー安達 13.8K 2003年8月1日(金)晴
東北本線の歩き潰しを青春18きっぷでするとなると、歩行開始が11時を過ぎ、ここら辺りが限界だろう。今回も快速ラビットに乗車したが、黒磯まで直通する様になり、宇都宮での階段上下の乗換えが無くなったのは有難い、黒磯到着時刻は同じだった。 |

本宮駅駅前風景 |
11:08 本宮駅を出発、小姓内踏切で左手に移る、240.9K、まだホーム端から15M、東北線の駅有効長は長く、結構歩いた。
11:19 本宮商工会館前を過ぎ安達太良川を渡る、鉄橋は右250M、堤防手前の架道橋に241KPあり。
すぐヨークベニマルなどロードサイド店が並ぶが、線路方向の道は無い様で右折、
11:24 玉ノ井架道橋をくぐる、241.2K、ちょっと行って愛宕下信号を左折、線路方向に向う上り坂の小道に入る、右手に本宮小、花山公園を見ると、道は田んぼ沿いにくねる。 |
11:44 道なりに切通し線路を跨ぐ、アルス電子の大きな工場が建ち、敷地の端に242KPが見える、帰路車内から見るとこの辺りが丘陵の端で、線路は切通しを抜け広い田園地帯に入る.
この先庚申段古墳入口から砂利道が下り、古墳跡を抜けると田んぼに出て、線路左手沿いの農道となる、
12:05 農道が行止り、線路左手200Mの街道に向う、243.4K辺り、街道を歩いたのは僅かで、また線路左160M位に平行する直線農道に入る。
この辺り晴れていると安達太良連峰の眺めが良いが、今日は殆ど雲の中、山まで4~5Kあり、平野は思ったより広大。
12:27 大山村道踏切で線路右手に、下り線だけの踏切で、線増部分の上り線は800M長の大山トンネルの中で見えない、すぐ先を県道355号線が平行、県道で小丘の小峠を越え、下りに掛ると、 |
12:36 二本松市に入る、傾斜地で人家も工場も無い寂しい所だ、左30M、切通しの中を下り線の架線だけ見える、ちょっと行くと上り線が顔を出す、245KPの80M程手前が坑口だ。
12:42 丘陵の右裾沿いに下る緩勾配の県道に対し、丘裾左沿いに小道が下る、線路端の傾斜地にある田畑への作業道だが、人っ子1人おらず、怪しい奴と想われそうで少々緊張。
12:56 象目田踏切(245.9K)に出る、線路左手をちょっと行くと国道4号線に出る。 |
13:07 杉田駅に到着、小駅舎の相対式ホーム、246.5KP立つ、右手は600M、左は100Mで山、小盆地の小駅。
13:14 出発、線路左手の住宅街を行き、
13:25 4号線下をくぐる、線路は右60Mを行く、そしてちょうど248KP辺りから県道355号線(旧4号線だと思う)が始まる、この道、沿道に人家絶えず。
13:34 ED75125+ED75105重連の牽く上りコンテナ貨物列車とすれ違う。
13:46 249KPが右手盛土3.5M上に立つ、4号線、東北高速道は左500Mの丘裾を行く。 |

杉田駅 |

二本松駅 |
14:05 段々人家が多くなり二本松駅に到着、下り改札口直結片面ホームに島式ホームが1本、駅舎は2階建コンクリ造り、左手300Mで7~80M高の丘、右手はすぐ小高い台地に住宅多数。この頃からカンカン照りに。
14:17 出発、線路左手すぐの小川沿いの小道を行き、作田踏切(250.8K)で線路右手に、辺りは駅から続く住宅街。
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14:34 高速と見紛うような国道4号線を左手の線路共々くぐり、すぐ旧針道踏切(251.9K)を渡る、線路沿いの道は程なく国道4号線に合流する、なお線路は左手の山裾に徐々に押されて国道と並ぶ様になる。
14:43 安達町に入る、
14:50 国道4号線が、線路右手に移り(253.6K辺りと帰路確認)市街地を迂回するバイパスと、一見線路から左に遠ざかる様な旧道に分れる、その旧道に入り、途中から「駅に0.9K」の案内に従い駅方向に向う。
15:13 安達駅に到着、駅舎は左手、島式ホーム、254.5KPが郡山方ホーム出外れに、ホーム左手は製材所が占め、右手は150Mで丘。
上り電車が遅れており、1本早いのに乗れ喜んだが、この電車は矢吹止まり、首都圏まで普通で通す人には同じことだった、自宅には20時40分に戻る。 |
(17) 福島ー安達 18.3K 2003年10月1日(金)晴
ちょうど2か月前に本宮から安達まで歩いている、青春18きっぷを使用したが、車内での往復10時間余は、いくら鉄道好きの暇人でも、効率が頗る悪い。
たまたまこの6月にJR東日本より発表された、「大人の休日倶楽部」会員專用の乗り放題切符がまた発売となり、3回分のうち1回を標記区間に充当、遅れ気味の同線の進捗度向上を目指す。 |

福島駅 2014年3月28日 |
8:20 新幹線(西口高架下のパン屋で朝食後、福島駅を出発、高架下の道を行き、左にJRバス東北福島支店を見る、高速バスが20台休む、在来線が支店裏手を行く、
8:36 須川(阿武隈川の支流)を渡る、あづま橋は150M長、新幹線高架が左20M、在来線鉄橋まで150M、220M長、271.8K辺り、
8:43 須川鉄橋の郡山方袂に至る、50M郡山方の土湯街道架道橋は271.6K辺り。
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8:58 271KPを過ぎる、この辺り新幹線が在来線の直上を行く、周囲は住宅と穫入れの終った田んぼが混在、右手に頂上部分に樹木の無い安達太良山がきれいに見える、今日は天気が良い、
この先右手すぐに松下電器工場が400Mほど続き、左手は福島トヨタ、ヤクルト工場、
ホーム端まですぐの269.6K辺りの踏切で駅舎のある西側に移り、 |

福島駅 1959年10月16日 |

南福島駅 |
9:16 南福島駅着、相対式ホーム、269.5
KPあり、駅の左手はマンションも建つ住宅街、杜の樹木がこんもりした神社も近い。
9:22 出発、線路近くに道が伸び、程なく右手に移る、左手の山が150Mまで近付いて来た。 9:32 268.9Kで新幹線が左に少し離れる、上り線が高度を取りながら左カーブして山の端に向う、上下線の間を道が行く、南福島駅を出ると急に周囲が田園地帯となり、通るクルマも少なくなった。 |
9:55 福島市街の西側を迂回してきた東北自動車道が近付き、「二本松58」で下をくぐりその右手に抜ける、黄金色の広い田んぼが展開。
10:03 平石という集落に入る、下り線と新幹線は高速道に遮られ見えず、上り線は左200M、丘の腹を上っている、もう50Mほど高低差が付いた。
10:25 右手100M、丘を背にして立派な農家が目立つ、もう100Mで狭間は行止り、道も勾配が急になる、上るに従い福島市街の遠望が利く様になる。 |

下り線265.5KP辺りから目立ちます |
10:44 峠の最高所に至る、ここまでジグザグ道を100Mばかり一気に登った感じ、下り線はサミットの264.71K辺りで平石トンネル(240M長)に入り、出た所が谷の福島側一番奥となる。
10:50 右手、深い切通しを行く線路上の跨線橋に出て見る、下り線は264.55K辺り、上り線は橋の下がトンネルの出口、上下線は100M郡山方で一緒になる。 |

金谷川駅 |
11:00 金谷川駅着、島式ホーム、264KPあり、木造駅舎が東側に、駅近くの丘陵に福島大学があり、駅の周囲には学生用のアパートがやけに多い、
11:08 出発、線路左手すぐのアパート街が並ぶ道を行き、程なく両側に立派な歩道が付いた街道に出る。
11:23 船橋、吉ノ口に通ずる道路が始まる辺りで、下り線の盛土に対し、線増区間の上り線は高架となり、両者はちょっと離れ出す、263.35K辺りだ。 |
11:34 福島市南体育館が瀟洒な姿で建つ角で、県道114号線にぶつかり右折、すぐ上り線の下をくぐり、しばらく行って下り線沿いの小道に入る。
11:38 浅川踏切(渡らず、262.1K)を過ぎる、土の道が低い丘を縫って畑の間をくねるが、この頃こういう手作りの、人肌の温もりを感ずる道は非常に少なくなった。いつまでも残っていて欲しい、、、
11:49 ED75122+75124牽くコンテナ貨物とすれ違う、 |
11:55 松川事件殉職者慰霊塔が突然線路脇に現れる、現場は右手が台地の裾、左手は畑中、福島に向い左カーブの途中、周囲に農家など無い寂しい所だった。
12:11 260.9K辺りからは舗装された小道となるが、新田踏切(260.4K)で行止り、線路右手に、上り線が左50Mまで近付く、この先は農道、保線用取付道路を進み、
12:19 260KPを過ぎる、この辺りで上下線が一緒になる、線路左手は結構大きな白塗りの北芝電機工場が占める。 |

松川事件殉職者慰霊塔 261.2K辺り、 |

松川駅 |
12:31 駅手前で跨線橋を渡り、東側に駅舎のある松川駅着、下り片面、上り島式ホーム、259.5KPはホーム跨線橋階段脇にペンキ書き、松川駅周辺は郡山方に住宅街が展開、西側は福島方に住宅街があってすぐ田畑が展開、北芝電機の工場は東側、福島方に近い。
12:39 出発、4号線方向に行き過ぎ、
12:52 戻って安達町に入る、意外と近い所に境界があった、続いて架道橋で線路右手に、259.1K辺り、まだホーム端から300M程度の地点、 |
12:57 水原川を渡る、30M長の鉄橋が左200M、258.8K辺り、
13:21 十文字架道橋に至る、257.46K、ここまで線路右手を来た、この先水田地帯が展開、400M先の台地に通ずる道が途中で行止りになりそうで、左に移ってみた。
13:31 4号線の手前、福島倉庫の建つ角で右手、国道に平行する道に入る、右400M、盛土上を行く線路がちょっとの間見えた、道なりに狭い田んぼの狭間を上る、寂しい所で少々緊張。
13:53 こういう寂しい所によくある産業廃棄物処理場を過ぎ、小サミットに至る、右手すぐに大跨線橋があり、上下線で異なるが、上り線など40M下を行き、下を見るとマジ怖い。
KPは読めないが、線路のサミットは255.7K辺りだった。跨線橋からは安達の小平野の眺望が利き、安達が二本松の平野の縁に位置することが判る。 |
14:07 線路左すぐの道を行き、255KPを過ぎる、線路の左右は各150Mほど黄金色の田んぼ、その先は低い丘、すぐ先の踏切で線路右手に移り、
14:15 安達駅に到着、 |

安達駅 |
矢吹町営あゆり温泉 15:45~16:40在、¥300
場所:矢吹駅から真北に2K程、台地の端に位置する、東口(4号線の反対)から大通りを400M程、T字路を右折、1K行って左折、しばらく行くと消防分署がありその奥、人に聞くなら日帰り温泉と言った方が早い、往きはタクシーで6~7分、¥760、帰りはちょうど30分で歩いた。
施設:事務所が広く、ノンビリした職員が見ただけで6人、典型的な公営施設風日帰り温泉だ、自動券売機も無い(置かない?),靴箱に鍵なし、更衣室も籠とロッカーが併置、待合室はフロント横。
浴室:主浴槽(10X6M)と、ガラス窓を隔て岩風呂風の眺望の無い露天風呂があるだけ、洗い場は10、広々している。
お湯:無色、無味、無匂(源泉風呂に微かに硫黄の匂い)、肌にツルツル感があるアルカリ性単純温泉、52.7℃、湧出量も563L/分と豊富、源泉掛け流しを謳い、飲泉可能、蒲須坂の松島温泉を想わせるマーマーのお湯。
その他:矢吹は奥州街道と水戸街道の追分に位置する宿場町だそうだが、落着いた風情の一般住宅が多く、「どうして生計を立てているのかな?」と思う。 |
(18) 鏡石ー矢吹 5.4K 2004年3月9日(火)晴
2年前のゴールデンウィーク、郡山駅から歩き始めて矢吹まで歩き通す積りが、前夜の酒で気が緩み、最後の踏ん張りがきかず、経験から、こういう僅かな空白区間の埋め合わせが、結構高くつくことは判っていたのだが、この一駅間を残してしまった。
短区間といえども、アクセスを考えれば1日仕事で、手付かずのまま2年が経過、一方、東北本線は福島まで、首記区間を除き歩き潰しが完成、次の展開に向けていつまでも放っておくわけにもいかず、本日重い腰を上げました。 |

鏡石駅 2013年9月3日 |
10:30 鏡石駅を出発、白河に向い線路右手すぐに道が伸びる、両側に(途中から右手に)広幅の並木付き歩道を設けた気持ちの良い道だ。
10:43 208KPが畑を挟み40M左に、右手は農家、その先は田畑が展開、駅からちょうど900M地点だ。
この辺り線路両側は各5Kくらい広い平野が展開、国道4号線は右250M位を行く。 11:02 低い丘が張出し、4号線の旧道に入ったが、ちょっと歩いただけで4号線と合流。歩道は白ペンキで区分されただけ。 |
11:10 シェル石油スタンドの角を左に100M程、堀向踏切で線路左手に、206.1K地点。踏切近くに工場を構える段ボール会社の社長は、若い頃添乗員として、一緒に米国シカゴ市などにお連れしたことがある、35年前のこと、ご存命なら95歳くらいの筈だ。
この先、線路左手すぐに、来るとき車内からは識別出来なかった、無舗装農道が伸びる。
11:23 弥栄踏切で位置確認、205.5K地点、、すぐ近くの畑中にけやきの大木が5本目立つ、神社の杜の跡かな?この200M先には溜池(?)が線路脇にあり、芝生と遊歩道を廻らした公園として整備されていた。
11:43 第1稲荷踏切を過ぎる、204.3K、この辺りより矢吹の市街地が始まり、道路は舗装に変り、線路の両側に住宅が多くなる。
11:49 池尻電機矢吹工場が右手に、結構大きな工場だが人気が無いのが気になる。
11:55 自動車教習所を左に見て右折、約100Mで矢吹駅(203.5KP立つ)に到着。 |
泉崎さつき温泉 13:00~14:05更衣終了 ¥400
場所:駅白河方の跨線橋を渡り、郡山に向い線路斜め右手の丘陵を目掛け、広田の中を約15分、丘中に分け入る西白河東部広域農道に入りさらに約10分行くと、温泉施設のあるカントリービレッジ分岐まで250Mの案内あり、分岐点にも案内があり、右手の林沿いに6~7分で到着、同じ道を戻った帰路は、泉崎駅まで30分だった。道はマー判ると思うが、農道に取付くまで、広田の中に案内板は無かったように思う。
施設:公営日帰り温泉が、学生のゼミ・サークル合宿、老人グループなどを対象とした瀟洒な2階建宿泊施設も併営、といった感じ、いす席のちょっと洒落たレストラン、畳の休憩室もある。
風呂場:主浴槽は2X3M、5人も入れば満員、他にはサウナ、外に露天風呂と水風呂、洗い場9、もう一つの建物に5X3Mの10人収容の大風呂もあるが、これは宿泊者用。
お湯:やや淡黄色で透明、無味、僅かに硫黄の匂い、PH9.8のツルツル感ある単純温泉、湧出量は350L/分、マーマーのお湯だ、近隣の矢吹温泉のお湯によく似ている。 |