東北本線:小牛田ー盛岡
      

      (1)  盛岡ー日詰 18.5K  2013年7月21日(日) 薄晴れ

 昨日は家の用事で遠野市を訪問、盛岡駅前のビジネスホテルに泊った、今日は盛岡駅から歩く予定だが、天気は少々蒸暑く、岩手山の山容が望めない、それで山を背に花巻方面に歩くことにした。 なお、東北本線の「歩き潰し」は07年の5月、小牛田駅で止ったまま、6年ぶりの「入線」となる。 

   盛岡駅
5:50 ホテルをチェックアウト、まだタクシーが数台客待ちするだけの盛岡駅の写真を撮って、
6:02 南口を出発、駅構内沿いに約300M行くと、自動車道が東西に上を横断、その先は駐車場~私有地となって行止り、引返すしかない。
6:18 盛岡駅西口から再出発、西口は南北口と比べるとかなり見劣りする裏口、この時間、チャーターバスがグループをまっているくらい。
6:31 盛岡大橋で雫石川を渡る、300M長の立派な橋、線路は新幹線高架共々左250M、雫石川橋りょうは250M長、中心は534.3K、川はこのちょっと下流で北上川に合流する。
6:39 橋を渡り終える、線路は左約450Mに離れた。

   盛岡駅
6:46 第三西仙北橋梁:495.08K下に至る、在来線はこの先100Mを平行する。
 在来線架道橋まで行ってみるも線路方向の道が無く、新幹線高架まで戻り、高架左下の住宅街の道を行って、
7:03 仙北町駅西口着、自由跨線橋で木造平屋駅舎のある東口に、ホーム島式、533.5KP
がホーム盛岡方に。
 盛岡から営業キロで1.8Kに1時間も要してしまった、、、自由跨線橋から盛岡駅前ルートインホテルの大看板、隣の高層マンション等、手に取る様に見える。 
7:07 出発、更に進行右手を進む、
7:17 533KP立つ、線路左手は「COOPIWAT
E]、右は新幹線高架、この先150Mで在来線が新幹線高架下に収まり、側面もコンクリ壁となり、車内から見ると200M長のトンネルに入った様だ、中で位置が入れ替わり、在来線が新幹線の右手に来る。
 この辺りまでが住宅街で、新築アパートなどやけに多いようだが、或いは津波被害者目当てかもしれない、、、
 人工トンネルを抜けると生コン工場、流通センター等が現れる、この辺りまで道は立派な2車線道だったが、 

   仙北町駅
7:33 道が突然行き止まり、この先は広大な水田地帯が展開、線路左手はまだ住宅街が続き、高架下に道も見えるが、線路を渡ることが出来ず、そのまま水田の畦道に入る、
 しかし畦道は水を吸い歩くたびに沈み、右手の農家数軒の前まで避難して迂回、
7:41 畑返踏切:531.7Kで線路左手に移る、新幹線高架下に道が伸びる。 
7:51 新川踏切:531.1Kで位置の確認、線路右手はまだ先刻からの水田の続き、左手に田んぼは全く無く、住宅が絶えない。引続き高架下の道を行き、

   仙北町駅

   岩手飯岡駅
8:03 舗装道が終了、砂利道に変る、新幹線で491.47K地点、この砂利道200M程、在来線:530.4K辺りまで続き、
8:11 岩手飯岡駅着、新幹線高架下の小駅、ホーム相対式、529.5KPがホーム仙台方に、駅近くに学校がある様で、登校日(?)なのか高校生が多く、駅写真を撮ろうとしたら上下列車が到着、高校生の大群が姿を消すまで待って時間を喰った。
8:22 出発、左手を行き、程なく歩行者・自転車専用地下道で右手に、その先529.2KP地点で線路を東西に横断する自動車道を過ぎ、更に進んで前通踏切:529KP辺りで線路左に、 

   岩手飯岡駅
8:41 新幹線高架左下の3M砂利側道に入る、490.31K地点、高架左手は300M先まで広い田んぼが展開。
8:43~9:26 右手に長大な盛岡貨物ターミナルを見て過ぎる、528.79~526.16Kを占め、528.15K辺りに25系寝台車が3台留置、事務棟は527.9K辺り、上り場内信号は527KP付近にあった。
9:31 526KPを過ぎる、ここで新幹線下の側道は行止り、新幹線は487.29K辺りとなる。 
9:43 上杉踏切で位置確認、525.23K辺り、もう駅はすぐだ。
9:46 高架下の矢幅駅着、上り片面、下り島式ホーム、525KP立つ、新規改修された橋上駅、駅1Fは町の情報センターとして解放されており、駅西口に新装なった福祉センターが建つ。
9:57 出発、進行左手を行き、
10:05 南八巾踏切:524.53Kを過ぎる、
10:10 県立産業短期大学校が左に、524.15K辺り、この学校、間口は狭いが用地は東方に長く伸びる、道は砂利道で角張って歩きにくい、左の田んぼでは野焼きの最中。
10:22 東北本線白沢踏切で位置の確認、523.4K、この踏切わざわざ「東北本線」と断っているのが珍しい。
     矢幅駅
10:41 八幡踏切:522.06Kを過ぎる、踏切右手に小さな神社が建つ、
 さて矢幅駅からここまで左手に田んぼを見ながら線路近くを来たが、すぐ先521.8k辺りを太田川が流れ、橋が見当らず前まで行って引返す羽目に、
10:47 八幡踏切に戻り、左手(東側)を行く県道152号線に入り、 

     矢幅駅
    古舘駅  10:56 古舘駅着、新幹線高架下にすっぽり収まった小駅、業務委託駅員が1名、ホームは相対式、521.5KPあり。
11:02 出発、更に152号線を行く、駅付近は新興サラリーマン戸建住宅が多く、ベッドタウン的雰囲気のある地区だ。
 やがて県道は東へと線路から遠ざかるが、しばらく先を行って、JR変電所前であきらめ、駅近くまで戻る、片道500Mくらい損をした、、、
11:17 地下道で線路右手に移る、120M程田んぼを挟み線路方向に進む県道に入る。
   

    古舘駅
 さて古舘を過ぎると台地上を行き、これまでの盛岡から続く大平野とは異なり、緩い起伏が多くなり、田んぼも広田が姿を消し、地形に合わせて切れ切れに樹林と混在するようになる。
11:23 県道で紫波町に入る、そして紫波総合高校の角で跨線橋を渡り線路左手に戻る、
11:48 新幹線高架脚に480278Mと標示あり、その左下の側道を行くと、高架線の柵越しにホームがちらほら垣間見えるではないか、
 駅東側は住宅街の整備は終了するも、まだ駅出入口は無く、ちょっと戻って架道橋を潜り、 
12:05 柴波中央駅着、瀟洒な木造駅舎は、首都圏私鉄の新設郊外駅の雰囲気、町の委託職員が2名もいるが出札は券売機に頼る、ホーム相対式、518.5KPが仙台方に。駅前ロータリーはこれまで田舎っぽい駅ばかりだったので、やけに都会的に見える。駅の開業は1998年3月、地元産の木材で建設、新幹線高架が隣接するため橋上駅にはせず、跨線橋でホーム間を結ぶ。 
12:13 出発、進行右手の道を行く、時々畑の先に線路が見えるので安心して歩ける、518
KPは大坪川という小川の鉄橋近くに見えた。

   柴波中央駅
12:29 46号線が左右に横切る、左折して線路方向に、500M程進むと志和架道橋に至る、517.1K辺り。
 これを潜って線路左手に移れば良かったのに、右手の小道を集落方向に行ったのがいけなかった、、、
 古くからの集落を経て、ホーム反対側のJA
農業倉庫辺りに達するも、左手の駅舎に渡る通路が見付からず、ホームのベンチに座っているおばあさんグループの好奇の目を感じながら、
 同じ道を戻り、駅から250M程の架道橋を潜る、合計600M程の道草になった、、、 

    柴波中央駅

     日詰駅

12:50 日詰駅に到着、改札口直結上り片面ホームに下り島式ホームで構成、駅員1名配置、516.5KP立つ。

  なお盛岡駅から営業キロで約17.7K、柴波中央駅を出て1K程の地点までずっと、在来線は東北新幹線と完全平行しており、ちっぽけな在来線駅は新幹線高架の下に「収納」されているケースが殆どだったが、日詰駅では東に800Mほど離れ、この一種鬱陶しい感覚から解放されました、、、
 
 青春18きっぷでどこまで行けるか試してみた、黒磯までは行ける積りだったが、5本の列車を乗り継いで郡山に辿り着くと、12分の待ちで新幹線に接続する、大宮まで200Kちょっと、ジパング30%割引が適用となる最後の駅だ、疲れのひどいなかもう少し頑張って新白河または那須塩原から乗っても、割引が効かないと金額的に余り変らないのだ、、、 





     (2) 一ノ関-平泉  7.2K 2014年6月26日(木) 

 「大人の休日倶楽部」が発売する乗り放題切符を6月24日から利用しており、前半2日は仙山線沿線を歩き、3日目の本日、東北本線の一ノ関駅にやって来た。
 今回は日帰り旅行を続けて4回する格好で、毎日帰宅して食事は自宅で取ることにした。実はこの1月、糖尿病の境界域に入っていることが判明、軽い糖質制限食を続けているが、「歩き潰し」の継続にも勿論色気があり、その両立を目指すためにも、このような変則的行動を取ってみました。

   一ノ関駅
9:39 一ノ関駅を出発、駅は改札口直結の①番線が小牛田からの折返し列車を受ける小牛田行ホーム、島式ホームの②番線は折返し平泉方面行、③番線が大船渡線専用ホームになっている、キロポストは見付からないが、盛岡方ホーム出外れに445.5KPが立つ。
 新幹線高架ビルはその先の東側に張付き、更にその先に大船渡線の気動車車庫、検修庫が控える、東の仙台方はNEC工場が占め、これも大きな存在だ。 
9:51 構内進行左手の2車線道を行き、桜小路踏切:445.8Kで位置の確認、
9:53 磐井川鉄橋の袂に出る、下の住宅街より7~8M高い、人の渡る橋は500上流にあり、左下に一関第一高校を見ながらそちらに、校舎から先生の講義の声が聞こえてくる。
10:08 磐井橋の一ノ関方袂に、橋は120M長、左岸は堤防嵩上げ工事中で歩けず、下の住宅街を適当に歩く、磐井川の流れがこの辺り湾曲しているため、何度か道筋を変える。 
    クハ700‐1021+クモハ701‐1021 一ノ関
10:26 磐井川鉄橋の盛岡方袂に、446.3K辺り、この先線路左手すぐに8M道が伸びる、なお鉄橋長は158M、ここまで結構時間を喰った。
10:40 447KPを右手すぐに見る、道の左手はグランドと小公園だが人影無し、この先447.25K上を国道が東西に跨ぐ、
10:45 道が行止り、左100M、住宅街を行く2車線6M道に入る、道の左手は300Mで樹林の低い丘、その間は住宅と田んぼ、 
10:55 道なりに山ノ目駅着、下りホームは小駅舎に直結、上り島式ホームの内側線は架線、線路共に撤去。448KPが盛岡方出外れ10Mに、駅の右手100Mに北上川外縁堤防が高さ12Mの威容を誇る。

   山ノ目駅

   山ノ目駅
11:03 出発、進行左手すぐを平行する国道を行くがちょっと歩いただけで、塚田踏切:448.13Kからは線路右手に3M砂利道が伸びる、線路は見渡す限り直線、2K位あるかな?道の右手50Mは12M高の大堤防が聳え、視界を遮る。  
11:24 449KPが左3M盛土上に。 
11:32 長く緩い砂利の坂道を上り大堤防上に立つ、2K程先、整然と区画された広大な田園地帯の先に、幹線高架が走るのが遠望され、目を移すと北上川を渡るトラス橋、その上を走る列車も見える、一面の緑が瞼に眩しく、日本離れした雄大な景色はが、しばし時間の経つのを忘れさせた。
           


   
 名残惜しい景色だが、小休止後出発、15M高、4段の大堤防を下る、階段は無く、芝生の法面を滑らないように慎重にトラバース、こういう時って老人は足を痛めることも多く、注意しても注意し過ぎることは無いんです、、、
11:47 佐野踏切:450.12Kで距離確認、この辺り左手は200Mの田んぼを挟み低い丘陵。 
12:00 451KPを過ぎる、続いて上を国道が跨ぐ、451.15K辺り、実はここまで大堤防上の砂利道を来れば、トラバースも必要なく、階段利用で無難に下りられたのだが、最近判断力が鈍った 、視力が落ちたこともあろう、
12:04~12:12 第2太田川橋りょう脇で小休止、家から持参のバナナで栄養補給、
 この先北上川外縁大堤防の続きが前途を塞ぐ、線路は切通しで抜けるが道は無く、かといって左250Mの国道4号線まで遠回りするのは気が進まず、取敢えず堤防上まで行ってみる、例によって法面をジグザグにゆっくりと上り、  
12:20 大堤防の上に、堤防の先はそれなりの川だろうと思ったが、ナンと平泉駅ホームがすぐ先に見えるではないか、大堤防は小用水の様な太田川から平泉市街を守るためのものだった。線路は451.9Kが相当する.。
12:26 24分発の上り701系2連を撮って出発、下の住宅街に駅に通ずる真っ直ぐの道は無いが、市街を見下した後なので、迷うことなく進み、

   クハ700‐1021+クモハ700‐1021 平泉駅出発

   平泉駅

12:29 ホーム端に隣接する中屋敷踏切に出て見る、451.99K、線路脇に生垣沿いの80C幅細道伝いに、
12:32 平泉駅着、相対式ホーム、ホーム仙台方端に452KP立つ、流石に中尊寺観光客で賑わうと言いたいところだが、駅待合室周辺には30名ほど数えるだけで寂しい。     

 
    
 今日はこの後、徒歩10分程度の日帰り温泉で一汗流す予定だった、それが平泉駅に着くと気のせいか少々すっきりしない、欠伸が結構出るのも気に懸る、カンカン照りのなか3時間程度歩いたことは何度もあるのだが、どうも軽い熱中症なのかもしれない、風呂場で倒れるのもみっともなく、大事を取ってこの駅で切上げることにした。
 一ノ関駅では2分違いで東京行を逃がし、駅コンコースのベンチで缶ビールを飲んでご機嫌に、別に意図した訳では無いが、3日目の今日も同じ新幹線に乗車、中央線快速、小田急急行も同一列車となり、帰宅は17時20分、会社時代、3日続けてほぼ同一時刻に帰宅したことは無いように思う。 
 





         (3) 一ノ関‐花泉 13.9K 2014年6月27日(金) 曇り

 昨日と同じく9時30分に一ノ関駅に到着、今日は昨日と反対の仙台方に歩こうと思う、 

  クモハ701‐1022他 一ノ関①ホーム 2014年5月21日

9:43 一ノ関駅を出発、駅右手すぐの道から1本右にずれ、岩手日日新聞の簡素な3F事務所前に出ると、左手にJRの4階建従業員寮が、周囲は早くも純然たる住宅街となる。
9:56 6M幅の旧い道が小川沿いに伸びる、左線路との間を北上製紙の中規模工場が占め、パルプの匂いが立ち込める。右5~60Mを国道342号線が平行、4号線の旧道だ。
  なお気仙沼方面に通ずる国道248号線が線路を跨ぐのは444.58K辺りなのを帰路車内より確認。
10:07 逆Y字路の台町信号で国道342号線と合流、脇に一関労働基準監督署が建つ。

 
10:14 南小学校を右に見て200M位、道なりに在来線、新幹線を潜り線路左手に移る、この先右80Mを在来線、左90Mを新幹線高架が平行、道路はその間を行く。
10:23 南駐在所を過ぎる、この先100M、右手に岩手県交通の営業所が在来線盛土線路を背にしてある、在来線は443KP辺り、新幹線は404.16K辺りだ、
10:43 第3真柴架道橋:403.28Kに至る、左に花泉方面に直行する国道が分岐する。 

   一ノ関駅 2014年6月26日

    クモハ701‐1031他  一ノ関電留線にて 
 さてこの先500M、前方に低い丘が張出し、在来線と道路は右に押しやられた谷筋を辿り、三角形の2辺を行く様にこれを巻き、新幹線はそのまま丘陵を大小2つのトンネルで貫く後者の第2有壁トンネルは2428Mと長い。 
10:50 的場踏切で位置の確認、441.48K、踏切右手はすぐ丘、道路の左もすぐ丘、線路は狭間を行く、こんなさびしい所にも民家が2~3軒。
 この先日本通運一関支店が道路と線路の間を占める、結構規模が大きいのが意外だが、一ノ関市街の西側を迂回して来た国道4号線との合流点にも近く、利便性があるのだろう。
11:03 要害踏切、440.6Kに至る、70M程離れ下り線が行く丘裾を背に立派な構えの農家が3軒見えるが、踏切名も相俟って、藩境を目前にして監視の役目でも担っていたのかな、なんて連想する。
11:17 国道4号線の下を潜る、右下切通しを行く下り在来線にも近い、ここが4号線と自分が歩く342号線との合流点なのだが、合流は立体交差式で、全体図の把握は出来なかった。
 また下り線はすぐ大沢田トンネル(1416M長)に入るが、坑口は438.6K、坑内の439.47K地点でサミットを越える。
11:29 山中のなんにも無い所に生コン工場、車検場、ゴルフの打ちっ放し大練習場など見て過ぎ、左に小さな溜池を見る地点に至る。ここがサミットらしくこの先は下り坂、100M程で宮城県栗原市の道路標識あり、
11:37 金成住宅前バス停、ここでトの字路を右に入り、程なく右手60Mにトンネルを出たばかりの上り線の架線柱などが見え出す。 
11:47 奥州街道踏切:438.33Kで位置の確認、ようやく里に出た感あり、といってもまだ、低い丘に囲まれた狭田と小集落が見えるだけだが、、、
11:52 新幹線が道を跨ぐ、60M置いた在来線は438kPが対応、新幹線は斜めに進み、在来線を跨ぐのは438.1K地点となる。 

   有壁駅

   有壁駅 
11:57 平屋小駅舎が東側に建つ有壁駅に到着、ホームは駅舎直結の上りホームに内側の線路と架線が無い島式ホーム、KPは探したのだが見当らず。
 この駅間7.3Kは高さは低いが殆ど山の中を歩いた、昨日歩いた一関市北側とは全く地形が異なる。 
12:14 出発、更に街道を行くが、小川の袂で線路方向に伸びる農道(?)に入り、
12:34 鍛冶屋踏切:436.25Kで線路右手に、線路は仙台方1K程直線、この先線路右手、田んぼ沿いに結構うねる3M道が伸びる、時々軽自動が行き交うがのどかな道で快適に歩ける。
12:45 熊口踏切:435.49Kで位置の確認、
12:55 仁王原踏切:434.71Kで線路左手に、この辺り左は400Mで丘、その裾を国道が行くのが見える、右手は250M、そこまで田んぼの緑が目に沁みる、線路から120M左に2.3M小道伸びる。 
13:06 清水原踏切:434.2Kで右手に、ちょっと戻る様な形で、

   有壁駅前風景

    清水原駅 
13:07 清水原駅着、ホームは相対式、434.3KPあり、駅舎は集落のある西側に建つ、ホーム東側は広い田んぼが展開する。 
13:15 出発、進行左手、線路に近い広田の中の舗装小道を行く、人影全く無し、何となく気分が高まり、快適な歩きを楽しむ、駅からも見えていた「花泉米」と大書したJAライスセンターの収納サイロが段々近くなる、帰路センター脇に433KPが草むらに顔を出すのを「発見」
13:51 金流橋で同名の川を渡り右岸に、近くの集落は金成(かんなり)という、堤防が砂利と草むらの2M道になっており、少し歩きにくい、左近くに平行道もあるが、堤防上を約1K線路方向に進む、線路は川と田んぼを挟み400M程右手を平行。
13:47 天神橋(120M長)で線路方の左岸に、街道になっている広幅の橋だ。
13:52 北一号踏切:431.67Kで位置の確認、踏切の先は狭い田んぼがあって小集落が、その先はこんもりした樹林が控える。
 また天神橋から続く街道に戻る、沿道に住宅が多くなってきた、住宅の裏手には広い田んぼが展開、「東北の米どころ」との言葉が浮かぶ。

    清水原駅

   花泉駅
14:02 花泉駅着、上りホームが駅舎に直結、下りは島式、ホーム仙台方端に431KP立つ、街は有壁、清水原駅より一段規模が大きい。 

   クハ700‐1019他  花泉駅

   花泉駅 
 今日は乗り放題切符の最終日、明日の体調など考えずに活動可能だ、次駅の油島まで4.2K は計画に入っていたが、生憎、これまでポツリポツリだった雨足がちょっと早くなり断念、一ノ関駅に戻り、これまで連続3回乗車したより1本遅い「やまびこ号」で東京に、帰宅は18時20分、充分家での夕食に間に合う時間だった。
 さて、4日間有効の乗り放題切符を新幹線定期券の様に日帰り出張的に使ったのは今回初めて、お蔭で宿泊代、夕食代は倹約できたが、スタート地点までの往復に時間を取られ、歩行時間がその分減少、4日間の実績は営業キロで42.7Kに留まった、糖尿病対策の食事制限を始めて半年、それがこんな変則的な試みをした動機でもあるが、自分の場合、毎日3万歩も歩くと、少々甘いものを摂取しても高血糖値の心配はしなくてもいいようで、次の乗り放題切符は、もう少し体力的に目標を上げても大丈夫そう、その自信が持てたことも今回の収穫です。 

          



        (4) 小牛田-田尻  6.1K 2014年7月30日(水) 

 先月は大人の休日倶楽部の乗り放題切符を利用、連日新幹線で日帰り出張、仙台、一ノ関駅を中心に40キロ余を歩いた。1か月後の今日はまたおなじみの青春18きっぷに戻ったが、一度「蜜の味」を覚えてしまうと人間の堕落は早い、年金爺さんとしては気を引き締めて頑張らなくては、、、
 今日は自宅最寄駅の始発で5時ちょっと前に出発、新宿、池袋、赤羽と乗り継いで東北本線に入り、延々小牛田まで各駅停車の旅をする、なお都区内発普通運賃は6,480円、7掛けで4,530円だ。 

   小牛田駅
13:42 小牛田駅を出発、線路左手に近い街中の道を行き、程なく三十軒踏切:395.3Kで線路右手に、まだ駅構内で、石巻線は踏切チョイ手前で右に直角カーブ、0.2KPあり。
13:52 出来川という農業用水を渡る、鉄橋は左200M上流、395.3KPを確認済み、395.6K辺りから線路右10Mの農道を行く、なお陸羽東線は395.5KP地点で左急カーブで分岐。
14:07 山上第2踏切で位置確認、396.22K、線路は前後各1K直線。周囲は広い田んぼが展開する米どころだ。すぐ先に線路を地下道で横断する古川市に通ずる国道108号線が控え、これを跨ぐ橋は、右200Mの自動車道まで無い。 
 自動車道はちょっと歩いただけ、また2M幅の草砂利農道を見付け、この道は江合川の堤防近くまで続いた。 
14:22 盛土線路の向う側にクミアイ化学工業の工場が目立つ、この先涌谷架道橋:396.97K
を過ぎ、
14:32 江合川堤防上に、すぐ横で川を跨ぐ県道1号線に入る連絡階段が無く、蒸暑いなか200Mも小牛田方に戻され頭に来た、、、
14:38 堤防の先刻上った地点上に至る、この頃、疲れてくるとこういう些細な事が無性に腹立たしくなることがあり、気分を静める。なお江合川鉄橋は397.08~397.2K辺りと過日車内より確認済み。

   クハ700‐105他、小牛田駅②ホーム

   田尻駅 
14:48 柳原踏切:397.61Kで3M盛土左すぐ下の砂利農道に、6~700Mは持ちそうだ、、、
15:03 谷地中踏切:398.31Kを過ぎる、なお踏切を目前にして用水が流れ、左170M離れた橋まで行って戻る、398.78K辺りにも小用水があり、左の小橋まで200M往復した。
15:15~15:20 用水を配給する無人ポンプ小屋の軒下で小休止、398.97K辺り、
15:42 400KPを過ぎる、写真を撮りたかったが、数字記載面が線路側に向き、どう工夫してもうまくいかず諦める、この先また1.2M幅のコンクリ護岸小用水あり、渡れないことも無いが(?)リュックも背負っており、左300Mの国道まで引っ張られ、駅近くなって苦戦を強いられる。
15:50 ノロノロしてたら国道まで8分要した、流石もう線路端に戻る気力は無く、そのまま国道を行って、
15:56 大沢街道踏切に至る、400.73K、駅はもうすぐ先で、線路左手すぐに6M連絡道が伸び、
15:58 田尻駅着、木造平屋建駅舎は進行左手に、改札口直結下りホームと内側の線路、架線が捲られた島式ホームで構成、401KP
が下りホームに立つ。小牛田駅からの営業キロは6.1K、これを13,657歩で歩いた、自分の歩幅は65C、8.9K歩いている勘定だ。     

  田尻駅
 田尻駅の東側約1.5Kに町営の日帰り温泉と併設宿泊施設があることはネットで知っており、電話すると素泊りでOK、食事は日帰り温泉の食堂で取れるとのことで、一息入れた後、
16:17 田尻駅を出発、タクシーは自分がいた20分の間には現れなかった、町役場は駅の西側に近いようだが、駅周辺は閑散としていた。


               加護坊温泉:さくらの湯  ¥500(宿泊者は不要) 

    加護坊温泉:宿泊棟 場所:駅から250M程仙台寄りの踏切を渡り、前方7~800Mの丘陵裾を行く県道を目指し、右折して3~400M、小谷の入口を左折、緩く昇ると程なくそれらしき建物群が見える、徒歩21分、なお谷を出て広い田んぼを駅方向に貫く砂利農道があり、帰路試すと5分早く駅に着いた。看板も幾つか、迷うことは無いだろう。 
施設:食堂併設の宿舎はなかなか豪華、変形七角形なのは、大型円形ガラスの採用を避けたかったから(?)、休憩所は広く、食堂も畳み、テーブル区画があり、ゆったりできそう、中2階にも個室休憩室があった。更衣室も広々。

   加護坊温泉:日帰り温泉棟
お風呂:20人収容の主浴槽は白湯、源泉風呂は5人サイズ、38℃くらい、サウナ下の水風呂も薄黄色、これも源泉使用だろう、七角形屋根の中央下に打たせ湯あり、露天風呂は主浴槽と同じ広さ、岩風呂風、岩で回廊風に仕切ってある、周囲は日暮しゼミの大合唱、洗い場は15しか無いが、そのせいか人の動きが落ち着く。 
お湯:薄黄緑色、甘辛く無匂、ツルツル感は無くむしろ硬い感じだが、マーいいお湯の方だと思う。




      (5) 田尻-新田  15.1K 2014年7月31日(木) 早朝深い霧

  昨夜は温泉の食堂で軽く1杯の積りが、スペースも広々、結構寛げる雰囲気が自分にフィット、2時間も飲んでしまった、1人で他所でこんなに長居したのは初めてだと思う。お勘定は¥3,000そこそこ、どうもお世話になりました、、、
 宿泊は自分1人、深夜目を覚まし廊下を隔てたトイレに行ったが、物音一つ聞こえず震撼としており、ドアの開け閉めにも気を遣い、酔いが醒めたが、その後また良く眠れた。
 早朝のチェックアウトで、鍵はフロントに置いてくれということだったが、5時40分、予定通り出発した際は、男性職員が1名、既に待機していて、何か恐縮する。
 部屋は8畳間、素泊り料金は入浴料込で¥4,390、布団は自分で敷く。また泊りたい宿が増えた、、、

   田尻駅  2014年7月30日 
6:03 田尻駅を出発、駅前の国道15号線でしばらく田尻の街中を行く、田尻農協コーポ、大崎市田尻庁舎などある、田舎町の雰囲気が濃厚に残り風情のある街だ。
6:10 道なりに小塩踏切:401.5KPを渡り右手すぐの1.3M道に入る。アパートなどあるが、周囲は既に水田地帯だ、
6:20 田尻街道踏切:402.1Kで位置の確認、2.5M盛土右下すぐに小道が続く、EH500-8牽く上りコンテナが過ぎた。右手150Mを街道が平行、水田に霧が出て、クルマがボンヤリ。 
 6:42 403.35K辺りの架道橋で左に、この辺り小起伏があり、広い田んぼは姿を消した。
6:58 小集落の小道を行き、404KPが立つ架道橋に至る、この辺り寂しい所で、数軒の家で何やら廃棄物状の物を燃やしており、特有な臭いが漂う。
 この先5M高の盛土線路との間に小用水を挟んだ砂利道を行く、しかし404.5KP辺りから護岸未整備の小川が邪魔になり、線路から離れざるを得ず、
7:12 農道に架かった愛宕橋で小川を渡る、線路左150M、ここで小休止5分。
7:20 405KPが左50M、田んぼを挟み3M盛土上に、この先は上り緩斜面に畑、豚舎、牛舎などを構える農家が数軒。

   403KP地点、ボヤっと見える架道橋は403.35K
7:27 線路近くの道が消え、右280M程を平行する6M国道に入り、「最初の交差点」で斜め左に、
7:37 高清水踏切:405.4Kで位置の確認、線路沿いに小道があるも100Mで行止り、「最初の交差点」に戻る(しかない)
7:44 国道で大水内川を渡る、この用水が線路を横切り、線路脇の小道が行止りになったのだ。
7:59 用水を渡った後はまた線路近くの砂利農道に入り、結構この道が長く続いて、406.5KPを5M高盛土上に見る。
8:07 小山田川を渡る橋が無く、気は進まぬがまた国道橋の袂に渋々ながら廻る、同名の鉄橋は120M長、406.7Kがその中央部に、
8:18 下富橋踏切:407.2Kで距離の確認、ここから小山田川鉄橋まで350M余は一面の田んぼ、この先線路近くの小道は無く、また国道に戻って道なりに線路に近付くと、線路沿いに住宅街を行く広幅の道が国道から分岐、錆つき小穴から下が見える自由跨線橋を渡り、 

   瀬峰駅
8:32 瀬峰駅着、駅舎直結下りホームに上り島式ホームで構成、407.8KPあり、
8:45 出発、線路右手すぐを平行する国道を行く、カンカン照りになり、朝方の湿った霧が懐かしい、駅から盛岡方に300M、細長い駐車場が続くが、一番端に停めると、冬場など大変!と要らぬ心配をする、 

9:06 409KPを過ぎる、150M先にT字路があり、左にちょっと行けば跨線橋だ、この先線路は切通しの中、右カーブして姿を消す、帰路車内から見ると鬱蒼とした樹林に囲まれた長い切通し区間で、平行道は無いようだった。 
 T字路を右折するしか無く、最初道の両側は産業廃棄物処理場、しばらく行くと近代的な装いの工場が点在する地区となる。 
9:14 「SANDVIK}という近代的工場が建つ、ここの逆トの字路を左に入ったが、途中で細道に代り、引返し、

   案内板が無ければ間違いなく行過ぎるところ、、

   
9:34 ここでも逆トの字路を左に、すぐ刈又沢バス停があり、線路方と思しき方向に約1K進むと、板橋集落のT字路にぶつかり右折、左400M程、田んぼを挟んだ台地樹林の方向から電車の走行音が聞え、ちょっぴり安心、
9:56 「梅ヶ沢駅」と案内がある逆トの字路で左の台地へ入る、途中、三角屋根の簡易郵便局が可愛らしい姿で建ち、写真を撮る。 
10:03 梅ヶ沢駅着、駅舎直結上り片面ホームと島式下りホームがあるが内側の線路、架線は例によって捲られていた、411.3KPある筈、下りホームの先はすぐ台地の低い壁で樹林が覆う。
10:12 出発、線路進行右手に近い道を行くが、樹林が遮り、最初の内は線路は見えず。
10:22 5M盛土上に412KPが見える、 
10:32 道の右すぐ下に200X400Mにやや不揃いに掘られた人工溜池が平行、また直線道路はこの先緩いカーブを混えた道に変る。なお溜池は広大な長沼ダムの一部だということが、地図を見て判った。

  梅ヶ沢駅 

  梅ヶ沢駅 
10:37 413KPが盛土上に立つ、この辺り、道の右手はすぐ台地の裾だ、更に線rの進行右手を行って、
10:43 県道1号線の新規拡幅した跨線橋上に出る、20M下を線路が行く深い切通しの上だ、KPを探したが見付けられず,帰路も駄目!
 この先はTj字路を右に行くしかない、一見、方向的に合わない様だが、線路が右カーブするので、やがて両者は500M程の間隔を保ち平行するようになる。 
 11:02 道なりに左に新田中学校、グランドには部活動中の生徒が多い。道の右手に[豊米]市新田公民館、続いて左に新田小学校と続く、なお地元では登米ではなく「豊米」と書く様だ。
 県道から見ると左700M先に盛土らしきものが見え、冒険して行ってみることにして長い坂道を下る。
11:14 盛土下に至る、415KPが見え、4M盛土の右下に砂利農道が伸びる。

    新田駅

   野鳥で有名な伊豆沼はホームから見えず 
11:22 左手から線路を跨いで現れた県道36号線に道なりに入る、すぐ右手に新田郵便局が建つ、小振りだが本局だ。
11:31 新田駅に到着、改札口直結の下りホームに副本線側の線路と架線を撤去した島式上りホームで構成、416KPが仙台方に立つ。下りホーム側はすぐ広い田んぼが展開、駅舎前に街道が平行する。 
 新田12:23-小牛田12:57-仙台14:30-福島16:28-黒磯18:38-宇都宮19:42-赤羽21:08-
  新宿21:31-成城学園前
 7本の普通列車を乗継ぎ、9時間要して新宿駅に到着、帰宅は21時55分、これをよしとするか、時間の無駄考えるかは、各人の経済的、年齢的、社会的、そして趣味的立場等に拠るのでしょう。 




      

      (6) 花泉-新田  15.0K 2014年9月26日(金) 快晴

 「大人の休日倶楽部」乗り放題切符が発売されることになった、このオンシーズン近辺の発売は珍しく、早速利用させてもらうことにして、今回も東北本線沿線を歩く。
 「全国鉄道沿線歩き潰しの旅」も17年が経過しようとしており、それなりに訪問地区は拡がったが、もうひとつメリハリが効いていない感もある、自分ももう満72歳、今後長期に亙る活躍は期待できそうもないが、少なくても盛岡までは歩きたいとの思いが、今年既に4回の東北本線歩きに繋がっている。今回4日連続の成果を加えても到達は無理だろうが、完歩の感触は掴める筈との自信はある、、、

   花泉駅
9:10 花泉駅を出発、線路方向に伸びる駅前通りを行き、上池田踏切:430.84Kより線路左に沿う小道に入る。
9:26 跨線橋で線路右手に、KPは見当らぬが駅から800Mくらいだ、線路は6M下を行く。
 この先歩道付き2車線道:県道183号線が線路方向に伸びる、左手に近い線路は藪や樹林に邪魔されて架線柱が見えるだけ、集落は道の右手に展開する。 
9:34 砂押バス停(一関市営バス)を過ぎる、月水金のみ1~2本の運行、しかも各々経由地が異なる!こんな時刻表初めて見た、、、
9:45 山中沢踏切で位置の確認、428.9K、線路右手の集落から左手の狭い田んぼに通う、細幅の踏切だった。
9:52 油島公民館が右手に、斜め左、線路方に伸びる道に入ってみたが、築道踏切:428.2Kまで行って戻り、また公民館に戻る、8分の損。
10:19 油島駅着、ホームは相対式、427KP
が一ノ関方に、西側に小駅舎、上りホームの東側はすぐ広い田んぼが展開、既に刈入れが終了した個所も散在。
10:35 出発、更に県道を行く。

    油島駅

    油島駅
10:54 県道を左260M入り、西小田踏切:425.74Kで位置の確認、日向平バス停から300M程先の地点となる。
11:07 また県道から左に270M程、7~8M幅の用水然とした夏川鉄橋(50M長,424.8K)の袂に至る、この小川が岩手・宮城両県の境となるので、敬意を払った次第。
 川の湾曲でなかなか見えてこない橋を求め堤防上の道を行くも、程なく生い茂る雑草に邪魔され進行不能、下の畑の畦道は土が細かく体を支えきれず、靴がめり込み泥だらけになって、県道に退避、 
11:21 蝦島コミュニティセンター入口バス停(一関市営バス)を過ぎる、
11:28 小谷地橋(50M長)で夏川を渡り宮城県石越町に入る、鉄橋から直線なら400M位だが、川の湾曲があるのでかなり時間を要した、石越に入ると平野がかなり拡がり、落着いた感じの民家が多く、余裕の様な物を感ずる。
 4~500M線路から離れてしまい、少し見通しが利く様になってから田んぼの中に伸びる6M道で線路方向に軌道修正を計り、 
11:42 小谷地第2踏切:424.3Kを渡る、線路左すぐに3M砂利道が伸びる、この道で最初は遠くに見えた駅まで行けたのはいいが、西側にある駅舎に行く通路が見当らず、ホーム仙台方端の直上にある自動車跨線橋に階段で上がってまた下り、ちょっと戻る様な形で、
12:07 石越駅着、栗原電鉄からの鉱石運搬貨車を授受するため駅構内は他より一段広く、それだけ駅舎がちっぽけに見える、駅舎直結下りホームに島式上りホームより構成、423.5KP立つ。 

   石越駅を跨線橋から見る

   石越駅
12:14 出発、早くも疲れが出て来たが、この先まだ体力勝負が控えており、気を引き締めて着々とこなしていかなくては、、、
 先刻利用した跨線橋の下をくぐり、線路右手すぐの未舗装農道を行く、イナゴがやけに多く、ゴソゴソと少々不気味な音の帯で、歩く方向に露払いの様に先行する。
12:35 板倉踏切で左に、422KP立つ。 
12:48 中堀橋梁で位置の確認、421.48K、この先迫川の堤防が近い、人の渡る橋は東方1K余り無い、線路は見渡す限り直線、左1K先に低い山、その間は黄金色の田んぼとジャガイモ畑が処々に。
13:11 わかいし大橋で迫川を渡る、橋長220M程、右手上流に鉄橋が遠望される、421.05~421.3K、289M長なのは過日車内より確認済み。
13:27 迫川右岸堤防は雑草が茂り歩行不能、下の2車線平行道を行き、鉄橋の仙台方袂に到着、6M盛土上に421KP立つのを確認後、
 同じ道をちょっと戻り、大目バス停(ミヤコーバス)のある角で右折、集落に入る、屋敷林を擁する立派な農家も数軒見て、集落内を縫うように進む道を行く。 

   線路の向うに栗駒山の優美な山容

   こういう個所が何度か、今日は疲れました、、、 
13:37 大目小学校前に至る、集落の端に位置する様で、ここから6M幅の立派な農道が始まる、線路は右手130M、田んぼを挟み築堤上を行く。 
 この農道500Mは続き、トラクタ-で収穫中の様子を見ながら行った、トラクターは軽自動改造の小型車ではなく、エンジンや回転部分などマウントされており、自分が農村地帯を歩いているこの10年でも格段に進歩したと思う。
13:50 25M幅の用水にぶつかるも橋が無い、左手に見える橋まで400Mはあるぞ!堤防は此処も草ボーボ―、下の畦道は歩きにくく時間も掛る。
14:02 橋を渡る、橋の周囲では堤防の工事中、今度は2.5m砂利道農道を戻るが、優美な栗駒山の姿に癒されるので助かる。 
14:15 築堤線路端に戻るとまた砂利農道が伸びる。前後からして419.6K辺り、この先もまさに大水田地帯を進み、
14:32 またも幅6~7Mの小用水にぶつかる、418.38K辺り、靴を脱げば渡れぬこともないのだが、やはり回り道するしか無いようだ、、、
14:53 400M程下流の小橋を渡りまた用水の対岸に戻る、7M進むのに19分要した!この先417.5KPの先にもまた小用水があったが、今度は近くに小橋があり、
15:10 荒川踏切:417.36Kで距離の確認、この先線路左手すぐに2車線道が沿う、道の左手は樹林の茂る崖だ、この先は順調に駅に近付き、
15:29 新田駅に到着。     

    新田駅舎を下り線ホームから
 今夜の宿は一ノ関駅前のビジネスホテル、部屋は6階、カーテンを開けるとちょうど新幹線ホームで列車を待つ旅客が同一レベルに見える。就寝は20時半頃、途中2回トイレに起きた、静かな部屋で良く眠れ、起床は4時頃。なお本日は営業キロでちょうど15K歩いたが、総歩行数は39,765歩と普段より多い、迫川、他用水2つに橋が無く、その度に橋を求めて迂回を強いられ、また線路端に戻ったのが利いているようだ。 
 




     

      (7) 平泉-水沢  17.8K 2014年9月27日(土) 

 昨日花泉-新田を歩き、これで小牛田‐平泉まで自分の足で繋がったことになる、本日はその続きで水沢まで歩こうと、まずは一ノ関駅から5時47分発の下り始発電車で平泉駅に向う、盛岡に通勤するのだろうか、背広、ネクタイ姿の中年男性も10人位見掛けた。  

   平泉駅  2014年6月26日
5:58 平泉駅を出発、もう結構明るい、平泉駅はこの時間駅員はいなかった。
6:04 高舘踏切:452.38Kで線路右手に道なりに移る、まだホーム端から150M程の地点だ。 
6:10 大きな池の前に出る、特別史跡「無量光院跡」で、池の築山の裏手を線路が通る、452.7K辺り。
6:23 中尊寺通踏切で線路左手に、435.3K。 

  コンテナ貨物を入れて撮った積りですが、、、
6:33 中尊寺門前に至る、この先お寺の広大な駐車場を左に、在来線高架を右に見る道で約400M行く、なお駐車場、昼食休憩用の会館は453.6~100M程が相当。 
6:50 在来高架線脇の衣川橋梁袂に到着、454.25K辺り、20M高の堤防上道路を200Mほど上流に遡り、
6:57 衣川橋を渡る、130M長、広大な田んぼと衣川の流れは同一平面、堤防が切れたらひとたまりもないだろう。
7:04 衣川鉄橋の盛岡方西側袂に至る、454.41辺り、この先左500Mの国道4号線を行くしかないとあきらめていたら、高架下を線路右手に移る砂利道がある、 

   EH500-7牽く下りコンテナ貨物
 鉄橋の東側袂で貨物列車の写真も撮り、線路右手すぐに平行する4号線バイパスを横断、またその右すぐを平行する3M砂利道に入る、この道、線路共々見渡す限り1K余は続くが、北上川堤防の一部のようだ。
7:32 4号線バイパスが在来線を跨ぎ線路西側に移る、455.2K辺り、
7:40 456KPが左60M7M築堤上に立つ、道路は依然砂利道だが、北上川の堤防上を行く様になった、こちらの方が線路よりやや小高く在来線を見下す格好の場所で、写真撮影を兼ね小休止。
8:03 出発、程なく集落の端に達する。 
8:20 鵜ノ木トンネル(165M長)の坑口を見る跨線橋上に出て見る、456.7KP下に。この先旧街道が山の右手を巻くが、それより線路に近い小道があり入ってみる。
 小道は架道橋を潜り左手に、457.1KPあり、その先は線路沿いに2車線道が伸びるも歩道が無く、トラックも時々通り気を遣う。
8:32 鵜ノ木橋で白鳥川を渡る、鉄橋はすぐ右に、457.5K辺り、この辺り線路東側に一時北上川の流れが近接する。 
8:40 北上川第2堤防上に上る、この辺り雑草が道路に張出し歩きにくい、458KPが築堤上に立つ。

   4連は朝夕のみ、456KP付近

   前沢駅
8:50 塔ケ崎信号に至る、道路標識の454.8KPあり。4号線が市街を避け右200M程で線路右手に移る、線路を跨ぐのは458.92K辺りと車中より帰路確認。
8:57 道なりに丁字路に至り右折、ここから本格的な市街地となる。近くに丁切バス停(岩手県交通)あり、
9:10 前沢駅に到着、下り片面、上り島式ホームの橋上駅、460KPがホーム盛岡方出外れ3Mに立つ、駅舎は西側に。
9:24 出発、線路左手すぐに道が伸びる、左200Mを行く4号線の旧道に面し町役場、商工会館、郵便局などあるようだ。  
9:41 461PKPのある横断跨線橋手前で行止り、左200Mの旧国道243号線に入る。
9:51 前沢高校入口バス停(県交通)、学校は左すぐの丘中に建つ、この先すぐ岩堰川を渡るが、鉄橋は橋の下流が湾曲しており、500M程前沢方の461.3K辺りとなる、

   EH500-17牽く下りコンテナ貨物

   EH500-901牽く上りコンテナ貨物
10:05 丑沢バス停を過ぎる、線路右手200M、この100M先で先刻前沢市街を東に迂回したバイパスがまた線路を跨ぎ、4号線本体と合流する。
10:11 4号線から離れ、丑沢架道橋(462.83K)で線路右手に、盛土進行左下のバッティングセンターが目印。右手50Mに3M平行道あり。 
10:22 古城踏切:463.4Kで位置確認、周囲は田んぼを主体に枝豆畑が目立つ。
10:49 折井踏切で駅舎のある線路左手に移る、464.8K、もうホーム端まで180Mくらい。 

  この舗装農道が3.4K程線路近くを平行 

   陸中折居駅
10:54 陸中折居駅着、小駅舎が西側に建ち、下り駅舎直結ホームと内側の架線のみ撤去された島式ホームで構成、465.1KPあり、ホーム東側はすぐ広大な田園地帯が1.5Kほどあって山、西側に小集落があるが閑散としており、雰囲気が北海道のそれを想わせる。案内図を見ると北上川は東4K位に離れた。
11:04 出発、線路左手すぐの小道を行き、
11:09 姉体踏切で右手に、465.4K、この先築堤右下に2.2M草砂利農道が平行する。
11:23 大深沢踏切で位置の確認、466.39K、踏切手前に恐れていた小用水が隠れていたが近くに小橋があり難無きを得る。 
11:39 塩尻踏切で位置の確認、467.41K、築堤上の踏切に足を運んだおかげで、線路右手70Mに1.8M農道を見付ける、2M足らず高いだけで見晴しはかなり違う、、、
11:49 須江街道踏切で位置の確認を、468.03K。

   陸中折居駅

   水沢駅

12:00 沢田踏切で左手に移る、468.81K、国道が左手すぐを平行する。結局約3.4Kに亙り線路右手に近い舗装農道が、ちょっとずれたりはしたが続いたことになり、ここまで長く持ったのは非常に珍しい、、、
12:12 山崎踏切で位置確認、469.5K、そろそろ市街地に入った感あり。
12:20 水沢駅に到着、改札口直結の下り片面ホームと上り島式ホームで構成、470KP
立つ。






          (8) 北上-花巻 12.5K 2014年9月28日(日)      

 昨日、東京の自宅に帰ったのが17時15分、ゆっくり夕食を取り21時頃就寝、ぐっすり眠って体力の回復をはかり、自宅最寄駅4時53分発の始発電車で新宿に、東京6時4分発のやまびこ号に乗ると北上到着は9時ちょうど。
 夜を味気ないビジネスホテルで1人で過ごすとなると、どうしても酒が進んでしまい、年を取ってからも寝付はよく朝も快調だが、肝臓などに負担が来るのか、疲労が早く出てくるような気がする、さて今日はどんな展開が待っているやら?、、、

  北上駅西口 
9:10 北上駅西口を出発、しかしすぐクルマも通る地下道で右手に移り、線路近くに沿う小道を行く。
 北上駅は下り片面ホームと上り島式ホームで構成、487.5KPが盛岡方に、なお下りホーム盛岡方の一部が欠取られ、短い北上線用ホームになっている。新幹線高架線側の東口は駐車場、ビジネスホテルなどあるが、商業施設は殆ど無く未開発、北上川まで500Mあるかないか。9:27 駅から約300M、自動車跨線橋に上ってみる、488.115K辺り、このちょうど100M先で北上線が左カーブで分れるのが見える。 
9:33 古城場踏切:488.22K、北上線が50M先で左に分れるのを確認する、この先少し行くと線路4M築堤右下を行く道が伸びる。なお線路は古城場踏切から約1.8K、10‰連続上り勾配となる。
9:54 跨線橋で線路左手に移る、ここまで古城場踏切から全く踏切無し。
10:02 常盤台1丁目30の角を過ぎる、すぐ近くに人影の無い常盤台公園あり、線路は右手50Mを浅い切通しで進む。 
 この先150M、狭い畑の先の小用水が渡れない、幅2.1Mしかないのに頭に来る、ここが隣町との境界の様だ。先刻の常盤台1丁目の角まで戻り、

  北上駅新幹線口

  「黒沢尻」の名前が懐かしく想わず1枚
10:15 黒沢尻北地区交流センター横を過ぎる、「黒沢尻」は北上駅の旧名で懐かしい、写真に収める。近くを行く線路は490.43K辺りが対応。
10:27 春木場踏切:490.68Kに至る、脇に北上き電区分所あり、踏切右手には少々古ぼけた町営住宅群が建つ。なおこの踏切で古城場踏切から始まる長い上り勾配は終了。
10:35 この先も踏切左手を行く積りだったが段々線路から離れ、右手に渡り仕切直し、線路から150M離れた三叉路から線路歩方向の道があった。 
10:45 二子一里塚前に出る、こんもりとした杜を擁する小神社があり、その裏手を線路が10M築堤で進むが、樹木が邪魔して垣間見える程度。近くに塚越バス停(県交通)あり。
 この先しばらく県道を歩いて、 

   二子一里塚 丘の裏手を線路が行く

   村崎野駅
11:00 村崎野駅着、ホーム相対式、492KPが仙台方に。ホーム西側まで樹林が迫り、右手の住宅街もひっそり、「引込まれそうな静けさ」とはまさにこのことだろう。
11:17 出発、第1二子街道踏切:492.2Kはまだ下りホームの5M先だ。
11:30 北上鉄工、後藤製作所、東網機械など北上工業団地の構成工場が沿道に、左手、工場敷地の裏側を線路が行く。 
11:49 道なりに左折、前進は「成田」、右は北上市街、花巻に通ずるとあるが、普通に考えれば左じゃないかと思うが、、、
11:52 飯豊川を60M長の橋で渡る、小鉄橋が500M左に見え、少し冒険になるが行ってみることに、小川の両側は細長い田んぼが続き、耕地整理が未施工で、畔道がクネクネ曲る昔ながらの山里の光景が残り、気持ち良く歩ける。
12:01 鉄橋袂に到着、8M長の小鉄橋で494.55K辺り、盛岡方は5M程の土手壁が視界を遮るが、これをよじ登ると小起伏の土地に大小の田んぼが展開、線路は切通し、築堤で抜けて行き、行って行けないことは無さそうと判断、、、
 

  ホーム西側はまだ未開発

   上成田踏切 右手の樹林台地を抜けると花巻市
12:18 上成田踏切:495.2Kに至る、この辺り線路と周囲は面一、小川が流れ、その先は樹林の丘だ。
 ちょっと冒険して林内に入るも、道は斜面をトラバースするだけで上って行かないので引返す、それでも顔面が気持ち悪くなるくらい雲の糸がべとつく。なおこの低い丘が北上・花巻両市を分ける境界になっていることを後刻知った。
12:38 上成田踏切に戻り、これを渡って150M程行き、線路方向に進む農道に入り、道なりに進むとしばらく姿を消していた民家が現れ、段々数を増し、  

12:58 松助踏切:496.13Kで線路右手に、50M間を置いて平行する直線農道を行くが、500M先に花巻東バイパスの跨線橋も見え、この小道で結構距離が稼げそうだ。

13:13 鎌場踏切:496.9Kで位置確認、この先497.2K辺りで国道4号線が斜めに線路を跨ぎ右手に来て、それに合わせ他の道も右方向に押され線路から離れ、4号線の瀬畑口信号を渡って線路方に戻り、

  台地上の電波塔に行く積りが樹林が厚く撤退

  上成田踏切を渡り、台地の西端を小道で抜ける
13:25 瀬畑踏切:497.49Kを渡る、線路左すぐに1.2M砂利草農道が伸び、これで497.8K辺りまで進み、新興住宅、アパート地区の小道を抜けて、
13:35~13:45 小公園のあづま屋で小休止、右手すぐを線路が行く、この辺り線路周囲に身の丈程の雑草が生い茂り、堤防は無いが、豊沢川の遊水地的な地区に見える。
13:46 左100Mの国道4号線旧道に入り不動大橋(120M長)を渡る、鉄橋は右120M、498.5KPが見える。 
14:08 道なりに花巻税務署、同消防署の建つ角に至り右折、なお消防署の建つ辺りが花巻電鉄の鉛・花巻両温泉に通ずる路線が分岐する西花巻駅があった所だが、今はそれを偲ぶよすがは無いようだ、
 いつのまにか400Mも離れてしまった線路方向に戻り、
14:12 末広町の跨線橋を渡る、この橋もかつて花巻電鉄線が通った橋だ。 

   花巻駅

 更にゴチャゴチャしたあまりパッとしない街中の道をゆっくり歩いて、
14:15 花巻駅に到着、改札口直結の釜石線用片面ホームに、東北本線が使用する島式ホームがあり、ホーム盛岡方に500KP立つ。   

 
  
 今夜は北上駅東口に近いビジネスホテルに泊る、部屋は9階、窓から見ると意外と近い所に北上川が流れる。
 入浴後少々早いが1人宴会を開始、昨今、発泡酒は日本全国ほぼどこでも糖質70%カットが売られており安心だ、しかし同じコンビニの「唐揚&炒飯弁当」は802Kカロリーはいいとして、糖質115.1Gもあり、糖尿病予備軍の自分には恐ろしい数字だ、普段は一応1食30Gを目途にしており、一部は明日の朝食用に廻す、就寝は21時頃、2時頃トイレに起き、起床は4時40分頃。本日の万歩計は32,790歩でした。 





         (9) 水沢-北上 17.4K 2014年9月29日(月) 快晴

 今日は標記区間を歩きたい、北上から歩いていいのだが、帰りの事を考え、水沢駅から始めた方がいいだろうと、上り始発電車で水沢に向う、体調は、右の腿内側がちょっと痛むが、マー良好、充分やれそうだ。

  水沢駅
6:38 水沢駅を出発、駅前通りをちょっと行き、岩手銀行の建つ角を右折、線路方向の道に入る。
6:47 三本木踏切で位置確認、470.6K、線路は花巻方1K先まで直線だ。
6:56 街道から右に70M行って、四丑街道踏切で位置の確認、471.1K。この先線路との間を占める第一自動車学校、続いて水沢学苑看護学校目を過ぎ、しばらく間を置いて法務局を右に見て、
7:13 自動車跨線橋に上る、472KP下に、線路左手すぐに道が伸び、ひとまず安心。 
 
7:22 三千刈踏切で位置の確認、472.5K、線路右手に小集落、周囲は主に黄金色の広い田んぼ。
7:32 472.9KPを過ぎる、線路右手はヒューム製造工場、もう朝のラジオ体操の最中、この工場は中田街道踏切:473.13Kまで続いた。
7:42 上を高規格道路が横切る、473.58K、左(西側)に少し行った東北自動車道のICに連絡する道だ。この先すぐ農道は砂利道に変り、
7:46 第2桜川橋梁:473.71Kがある用水は、すぐ左手に小橋があったが、周辺は短区間だが草ボーボ―で靴、ズボンが露でグッショリ、
8:03 九蔵川を渡る、右手の鉄橋は8.2M長、474.87Kとある。ここも小橋があり助かった、、、
8:10 変電所が隣接する植田踏切、475.29K
に至る、ここで472KPの先から3K余続いた農道は行止り、前方に控える胆沢川を渡ることに、
 踏切を渡り130M先の県道に入り、 
8:20~8:33 県道から左80M、胆沢川鉄橋水沢方袂で小休止、列車が来たら撮ろうとカメラを手元に、サンドイッチを頬張っていると、DE10が砂利運搬貨車を牽いてやって来た、、、
8:35~8:39 再巡橋で胆沢川を渡る、鉄橋は左手に近い、355M長、476KPがある。
8:48 下城バス停(県交通)、線路左70M、その間は黄金色の田んぼ、右手のたいよう保育園の先は広い田んぼが展開する。
8:52 南町踏切で位置の確認、476.8K、
 この先高い塔屋を擁する金ヶ崎町役場横を過ぎる、なおこの塔屋は新幹線1水沢江刺駅付近の車窓からも遠望される。
 もう6~700M、閑散とした広幅の通りを歩き、 

   DE101765牽く工事用列車
   金ヶ崎駅 9:07 金ヶ崎駅に到着、なかなか豪華な橋上駅で、上り片面、内側使用中止の下り島式ホームで構成、477.5KPが仙台方出外れに。
9:22 出発、ここからは久し振りに線路に近付いた国道4号線を行ってみる。
9:34 宿内(しゅくない)川を渡る、鉄橋は右手80M、約50M長、478.2K辺りだろう。
9:44 北方バス停(県交通)を過ぎる、線路右手8~90M、この辺り防雪林が多く、線路は見えない時が多い、
9:51 金ヶ崎高校前バス停、高校は左手、近くに清水端踏切:479.55Kがあり、位置の確認をする。 
10:05 運転免許センター入口信号、近くにイオンがあり線路との間を占める、他ENEOS
も見える。
 もう6~700M進み、六原駅口信号を右折、結構歩いて、
10:26 六原駅着、島式ホームが2本あるが、東側の③④番線に列車が入らないのを駅時刻表で確認、481KP立つ、駅舎はホームの規模に比しちっぽけ、駅員1名配置、自分の滞在時には客は訪れず、駅西側盛岡方の広大な用地を占め、三菱製紙北上工場が操業中で、或いは以前貨車の発着が多く、往時は盛況を呈していたのかもしれない。 

   六原駅

   六原駅
10:38 出発、また同じ道を4号線へと戻る、道の左手は古びた町営平屋住宅、人影も少なく少々不気味、手を入れていないのは工場の盛衰と関係あるのかな?
10:48 赤鳥居前バス停、国道右手に三菱製紙工場正門がデンと構える、工場用地はこの先も続き、裏手は線路に隣接、原料の丸太が積まれた集積場もあり、木材は内地産の様だ、、、
11:00 北上金ヶ崎IC口信号を右に線路の方に、直進しても先で合流することは知らなかった、、、この先正作踏切:482.15Kで位置の確認をして、 
11:11 山根架道橋:482.36Kから線路左手すぐの道となり、程なく先刻分れた国道4号線に道なりに合流する。 
11:22 福山通運の集配場角を右折、道なりに線路左手すぐの6M道を行き、程なく「オフィスアルカディア北上」と称する近代的、開放的とでも言おうか、左150Mを行く4号線と線路との間を占める細長い工業団地に入る、まだ分譲中の区画が先に進むに連れ多くなった。
 金網の先の線路反対側は黄金色の広大な田んぼが展開、住宅も混在、新幹線のトラス橋が500M向うと近くなった。
11:37 484KPをやっと確認、あらかた工業団地用地が終った辺りで、南ウィングからセンター地区に入り、この先4号線との間は樹林が占めることになる。
11:39~11:53 あづま屋で小休止、時たまクルマが過ぎるが人影は全く無し。
11:58 5階建の中規模ビジネスホテル「フラワーホテル」が線路との間を占める。
12:15 ノースウィング工業団地地区を抜ける。。 
  
 帰宅後調べて見ると、この「オフィスアルカディア北上」は、1978年10月に開業、1986年に廃止された、旧国鉄北上操車場跡地だそうで、それでこんな細長い線路沿いの工業団地が造成された理由が理解できた、当時の資料に拠ると、長さ3.4K、最大幅160M、キロ程は483.7K、建設費203億円とあり、開業から10年を経ずして廃止されたことで、国会でも問題になったとのこと。 
 この先線路左手に低い丘が張出し、白髭神社に通ずると案内あるが、丘を削った切通しを進む線路に平行道は無く、架道橋で右手に移る。
12:25 伊達、南部両藩の境界点に碑が建つ、この辺り南北に貫く北上川に西からこれも大きな和賀川が合流、支流の小川を挟み、藩の境界を定めるには格好の地点だ。近くを行く新幹線高架脚に446.63Kとある。
12:32 遠田川架道橋でまた線路左手に戻り、485.84K。  
12:41 鬼柳架道橋:486.19Kまで進むが、この先は和賀川堤防が立塞がる、堤防上に道は無く、下の道を上流に九年橋を目指すが、ナント同橋は付替え工事中、500Mは離れた九年大橋まで行く破目に、クルマならどうということは無いが、歩行者は大変、疲れが噴き出す!
12:59~13:05 九年大橋を渡る、河川敷に大木が茂り、見たところ、きれいな森林公園として整備されている、鉄橋(393M長、486.5KP立つ))から7~800M、橋上から昨夜泊った某大手ビジネスホテルの大看板が見える、和賀川がこんな大河だとは知らなんだ、、、

   

  北上駅下りホーム、右50M、北上線欠取りホームあり
  北上駅13時29分発の東京行はちょっと乗れそうも無く、 橋を渡ってから河川敷に下り、ベンチで休憩、九年橋の北上側袂まで行ったが、後はネグって、市街の道をタラタラと適当に歩き、13:38 北上駅に到着、これで小牛田ー花巻、日詰ー盛岡を歩き、残るは花巻ー日詰間のみとなりました。





       (10) 日詰-花巻 16.8K 2016年7月21日(木) 曇り


   下り始発電車は北上線欠取りホームより出発
 本日、標記区間を歩けば、これで目出度く、東北本線が東京から盛岡まで、自分の足で繋がったことになる、まだ青森まで先は長いが、ひとまずこの盛岡駅で区切りをつける積りなので、自分としては少々こだわりもあり、昨日、青春18きっぷの解禁日に、終日かけて新宿から移動、北上のビジネスホテルに泊った。宿泊料金等を考えれば、新幹線を利用した方が効率的かもしれないが、「歩き潰し」の原点は普通列車にありと常々思っており、、敢えて不便な移動手段を選んだ次第、、、 
 

   日詰駅
6:25 日詰駅を出発、副本線に6時31分発盛岡行となるキハ110系3連が停車中、ポツポツと乗客がクルマで送られてくる、516.5KP立つ。
6:31 板日詰踏切で位置の確認、まだホーム端から150M程度。脇に日通商事のプロパン配給工場建つ、この後左200Mの2車線道に押出される。
6:38 TKRマニュファクチュアリング工場横を過ぎる、中規模工場だがなんの工場か不明、線路右手200Mを行く、 
6:48 京田踏切で位置確認、515.5KPあり、脇に30M高の携帯電話無線塔が目立つ、踏切から斜め左に進む道が伸びる。
6:58 小鉄橋が右150Mに、515KPも見える、人橋は無く、土手上の3M砂利道を左に、途中、生コン工場が左手に、
7:03 国道4号線が滝名川を渡る、橋は70M長、右手450M程、下りコンテナ貨物が行った、貨物列車は1か月前歩いた羽後本線に比し、本数は倍、長さは大体同じだと思う。
 土手上の道で鉄橋の袂を目指し300M程行き
7:12 草むらを掻分け辿り着いた橋梁は514.8K、22M長、名前は黒沢川に変っている、要は線路が別々に渡った川が途中で合流、4号線が滝名川として一括して渡ったのだ。 

   

   キハ110‐130他 日詰駅②ホーム
7:23 線路左手ちょい下に伸びる農道を来て、越田踏切:514.34Kまで、この先線路左手は鬱蒼とした防風林が占め、線路右手80Mの小道に移る。なお防風林は514KP辺りまで続いた。
 この先線路との間に藪など介在、小道もうねり、線路状況が判らないまま適当に歩き、気が付くと線路を跨いだ自動車道が左横に迫る。先刻車内から確認したが、石鳥谷市街を避ける国道4号線野バイパスが斜め右に線rのを横断するのは513.18K辺り、ちょうど柴波町と石鳥谷町の境界に当り、雑木林や,藪などしかない寂しい所だ。 
7:43 国道4号線バイパスに小道で上り、横断してまた下る。
7:47 稲富踏切を渡り線路左手に戻る、513KP脇に立つ。近くの藪中に巧みに隠れた中型トラックが、何やら廃棄しており、関りたくないから足早に過ぎる、彼等もあっという間に「仕事」を済ませ、草むら道から4号線本道に向った。
7:52 この先線路近くに農道が400Mは続く、天気は曇り、暑くないのが助かる、左に広田を見ながら朝の快適な歩きができる。
8:03 柴波道踏切:512.42Kで位置の確認、踏切左手に集落が展開する。
 この先集落内の多少ゴチャゴチャした小道を何度か筋を変えて進み、左手の4M道に押出され、
8:14 右に180M入った架道橋で512KPを確認、近くに石鳥谷郵便局あり。この先も線路近くに平行する道は無く、また先刻の4M道信号に戻り、 
8:28 石鳥谷駅着、駅舎直結上りホームと下り島式ホームで構成、511.3KPあり、なお島式ホームの内側は架線も線路も無い。
8:37 出発、更に線路進行左手の道を行くと、やがて「マックスバリューへ600M」の案内があり、線路方向に3M道が始まる、この辺り、線路は右田んぼを挟み150M、台地の裾を行く、住宅も多い。
 なお、この辺りが花巻空港への降下路になっており、中型旅客機が時たま線路と同一方向に上空を下る。    

   石鳥谷駅

   石鳥谷駅下りホーム
8:55 花巻市石鳥谷総合支所(4F)、jA花巻石鳥谷支店、隣接したセレモニアホールなど集まった区画に出る、線路は右150M、台地の裾チョイ上を行く。 
9:08 中寺踏切:509.9Kで位置確認、前方300Mに川が流れる。
9:22 久知丸川橋梁の花巻方袂に至る、鉄橋長52M、509.6K地点、なおくずまる川はコンクリで相当部分を覆った痛々しい小川だ。 
9:34 508.8KPを過ぎる、左200M、田んぼを挟み国道4号線が行く、線路右手7~800Mが広い田んぼ、その先に樹林、山まで5~6Kはあるかな?
9:39 来久保踏切*508.45Kで、線路右手40Mの6M道に入ってみる、住宅結構並ぶが、人影、クルマは見えない、この道途中から線路右手すぐの2.5M道に変身。
10:00 滝沢川の盛岡方袂に、川というより用水だ、左すぐの小鉄橋は6M長、507.3KPあり、橋を求めて湾曲した堤防上を右に350M行って、
10:04 むかいの橋を渡る、そしてまた線路脇まで戻り、小用水を挟んだ砂利農道を行く、右手は広田が展開、左手は防風林だ。
10:18 一般自動車道跨線橋を潜る。
10:32 跨線橋で線路左手に、506.2K辺り、もうホームまで500M位、既に駅構内に入っている、駅の右手はJAの「B.B」肥料工場が占める。 
10:37 花巻空港駅着、平屋駅舎直結の上り片面ホームと下り島式ホームで構成、505.5KPが花巻方に。空港管制塔も見える空港連絡駅だが、客待ちタクシーは2~3台、客もパラパラ、ローカル駅の感あり。
10:58 駅前小ロータリーにベンチ数個、小休止後出発、駅からすぐの跨線橋を潜ると、右手線路と笹薮で隔てられた砂利道農道が始まる。
11:13 五郎城踏切で位置確認、504.83K、11:17 線路右手に無人変電所建つ、架線柱に504.531Kとあり、周囲は広い田んぼで、左手(東側)約1K置いて国道4号線が平行。 

    花巻空港駅

   花巻空港駅舎を下りホームより 
11:24 一般道の跨線橋を潜る、504KPが近い。
11:38 樋口踏切で位置の確認、503.1K、この先線路すぐの道は行止り、左100M離れた2.8M道に移る、ここまで空港駅から2.5K程、線路近くを歩け距離を稼いだが、ずっと砂利道だったせいか左足のかかとが痛む、、、
11:52 瀬川を見下す堤防道路に至る、鉄橋は右90M、鉄橋袂へは小用水を渡る必要があるが、橋の戸がロックされ、その先は小藪もあり断念、なお、鉄橋は502.4KP辺り。 
12:10 川面を見下しながらの小休止後出発、この間に花巻温泉に電話、「ビジネスお任せプラン」を予約した。
12:13 すぐ瀬川大橋(90M)を渡る、渡ると堤防よりチョイ低く、岩手県交通のバス営業所あり、駐車場は広くグランドの様だ、隣接して鉄橋側に同系のゴルフ練習場もある。
 鉄橋の花巻方袂近く迄行くも、線路近くに道は無い様で、次に試みた河岸段丘の太宗を占める花巻北高校通り抜けも、風格のある4M高の古門から先は立入り禁止、結局瀬川大橋から続く国道4号線に戻り、右手に北高の広大な校舎、グランド数面を見ながら巻き、線路方向に進む。    
 
   花巻駅

   花巻駅下りホーム、500KPが盛岡方に立つ
12:38 湯本街道踏切:501.77Kで線路右手に。  
  自分は可能な限り線路を見失わない様に努め、道路が右手西側に曲る辺りからは、丘の切通しを行く線路を追いかけ、道路と反対方向の小さな親水公園へと下って上り、線路近くの住宅街を勘を頼って適当に歩き、畑中の小道にもちょっと入って、道路跨線橋に上って下を行く線路の進む方向を確認、スーパーの大型駐車場を抜け、何となく駅に辿り着いた次第だが、親水公園他で住所表示を探したが見付からず、場所の特定が出来ないので時間の記入もしなかった。
 
13:34 花巻駅に到着、これで東京駅から盛岡駅まで自分の足で繋がったことになります、、、 
   花巻駅改札口はこの1個所のみ