横 浜 線

       
 (1) 東神奈川ー菊名 4.8K  1998年1月11日(日)本曇り 

 今日は東海道本線を鶴見から横浜まで歩き、桜木町から関内辺りをブラブラして中華街で昼食を摂った。空はドンよりして気分は乗らないが、ちょっと歩き足りない、それで横浜線に足を踏み入れ、菊名から東横線、南武線と乗り継いで我が家に帰ることにした。
 なお横浜線は東神奈川から鶴見方に1.7Kばかり東海道本線と完全平行、その後北に転じ500Mほどで次の大口駅に至る。ちょうどその分岐点に京浜急行の子安駅があり、午前中歩いたばかりの平行区間はパス、子安駅から始める。 

 東海道本線・横浜線:東神奈川駅  2012年5月5日
13:42 (京浜急行)子安駅を出発、平行するJR線は東京起点25.8K辺りとなる、駅前に口を開ける歩行者専用地下道をくぐると「大口一番街」の入口がある、通りの両側に屋根付き歩道が整備され、年季の入った風格のある商店が続くが、活気はあまり無いようだ、進行右手に横浜線が近い筈だが全く見えず。
 商店街は約500Mほど駅前まで続き、かつての繁栄ぶりを彷彿とさせる。
 なお起点の東神奈川駅に27KPあり、25.7K
辺りから上り始め、高架で東海道線をR300で
跨ぎ越すと大口駅までの400M程は直線。
13:55 大口駅着、島式ホーム、2.3KPがある筈だが見当らず、駅前ロータリーは広く、中央のシュロの木が目立つ。 
 線路を金網越しに見て進行左を行き、程なく防音覆いをすっぽり被った東海道羽沢線をくぐる。
 駅から1.2K余、水道道を横切ると、道は線路から離れ上りの細道となり、傾斜の緩い所を求めるのか、マンションや住宅の配置もバラバラ、丘上で綱島街道に出て右折、ちょっと行くと眼下40Mに寺島トンネル手前の線路を見る、トンネルは出口が4K辺り、長さは上下線で異なるが80Mくらい。

  横浜線:大口駅 2012年5月5日

  横浜線:菊名駅  2010年10月23日
 丘上にはまだ雪が残り歩きにくい綱島街道を下り、法隆寺の墓地、大きな菊名記念病院など過ぎ、一番下った狭い底地に駅がある。

14:30 菊名駅に到着、島式ホーム、JR、東急が各々出改札口を設けるが、東急の方が一段規模が大きい、ホーム東横線方の跨線橋に4K756Mとあり。




    (2) 菊名 - 十日市場 11.1K 1998年5月24日(日)曇り途中からポツポツ

 今日は早朝から歩く積りだったが空はドンヨリ、午後は雨模様との予報もあり、いつでも切上げられる標記区間を訪問した。 
10:47 菊名駅を出発、線路左20Mの平行道を行くと5.35K辺りから線路端の細道となり、5.75K
地点で行止り、道なりに線路から離れる、程なく台地の端に出て400M先に新横浜のビル街を見る。 階段で台地の下に至ると新幹線の高架駅も見え出し、旅客がホーム上を歩く。
 なお線路は5.6K辺りから半径600M右カーブで掘割の中に入り、台地を下って行く。  
11:09 新横浜駅篠原口着、島式ホーム、菊名方に6KPあり、広場を挟み簡素アパートが建つなど、かなりうらびれた地区だ。
 サッカー競技場に行く若者たちの群について進行左手を行く、彼等は途中から線路右手に移るがそのまま進み、「モナコ」、「エデン」など大規模ラブホテル街を過ぎる。
 鳥山川は線路右手で渡る、鉄橋は7KP地点、20M長。
 サッカー場に隣接して広い畑が残る中、今度は小机駅からやって来る人の群に飲込まれないよう次駅に、入場券を求めるダフ屋のお兄さんが何度か声を掛けてきた。  

 横浜線:新横浜駅  2012年4月28日 
 
 横浜線:小机駅
11:42 小机駅着、下り片面、上り島式ホーム、7.8KPあり、現在橋上駅化工事を施行中、仮設駅舎にはサッカー見物客用に出札窓口が10もあった。
 線路左手の道を行くと、南から鶴見川岸へと丘陵が半島の様に突き出す、8.21K地点。
12:11 少し左にずれ第3京浜のガードをくぐる。
 なお線路は切通しから上下別に75M長の小トンネルに入り丘陵を抜ける、8.6K辺り、その先線路右手は鶴見川の流れが近い。
13:07 鴨居駅着、島式ホームの橋上駅、10.9K地点、小駅ビルを建設中だった。 町の規模は小机より一段大きい、駅の北側は50
Mほどで鶴見川の流れ。
 線路を金網越しに見ながら建設中の五番街高層マンション3棟を過ぎ、鶴見川の堤防に上ると、500Mほど遊歩道の様な道が線路と並ぶ、その反対側は、ケンウッド、雪印など有名企業の工場だ。
 やがて鶴見川が北に転じ線路と離れるので、線路右手の道を7〜800M行って駅に。

  横浜線:鴨居駅  2012年5月5日




  横浜線:中山駅  2012年6月24日
13:51 中山駅着、下り片面、上り島式ホームの橋上駅、13.3KPあり、緑区の中心地、駅周囲には東急デパート、横浜、あさひ銀行など、その他新しい商業ビルも多い。
 線路右手すぐの道を行く、この頃から予報通りポツリポツリ来て傘を差す。
 14KPを過ぎると右手に田んぼが展開、500
ほど続く、この辺り線路の北350Mを平行する恩田川(鶴見川の支流)の造った沃野だ。
 15KPから500M近く線路左手に移ったが、
15.49Kでまた右に戻り、掘割線路沿いに、
14:35 十日市場駅着、島式ホームは掘割の中、16KPが町田方に。 


          (3) 十日市場ー古淵 9.8K  1998年5月30日(土)本曇り

 昨年10月に始めたこの「鉄道沿線歩き潰し」も、前回が33回目、累積営業キロで373.6Kとなった。実績がそこそこになると、自分の悪い癖で数字に急き立てられる様になり、今日など昨夕プールに行って1,600M泳ぎ、午後は雨模様の予報なのに、「家から近いからいつでも切上げられる、、、」など理由を付けて出掛ける、そろそろぺースを落とさないと、「乗り潰し」達成時のように、楽しみよりも「目標達成義務感」に取付かれるので、要注意だ。 
10:18 十日市場駅を出発、掘割線路左手を行く、線路は程なく東名高速をくぐる、16.3KP
 道は無く200M左に、その先丘中の曲りくねる林の多い道に入り、線路端には16.7Kで戻る、この辺り丘陵が恩田川へと近付き、線路は掘割で抜けるが、平行道は無い。
 246号線をくぐった先で線路右手に、16.9KPあり、この先線路は築堤上を行き、道路は下の小平地にある。
 やがて右手から東急田園都市線高架が接近、下をくぐれば駅は近い。

 横浜線:十日市場駅 2012年6月24日

  横浜線:長津田駅  2012年6月24日
10:53 長津田駅着、島式ホーム1本、横浜方に17.9KP、東急ホームは町田方にずれる、接続駅で乗降客は多いが、北側の商店街は小さく、南側は丘が張出し、傾斜地だからか樹林も多い。
 丘の縁沿いに進む、一時30M高となり東急車庫など見晴らすが一転下り坂、歩行者専用地下道で線路右手に、ちょうどこの辺りで田園都市線が高架で丘中に入っていく、18.7K辺り。
 東急長津田電車区沿いに住宅街を300M程、途中に東京都の標識があるが、境界は地形的に何の特徴もない。
 この先小さな谷に下り、左70Mを行く線路高架橋は、道路を渡るためか約25Mと高い。  
11:30 成瀬駅着、高架島式ホーム、20.2K
Pあり、駅北側にこじんまりしたロータリーがあり、高層マンションも1棟、商店街は小さい。
 なお同駅は十日市場駅と一緒に1979年4月の開業である。 
 線路右手に近い住宅街の道を行く、途中から線路は地平に下る。
 駅から500Mほど、小丘が線路に張出し小公園になっている、この丘を線路は切通しで突っ切る。
 この先線路近くの道は行止り都営住宅が展開、その敷地を巻く様に細い自動車道を進み、やがて広い道に出ると段々と賑やかに。

 横浜線:成瀬駅 2012年6月24日

 横浜線:町田駅(南口)
12:15 町田駅着、島式ホーム、22.8KPあり、町田は沿線随一の街で、市街地も駅の手前500M位から始まり、東急ハンズのあるターミナル口に着いても、小田急ホームのある駅ビルまで賑やかな商店街を300Mは歩いた。
 なお小田急線との交叉点は23KP地点。 
12:35 出発、小田急ガードをくぐり広いバス道を行く、線路は左に近い筈だがビルに遮られ見えず。
 森野踏切を渡り境川左岸の遊歩道を行く、23.7K、この遊歩道を線路を右手すぐに見ながら1.5Kほど行った、やがて右岸に樹木の茂る台地が迫る。
 やがて境川は対岸の台地と一緒に右カーブ、この区間一直線の線路は盛土で高度を上げ、24.7K
辺りで川を渡り(神奈川県)相模原市に入り、そのまま台地の中に掘割で突っ込んで行く。
 人が渡る橋は上流200Mにあった、台地上を駅方向に進む道に入ると「鎌倉道」で、かつて八王子方面から境川沿いに鎌倉に通う道だったとの案内がある、そういえばこの境川、江ノ島大橋の脇で海に出るあの境川だ。
13:28 古淵駅着、相対式ホームが掘割の中に、25.7KPあり、88年3月開業の比較的新しい駅で、駅舎が掘割りを鬱ぐように建つ、駅前に新しいビルが3〜4棟、商店はまだ少ない。



          (4) 古淵ー八王子 16.9K  1998年9月13日(日)快晴

   古淵駅  2019年2月26日 7:58 古淵駅を出発、線路左手の道を行く、沿道は主に住宅街、青果総合市場の辺りでは一時300Mくらい線路から離れるが、道なりに26.7K地点より掘割から顔を出した線路を柵越しに見る、沿道は住宅と畑地、線路右手も同様の景色だ。
 27.5KP辺りより人の流れが逆向きになったことがはっきり分る。  


8:26 淵野辺駅着、島式ホーム、28.5KPが八王子方出外れに。
 線路の両側に道があるが進行左手すぐの道を行く、この直線区間は営業キロで800M、次の駅がそれも近くに見えている。、 

 横浜線:淵野辺駅 2011年7月22日  

 横浜線:矢部駅  2011年7月22日
8:40 矢部駅着、島式ホーム、29.4KPが八王子方出外れに、広大な米軍補給廠が北口前まで張出し、隣接する麻布(獣医)大学は並木に遮られ校舎の頭だけ見える。
 線路左手の道を行く、右手は次駅まで補給廠が占め、盛土の土手で仕切られ中は殆ど見えない。
8:55 補給廠正門に通ずる西門踏切脇の小公園で小休止、30.1K地点。
 この先線路左手は中規模マンションが途切れない、800M程真っ直ぐ進んで駅に。  
9:10 相模原駅に到着、ホームは相対式、31KPがホーム中央に立つ、駅の北側は米軍補給廠だから出入口は南側のみ、そのせいもあるのか駅前広場を囲みビルが多く、神奈中のバスが12〜13台、次から次へと発着する、こういう駅前風景はもうあまり見られなくなった。
 ちょうど国民体育大会の時期で、改札口前に選手受付デスクを設置中、若い人が多く気持良い。  

   北口の開設は98年10月です 2019年2月26日
   相模原駅南口  2019年2月26日 9:20 出発、更に線路進行左手すぐの道を行く、32KPの右手は三菱電機の工場が占める,なお米軍基地は駅から300Mほどで終了。
 この先線路左手はオバラ、32.6K〜相模線との合流点までは横川電機など有名工場が占める。
9:35 高砂踏切に達する、32.77K、橋本駅から伸びる電留線の端に位置。 この先相模線の日金踏切で左手に移ると(32.9K辺り)、程なく両線が完全平行、左手に高塀で仕切られた、最初日本庭園を擁する公園かとも思った樹林の多い日本金属工業の工場(?)を見ながら、 


9:48 橋本駅着、東側から片面ホーム、中線1本、島式ホーム2本、内西側の島式ホームは相模線用だ、33.7KPあり,京王相模原線との接続駅で乗降客は多い。

10:01 北口を出発、区画整理が進行中でクレーンが立つ、程なく大山街道踏切で左手に、34.1K地点。
10:16 ちょうど35KPが立つ踏切で右手に戻る、なお途中34.4K地点の久保沢第一踏切は山梨県境の月野夜行神奈中バスが通る。

 横浜線:橋本駅 2011年7月22日 

  橋本駅北口区画整理工事がたけなわ
 やがて下流の町田付近に比しやけに細くなった境川を渡る、小鉄橋は左手、35.4K辺り、実はここでまた東京都町田市に入った、線路は続いて町田街道をくぐる。
 駅近くになると却って道が曲りくねり、落着いた雰囲気の農家と畑の間を歩き、
10:25 (町田市)相原駅に到着、駅の背後に丘陵が控え、低いながらも如何にもこれから山越えが始まるような雰囲気だ、上りホーム駅舎直結の相対式ホームで、35.6KP
が横浜方に。
 中央分離帯の無い2車線道が切通しを行く線路右手に平行、線路は36.2K辺りで新相原トンネルに入る、上下線により長さが異なり、複線化増設の上り用は985M、下り用はその半分も無い。
 この先道は右にカーブ、切通しの小峠を越える、人家が散在するもののクルマも通らず、好ましい峠道の雰囲気を残す道だ。
10:41 峠を越え下り坂を行くと、丘の斜面を背に東京造形大学が建つ、周囲に何も無く寂しい所で、夜間など女性は恐いのでないか、、、  
  横浜線:相原駅

  横浜線:八王子みなみ野駅
10:54 左盛土上を行く線路と道なりに合流する、同時に谷間が開け道は線路から右手に離れる。なお、下り線トンネルの出口は37.2K辺り。
11:07 八王子みなみ野駅着、島式ホーム、38.5KPあり、駅の西側は大規模マンション群など建設中の丘を均した住宅地で奥行も深く、改札口からそのまま行ける、崖下の東側は赤土を露わにした更地が250Mほど、その先は樹林の丘陵だ。同駅の開業は19997年4月でまだピカピカだ。
11:28 八王子みなみ野駅を出発、線路右手のやや低い平地を行く、周囲は全てが激しく変る途上で、付替え道路に支障する農家を枕木で支え、移転の準備工事が施行中、補償金が出たのかやけに豪華な新築家屋を何軒も見掛ける。
 左50Mを行く線路はやがて高架に上り、東から近付いた国道16号線を跨ぎ片倉駅に。  
11:49 片倉駅着、高架相対式ホーム、40KPあり、北側に小広い駅前広場があるが商店は数軒、街の中心は湯殿川を渡った北野街道に面する。
11:58 小休止後出発、線路右下の道を行く、
 線路は40.4K辺りでR600の左カーブ、湯殿川を40.85K辺りで渡り、続いて京王高尾線の下をくぐり、右から近付いた京王八王子線としばし並走、さらに左長大カーブで中央本線と完全平行した地点が42KP地点だが、この全区間横浜線に沿う道路は無い。

 横浜線:片倉駅  2012年2月21日  

 横浜線:八王子駅(南口)
 高架線路沿いに約200M、京王北野駅から八王子駅へと伸びる道路に入り、北野橋で両線を跨ぐ、41.21K辺り、前方に屋上に青い帽子を被った様な京王プラザホテルも見える。 
 六万坊交差点で右折、線路方向に行ってみたが、線路沿いの道は無く、また元の道へと戻り、
12:50 北口と対照的にまだローカル都市の雰囲気を色濃く残す八王子駅南口に到着、改札口に至る跨線橋は留置線が10本程あるので長い、跨線橋下に42.5KP
あり。
 北口は駅前を掘下げ人工地盤広場の造成中で、雑然として落着かない。




      沿線の日帰り温泉紹介

    町田温泉:ロテン・ガーデン 1999年10月16日(土)訪問 16:30〜17:30在、¥1,000


 国道16号線沿い、この先すぐ八王子市に入る
場所:横浜線相原駅から橋本方に少し歩き、町田街道を左折して約1K、国道16号線にぶつかり八王子方に緩く登ること500M近く、丘の斜面の狭い所に建つ、東京都町田市相原在だがすぐ先が八王子市。途中誤って横浜バイパスにちょっと入ったが、ちょうど30分で到着。帰りは橋本駅までバス利用、徒歩3分の坂下バス停から神奈中など1時間に3本もあり、15分で到着。 
施設:土地が狭いので駐車場が分散して幾つか、フロントへはエレベータ利用、外観は安リゾートホテル風、更衣室ロッカーは200人分、洗い場も29ある。生ビールを飲んだ食堂は、イスなど小さく収容人数を可能な限り多くしている。
浴場:浴槽はガラス窓を挟んで2つ、内1つは露天風呂、あと気泡風呂、寝湯、サウナ、水風呂、ヒノキ製の露天風呂もある、
お湯:コーラの様な黒湯、僅かな金気臭、無味のアルカリ性単純温泉、ツルツル感はある、マーマーのお湯。
その他:狭い場所にイロイロ詰込んだ感は否めず落着かない。八高線:小宮ー八王子他を歩いた帰りに訪問。 



    いこいの湯:多摩境店  2004年10月27日(水)訪問 
                           13:21〜15:02在 優待券使用(平日料金:¥700)

場所:丘陵の端に位置する京王相模原線:多摩境駅から南に伸びる広い自動車道に入り、橋本市街、その背後の丹沢山塊を眺めながら歩くと約20分で到着、帰りは丘の下を行く町田街道に出て横浜線の淵野辺駅を目指したが、約40分所要、途中、麻布(獣医)大校舎の手前で右に矢部駅方に進めば5分ほど早いだろう。
建物:丘陵の一部を削った中々豪華な平屋建て、思ったより狭い、駐車場は広い。
浴室:主浴槽、日替り湯、ジャクジー、寝湯、サウナと全て揃っており、露天風呂は丘を背にする、長方形の水風呂は90C程で深い、主浴槽と露天風呂のみが源泉使用で、後者だけ掛け流しと断り書きあり、仕切りが設けられた洗い場は31もあった。 
お湯:薄茶色、どうにか人肌が見える、石油というか微鉄分の匂い、無味でツルツル感は無い、ナトリウムー塩化物温泉、湧出量は438L/分と多い。
 いこいの湯:多摩境店
その他:優待券を抽選で入手、開業前のお披露目会に行った、やや混雑しており、入場者も取引先なのか背広を着たサラリーマンも多かった。


    横浜温泉:チャレンジャー  2005年2月18日(金) 本曇り  13:34〜14:15在 ¥500 


 この奥は農家、緩斜面の畑地、樹林が小展開
場所横浜線十日市場駅から環状4号線を北方向に約2K余、霧が丘第一小三叉路に至る、自分は平行する住宅街の道を行ったのでここまで40分所要、左のバス道に入り更に12分で若葉台中央バス停に、なお十日市場駅始発のバスがここ迄5分間隔で走り便利、更に道なりに7〜8分丘の裾に下ると斜面に建つ特養「あだちホーム」がいかにもそれらしい格好で建ち、温泉はその隣、看板もあり迷うことは無い。 自分は駅から64分要した。
施設:館内は特養ホームの雰囲気が濃厚、従業員は皆親切。
主浴槽は2.5X8M位、それが普通の浴槽と気泡風呂に2分割され、他は4人分の寝湯だけ、露天風呂、サウナ、水風呂は無し。 
お湯:薄い黄褐色、僅かに石油の匂い、やや塩辛い、スベスベ感は無いと思ったが垢の出は多い、PH7.7、45℃、86L分、ナトリウムー塩化物泉、しっかりしたお湯で意外だった。
その他:立派な龍の彫り物が洗い場の方から睨むおじいさんの背が気になったが、立上るともう歩くのも間々ならないくらい、とたんに緊張がほぐれた。





                          根  岸  線      

            (1) 横浜ー洋光台 14.1K    1998年4月29日(水)快晴

 ゴールデンウィーク入りした土日は生憎天気が悪く 、家でじっとしていることに、、、その思いは誰も同じらしく、快晴に恵まれた今日は、まさに全ての人が家から飛出したような感じ、電車の混雑もかなりのものだった。
9:44 横浜駅東口を出発、なお横浜駅京浜東北線ホームは一番海側を占め、ホームを出るとすぐ急勾配を上りつつ左急カーブで東海道線から分れる、自分はその後を追って横浜中央郵便局脇を左に、駅弁横浜崎陽軒の結婚式場等入る本社ビルを見て過ぎ、程なく第一高島架道橋(0.4K)を潜り、高架線を左に見ながら進む、人通りの疎らな高架橋の辺りは健康増進センター等、やけに東京電力関連の建物が多かった。
9:48 東急東横線の高島町駅ホームを見て過ぎる、道なりに高架進行左手に廻り、駅を過ぎたらまた右手に戻りややこしい。
 この先は高架線路の右手下すぐを平行する国道16号線を行く、ビル、ガソリンスタンド等挟み15〜20Mの間隔で、全く同様規模の新横浜通りが右手に平行するが、ちょっと珍しい光景でもある。

   桜木町駅  2013年1月27日
10:14 桜木町駅着、高架島式ホームが2本、中線1本は両ホームから乗降可能、地平改札口が高架下に、神奈川県旅券申請センター最寄駅で、25年位前、新橋支店勤務時代は、週に数回同駅を利用したことも珍しくなかった。
 この先、16号線は進行左手に移り、右手には首都高速道が地平を進む、次駅まで営業キロで1K、勝手を知ったる自分は高架線路下の駐車場伝いに歩いて、
10:25 関内駅着、 高架相対式ホーム、
11:15 駅周辺をブラブラした後、出発、次駅まで900M、進行右手を行く、横浜スタジアムは駅から250M程、試合開始は14時からなのに、若者を中心に結構人が入っていく、ちょうど警備員の朝礼が始まった。
 右上高架線をEF6538が13両の石油タンク車を牽引して過ぎた。
 やがて次駅が近付くと今度は中華街入口の立派な門を、大勢の人がくぐるの見る。
11:30 石川町駅北口着、ホームは中村川(運河)に跨る高架相対式、3.8KP、ホーム前方に切立ったコンクリ法面の50M崖が立塞がり、山手トンネル(341M)の坑口がホーム端に近い 

    関内駅  2013年1月27日
   石川町駅  2014年3月17日 
 根岸方改札口横からすぐ細道で上りに掛かる、外人墓地等を巡る観光コースで、案内図が随所にあり、迷うこと無し。
 山手公園を過ぎると程なく、金網越しに下にトンネルを出た線路を見る、4.3K辺り、第一竹の丸トン(406M)に入る100M程の明り区間だ。
 この先道は下り坂、やがて階段道となる、住宅も丘上の高級住宅街から見ると小振りに変る。
 麓近くで振返れば丘を貫くトンネルが見え、「明治後期の完成で、これで関内の商人が根岸に居を構える様になった」との案内もあった。
 
 トンネルから続く自動車道を少し行き、駅入口信号を右折、商店街の小道を600M、短時間の内に線路からかなり離れていた、、、
12:06 山手駅着、高架相対式ホーム、5.1KP
あり、駅西側は丘陵地で坂道多し。
 この先は小住宅の並ぶ坂の多いうねる小道を進む、線路方向に歩いている積りだが、方向感が定らず不安だ、線路は駅から300M程で矢口台トン(612M)に、内で緩い長大カーブを描き西に方向転換。
 突然海岸段丘の端に出る、崖下に通ずるのは細く急な坂道、つづれ折れに短区間で何度も折返す、岩間から沁み出す清水が流れを造り、大木が鬱蒼と茂り、下まで標高差50M、束の間のハイキング気分を味わう。 

   山手駅  2014年3月17日  

   根岸駅   2013年10月12日
 下まで降りると高架線路が見え、程なく広幅の自動車道に出て、海側に高架線、右手100M、住宅街を挟んで海食崖を見ながら進む、横浜赤十字病院が高架と道路の間を占めるのは、駅から7〜800M地点だ。
12:44 根岸駅着、地平島式ホーム1本、7KP
あり、当駅から神奈川臨海鉄道が本牧埠頭まで結び、海側に貨車留置線が多分11本見える。 
12:57 先刻の国道に入り、掘割川を渡ってすぐの八幡橋信号に、駅から800M程、右手の海食崖はこの運河手前で川沿いに後退。
13:10〜13:40 横浜市電保存館を見学。
 信号から徒歩約15分、実は自分は横浜市電乗車経験が無いのだが、なかなか面白かった。
13:55 八幡橋に戻り、掘割川沿いに南下して来た16号線を西に、大型トラックが多いなか、西日をもろに受けながら2K近く頑張り、
14:17 磯子駅着、地平島式ホームの橋上駅、9.5KP立つ。 
 更に国道16号線を進む、道路の右手は11階建てマンションが建ち並び壮観、車道との間の生垣が2M余に育ち、走行音は聞えるがクルマの姿は全く見えず。
 マンション群が生垣と共に姿を消した放水路鉄橋(10KP辺り)を越すと、左手海側に石川島、東芝の広大な諸施設が現れ、

   磯子駅  2013年10月12日

   新杉田駅
14:44 新杉田駅着、出改札口は2階、相対式ホームは3階レベルに位置、これはこの先海岸に迫った丘陵を抜けるための高度調整だろう。
15:05 駅ビル軽食店で一休み後出発、産業道路の続きを行き、程なく高架線を潜る。
 杉田第一トンネル(123M)坑口下の神社前まで行ってみたが、丘上の高級マンションに上る道は無く、少し戻ってトンネル内の線路に平行すると思しき平地の小道に入る。
 この先線路は、丘と小谷が連続する、アップ&ダウンの多い地形をトンネル、切通しを多用して串刺しにするので、平行道路は殆ど無い。
 しかし、意外と早く京急の地平踏切が見え出し、 
15:25 京浜急行杉田駅着、相対式ホームの橋上駅は、狭い土地に無理やり嵌め込まれた感じ
 さらに京急線路と直角に東方向、つまり線路方向に進む道を緩く上る、最初は商店街のこの小道、県道22号線とあるが本当かな?
 やがて丘と丘の間のいわゆる谷戸に出ると見通しが利き、左手に線路が見え、それを潜って一段と広幅の新しい環状3号線に入るが、程なくトンネルなので、階段で右手の住宅整備公団団地に上る、この辺り築15年位、落着いた中産階級の寝ぐらといった感じ。
 洋光台第2小前から東京ガスの支店を過ぎ、適当に歩いていると駅前に出た。

  京浜急行:杉田駅  2011年1月26日 
  洋光台駅  2016年5月28日 16:04 洋光台駅着、14KPのある島式ホームが掘割内に、駅舎は掘割に蓋をした様に収まる
 線路は根岸方に400M程掘割を行き、杉田第4トンネル(213M)に入り、大船方も掘割を300M程で矢部野トンネル(206M)。
  





      (2) 洋光台大船 14.1K    1998年7月2日(木)快晴 年休

10:05 洋光台駅を出発、掘割左手上の平行道を250Mも行くと矢部野トンネル、長さは200M程だが途中でトンネルを跨いだ様で、線路が再び現れたのは道の左手。 
 左右に走る横浜横須賀高速道沿いに左折、線路下を潜り、金港タクシー営業所角でまた線路を右手すぐに見る道に入る。高速を高架が跨ぐのは14.85K辺りだ。
 横浜銀行、郵便局などを過ぎると駅はもうすぐ、 
 駅周囲には相鉄ローゼン、ダイエー、高島屋等があり、路線バスの系統も多く、洋光台よりは一段と賑わっている街だった。 
     
   港南台駅 2016年5月28日 10:33 港南台駅着、島式ホーム中央部にくすんだ16KP、根岸方の港南台トンネル(105M)は3両分がホームに掛かり、駅舎のある人工地盤を挟み大船方3.5両分が掘割の下という入組んだ状況にある。標高40.2Mは同線で最も高い。
 掘割線路右手上を300M、16.3Kから入る日野第二トンは1181Mで同線最長。
 程なく道なりに右手に進み、鎌倉街道に出て左折、ちょっと行って右折、日野南信号に至る。ここまで典型的な都市サラリーマン住宅街を来たが、傾斜のきつい坂道の多い地区で、クルマが無いと年寄りにはきついと思う。
 線路から700M程離れてしまった様で軌道修正、下り坂を適当に歩き、線路に近い本郷養護学校信号に至り一安心。
 すぐ小隧道を2つ続けて抜け、架道橋で線路左手に移る、この辺り起伏が急で、線路は鍛冶ケ谷トンネル:17.85〜250M長で抜ける。
 先刻日野南地区の丘上からも目立った地場スーパー前を過ぎ、
11:20 本郷台駅着、高架島式ホーム、18.5KP
あり、南側に電留線6本、標高24.3M、線路はホームを挟み連続下り勾配。
 さて次の終点大船は、南西方向に直線で2.3Kだが、線路はほぼ西方向に進み、後半700Mくらいは左長大カーブを下り、東海道本線と20.5K地点で合流、あと1.3K完全平行して大船駅に至り、三角形の2辺を辿る線形は相当の遠回り、当然線路近くには近隣連絡用の小道が断続的にあるだけ、南に落ちる緩斜面のあまり纏まりの無い住宅街歩きに手こずった。 

  本郷台駅  2013年10月12日  
 適当に道を拾って歩いていると、小菅ケ谷地区から「いたち川」の岸に出てしまい、また小起伏のある緩斜面の小道で、農家が数軒残る畑中も抜け、高架線近くまで戻る。
 スイミングクラブから、豊田高校の校舎とグランドを道の両側に見て過ぎ、昼休み中の大勢の工員で活気のある工業団地に入り込む、ファンケル化粧品の施設が目立つがその先には行けず、そうかといって線路進行山側にも回れず、同じ道をスイミングクラブまで戻され、高架線下の側道で再度大船駅を目指すがこれも行止る。
 戦意喪失して、すぐ先に見えている県道跨線橋は諦め、根岸線合流地点の20.5KPより約400M横浜寄りの狭小跨線橋まで押し戻され、やっとのことで線路反対側に出る。
 後は柏尾川沿いに歩けば大船駅だが、この辺りは東海道本線の領分なので重複を避ける、

  大船駅西口連絡橋より、2016年5月28日
13:08 大船駅に辿り着く、根岸線用ホームはいちばん海側、根岸方に21.8KPあり、本郷台から営業キロで3.6Kに90分余を要し、疲れました、、、